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学校のトイレ研究会

学校のトイレ研究会という組織があるのはご存知でしょうか?

私の妄想でも、私が個人的に作ったちっぽけなグループでもありません。😅

ちゃんとした職業人がすごく真面目にトイレを研究している、れっきとした組織です。

『学校のトイレ研究会』

イメージ的に「臭い」「汚い」「暗い」「怖い」と言った学校のトイレを、どうしたら綺麗にできるか、どうしたら子どもたちに嫌悪感なく使ってもらえるトイレにできるかなど、使う子どもたち本位で、様々な研究、検証、実証を行っている至極真面目な組織です。

子どもたちへも繰り返しアンケートなどで調査を繰り返し、トイレについての意識を探っています。

実際のところはご紹介したホームページを見ていただくとして、最近取り上げられるテーマで、時代を感じさせるのは、LGBTの問題です。

昨今、学校のトイレもバリアフリーを求められ、車椅子の方であっても、人工肛門の方であっても、健常者であっても、誰もが平等に使えるトイレの設置が進められています。

しかし、実際バリアフリートイレが設置されていたとしても、大きな個室は問題を抱えた児童が閉じこもってイタズラするから使わせない、と教員で決めて閉鎖しているところも珍しくありません。
必要な人が来たら開けて使ってもらえれば良いのだと、そんな感覚です。

しかし、LGBTとなると、目に見えて判る問題でもなくなります。
心の問題になるからです。

小学生の内から、性別の違和感を抱える児童にとっては、同性と一緒にトイレに入ることは嫌悪感しかなかったりします。
その数はかなり少数とは言っても存在するので、否定することはできません。

「男性トイレの個室へもサニタリーボックスを置いて欲しい」
そう言った要望も、最近実現されるようになってきました。

「バリアフリートイレ」=「誰でもトイレ」は「いつ」「誰が」使っても「誰も気にしない」「気にならない」場所にする必要があります。

そう言う場所であるように、私は毎日、淡々と、他のトイレと同じように清掃をする。それだけです。


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