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ヒストリック:8/6のナーフによるボロエネと環境への影響

割引あり

注:本記事は全編無料ですが、試験的な投げ銭用に有料部分を設定しております。



皆さん、こんにちは。

以前の記事でも触れていましたが、先週にボロエネ関連カードのナーフが実施されました。


ヒストリック関連のプレミアムプレイがしばらくないので、ヒストリック記事の需要が無いと思いきや、まさかの来月のウィークエンド予選のフォーマットがヒストリックらしく、需要が降ってわいてきました。
そんな訳で筆を取っております。

今回はナーフの影響をボロエネ目線、環境目線でそれぞれ書いていこうと思います。


来月の予選に向けて役に立つ事だけを知りたい方は、2.から呼んでもらえればと思います。







1.事前のナーフ予想


私は事前のナーフ予想として、以下の2パターンを予想していました。



パターンA:MH3のレアをナーフしたくない

«電気放出»、«色めき立つ猛竜»、«ゴブリンの砲撃»





MH3のレア、神話をナーフすると、ユーザーの反発も強いですし、MH3の売り上げが減るよね…っていう大人の事情です。

アリーナのナーフ傾向から、こちらが本命だと思っていました。

«電気放出»は、ボロエネナーフ後に強いジェスカイコンを抑える意味合いもあります。




パターンB:強すぎるカードはナーフ

«電気放出»、«オセロットの群れ»、«色めき立つ猛竜»、«ナカティルの最下層民、アジャニ»




MH3産のぶっ壊れ3枚のナーフです。

カードパワー的には、この3枚が妥当かなと思っています。

除去関連も強いですが、そこら辺は代用品がそこそこありますし、直接的な勝ちには繋がらない為、ナーフの必要性は余りないと思っています。

この場合、«電気放出»は完全にジェスカイコンナーフの為です。



どちらの場合にせよ、«オセロットの群れ»、«色めき立つ猛竜»、«ゴブリンの砲撃»、«ナカティルの最下層民、アジャニ»等のデッキの中核のカードがナーフされ、ボロエネ(+マルドゥエネ)というデッキの中核が完全に無くなると思っていました。


しかし、蓋を開けてみると…





«オセロットの群れ»はクリティカルですし、«電気放出»はジェスカイコンも考えれば当然ですが、全体的にボロエネの屋台骨が残る形となりました。



因みに、これは完全に余談なのですが、Mtgアリーナにおいてスタン産、アルケミー産のカードがナーフされたことはありますが、ヒストリックアンソロジー等の直接ヒストリックに向けて作られたカードがナーフされたことはありませんでした。

MH1、2の強過ぎるカード、おとぎ話カード等は強過ぎるカードが事前に禁止されていた為です。

この流れを踏まえると、事前禁止をした上でヒストリック向けに導入されたアリーナ版MH3からナーフが出たのには、個人的に驚いています。

全てのカードがナーフされる可能性に怯えなければなりません…。





2.ボロエネ目線でのナーフ


«オセロットの群れ»


今回のナーフで1番インパクトが大きいです。

ほか2枚に比べると、こいつだけは替えが効かないです。(この枠に入れるカードが間違いなく弱くなる)


頻度は高くないながら、1~2tの導き手+オセロット×2やオセロット×3等の序盤のブン回り(勝ち筋)が1つ減りました。

ボロエネはこのカードが抜けた穴をどう補うか?が命題で、別な1マナ生物の採用や、ライフゲイン軸、マルドゥ軸にシフトする必要があると思います。


個人的に1番収まりが良さそうなのは、アルケミー産でナーフ経験を持つコイツ。



ナーフ後のヒストリックBO1イベントでこれを使い7勝しました


«ゴブリンの砲撃»も撃ち出す弾が減っている為、前とは使い勝手が違う事に注意が必要です。

少なくともボロエネの場合は実質的にナーフされており、個人的には2~3枚採用くらいに落ち着くのかなと思っています。


2マナ域の優先度としては、ルールス型とジェガンザ型共通で

①«ナカティルの最下層民、アジャニ» 4枚
②«色めき立つ猛竜» 4枚
③«ゴブリンの砲撃» 2~3枚
④«オセロットの群れ»含むその他

と考えています。




«電気放出»


ジェスカイコンを咎める意味合いも含めると、今回の中で1番妥当なナーフです。

これにより、エネルギーギミックを用いないデッキではほぼ《押しのけ》や《火遊び》の下位互換となります。



エネルギーシナジーがあるボロエネでは、4枚必須では無いものの、採用する選択肢には未だになり得ます。




«魂の導き手»

1番ナーフの影響が少ないです。

こいつ自身よりも、ベストパートナーの«オセロットの群れ»がナーフされた影響の方が大きいです。


2t目に能力を使うパターンとして、

A.導き手→導き手+1マナ生物
B.導き手→猛龍+アジャニor電気放出でタフ1を焼く

の場合、ナーフの影響で効果を使えなくなりました。





3.環境目線でのナーフ


そもそも、環境にどんなデッキが居るの?
に関しては、以下の記事を参照ください。


A.コントロール




ジェスカイコンは《電気放出》を失いましたが、《押しのけ》等他の1マナ除去の選択肢があります。

《オセロットの群れ》ナーフによるスピード低下、砲撃の弾数減のメリットの方が遥かに大きいです。


ナーフ後環境の《火の怒りのタイタン、フレージ》が強そうなこともあり、ポジションは良くなるかと思います。





B.祈りコンボ



《魂の導き手》がほぼナーフされませんでした。

《陽光浄化者》のメイン採用はもちろん、サイドの枚数も減りそうで、ポジションの改善度合いは1番大きそうです。




C.その他コンボ




採用カードのナーフはほとんど無く、除去として《電気放出》を採用していたデッキも、《押しのけ》で基本的に問題ありません。

《陽光浄化者》のような、ボロエネメタに割かれていたカードが対コンボ用に割かれそうで、前より少し立ち位置悪くなりそうかなと思います。




D.ウィザード


アッパー調整はずっと続く謎


苦手なボロエネのナーフ、ブルームバロウでの多数のウィザード追加により、明らかに増えてきています。


地力は高いデッキですし、サンダージャンクション以降は多数の強化を貰えてはいます。
とはいえ、ナーフ後ボロエネよりも強いか?と言われると、個人的には疑問を感じてしまいます。


一時的な流行りなのか、それとも【ホンモノ】なのか、これからの動向に注目です。






おわりに


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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