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「ダーティハリー」における「44マグナムの謎」。

クリント・イーストウッド主演「ダーティハリー」といえば、愛用の拳銃「44マグナム」がトレードマークですえ。そこで、謎がひとつ。第一作目のラストで、ベトナム帰りの変質者・スコルピオを44マグナムで打ち抜いて倒すんですが。

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この動画を観てください。

マグナム拳銃でスイカを撃つと、粉々にふっとぶんですね。この理屈からいうと、第一作目の「ダーティハリー」でサイコパス野郎・スコルピオは胸の部分が無くなっていても、おかしくないわけです。

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「おかしいなぁ、おかしいなぁ。44マグナムなら、犯人が身体欠損を起こしてもおかしくないのになぁ」

そんなある日「ダーティハリー2」だか「3」「4」だかの「英語版」を観ていたら、冒頭で「マグナム44、世界で最強の銃だ。おれの相棒は<警察用の特殊弾丸>を使用している」とかいうナレーションが入っていた。

「ルパン三世」以来の山田康雄のファンなので、日本語吹き替え版ばかり観ていたからわからなかったのだ。

ハリー・キャラバンの使っている44マグナムの「弾丸」は、命中率をアップさせるために「火薬の量を減らして」いるのである。

あぁ、だから、スコルピオは身体欠損を起こさなかったのね。

ひとつ賢くなった、私でした。



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