【読書】📖『永遠なる「傷だらけの天使」』を読む。DVDを観直したくなるほど、愛情に溢れ、深く分析・検証されている。
この本では、企画のはじまりから、主役選びまで、詳細に取材されている。
まあ、ショーケンと水谷豊が決まった時点では、かなり「シリアス路線」のドラマをつくろうとメインライターの市川森一さんは想定していたようだが…。
市川さんと一緒に円谷プロで「怪奇大作戦」「ウルラシリーズ」をつくっていた天才名脇役の「岸田森」さんをキャスティングしたところで、この番組は日本では珍しい「アクションコメディー」と化けた。
岸田森さんは、ショーケンと水谷豊に、「森(しん)メソッド」とでもいうべき演技指導かつ生活指導を行った。
おかげで、ショーケンと水谷豊の演技の幅が大きく拡がった。
いま、50〜60歳代の男性なら、みんな知っているであろう、岸田森のカツラをとってヤクザに詫びるシーン。
実相寺昭雄監督「あさきゆめみし」で阿闍梨を演じる岸田森は、頭をツルツルに剃っていた。
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とにかく、「傷だらけの天使」のファンなら、ご一読をおすすめします。
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