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【訃報】1960年代のポップスシーンを飾ったバート・バカラック逝く。94歳。映画「カジノロワイヤル」のテーマ曲は大傑作!

あー、オールディーズファンにとって、またもや悲しいお知らせです。
1960年代のアメリカン・ポップシーンで大活躍したバート・バカラックさんが自然死で94歳でお亡くなりになりました。辛い・・・。

1972年のバカラック。

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映画「明日に向って撃て!」の挿入歌「雨にぬれても」の作曲などで知られる米国の作曲家、バート・バカラック氏が8日、米ロサンゼルスの自宅で死去した。94歳。自然死という。複数の米メディアが伝えた。  1928年5月12日、米ミズーリ州カンザス・シティー生まれ。作詞家のハル・デービッド氏とのコンビでヒット曲を量産し、代表曲に「小さな願い」(ディオンヌ・ワーウィック、アレサ・フランクリン)「ウォーク・オン・バイ」(ディオンヌ・ワーウィック)「遙かなる影」(カーペンターズ)などがある。
映画音楽も数多く手掛け、1969年公開の「明日に向って撃て!」の「雨にぬれても」で第42回アカデミー賞主題歌賞、81年「ミスター・アーサー」の主題歌「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」では第54回同賞の歌曲賞を受賞。「何かいいことないか子猫チャン」「アルフィー」「007/カジノ・ロワイヤル」(67年)などの音楽も担当し、「恋の面影」などの印象深い楽曲を残した。  エルヴィス・コステロとのコラボでも知られ、98年にはアルバム「ペインテッド・フロム・メモリー」をリリース。2008年にはグラミー賞永年功労賞を受賞した。

スポニチ・アネックス 2月10日配信より引用

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■それでは、私の好きなバカラック作品をご紹介いたしましょう。

⇑シュレルズの「BABY IT'S YOU」。ガール・グループの名曲。

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⇑ コメディアクション映画の名作「カジノ・ロワイヤル」のテーマ曲。演奏は、ハープ・アルバート&ティファナブラス。これまた超名曲。ハル・ブレインのドラムがイイ!

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⇑ 同じく「カジノ・ロワイヤル」の挿入歌、ダスティ・スプリングフィールドの「LOOK OF LOVE」。

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⇑ ニューシネマの名作「明日に向かって撃て!」のテーマ曲「雨にぬれても」。歌うはBJトーマス。

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⇑ ジーン・ピットにー「恋の痛手」。

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⇑ 西部劇「リバティ・バランスを撃った男」。歌うはジーン・ピットニー。軽快なテンポ。心ウキウキする意外な転調の繰り返し。バカラックにとってもピットニーにとってもベストワーク。

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⇑ 日本でバカラックの影響を強く受けた作曲家といえば「筒美京平」さんでしょう。とくに、いしだあゆみ「恋はそよ風」(1969)はポップス好きなら絶対に一度は聴いておくべきでありましょう。

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心から、ご冥福をお祈り申し上げます。



あ、この曲を忘れておりました。

⇑ ダスティー・スプリングフィールド「Wishin' and hopin'」。この独特の「転調」こそが、バカラックの際立つ個性であります。ちょっと、テンポを早めたり遅くしたりするのもステキ。名曲です。

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