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今日は、「3.11」。福島第一原子力発電所が大爆発を起こし、メルトダウンした日。13年経っても、「原子力非常事態宣言」はいまだ、解除されていない。

関連死を含め2万2千人以上が犠牲となった東日本大震災は、11日で発生から13年となる。東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故などの影響で今も、全国で約2万9千人が避難生活を送る。先月、同原発を視察した本紙記者は、震災の痕跡と道半ばの廃炉作業を目の当たりにした。

船が家の上に乗るほどの大地震&大津波。それが、原発にも襲いかかった。


 青空の下、むき出しになった骨組みの鉄骨がひしゃげていた。福島第1原発の1号機。近くでは、白い防護服を着た作業員数人が列になって歩いていた。かつて首都圏の電力需要を支えた原発敷地内の一部は今も、特別な装備を着て入る必要がある。

住民はいまだ故郷に帰れない・・・。


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