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#邦画
東宝「赤頭巾ちゃん気をつけて」を鑑賞する。1970年安保で、東大は受験中止。そんな社会的なことよりも、主人公は恋人のことで頭がいっぱい…楽園じゃねえか!
・・・『赤頭巾ちゃん気をつけて』(1970=昭和45年、監督:森谷司郎)。 . 原作は、芥川賞を受賞した庄司薫の同名小説(1969年)。世は、東大安田講堂事件などの学生運動の嵐か吹きすさぶ1969年の2月9日。 その日の朝、日比谷高校に通うノンポリ受験生、薫は、志望していた東大の受験が流れることを知る。 そして同時に訪れる、愛犬の死。 そのとき薫は不注意で足の爪を剥いでしまう。幼馴染の由美、東大に通っていた次兄の元恋人の女医、クラスメートで文学青年の小林らと薫が過ごす、
【ハンセン病をテーマにした傑作】豊田四郎監督「小島の春」【キネ旬一位】
【1940年キネマ旬報日本映画ベストテン 第1位】 『夫婦善哉』『恍惚の人』などの豊田四郎監督が小川正子の同名手記を映画化した作品。 まずこれがハンセン病についての映画だということを全く知らなかったので驚いた。 一旦この映画が持つテーマ的危うさは置いといて映画としてみると、元の手記をどの程度脚色しているのか分からないが、よくできていると思う。夏川静江演じる医師とらい病患者とその家族の交流、村人たちとの関係を上手く描いている。 島の美しい景色や文字の表現、モンタージュなどの技法を用いて飽きさせない映画になっている。 一方でこの元の手記やこの映画自体、無らい県運動に加担したという批判もある。無らい県運動とはらい病患者を故郷や家族から引き離し、専門の病院に隔離する政策のこと。 実際この映画でも病院はユートピアで、行かないのは我儘だという価値観があるようで背景を知らない人が見ると間違った先入観や差別意識を持つ恐れがある。今ではハンセン病は特効薬があり治る病気であり、感染力自体も非常に弱い。 ただ、豊田監督はらい病患者の家族の哀しみに焦点を当てているようで、隔離政策万歳!という姿勢ではないように思える。
『シン・ウルトラマン』本編冒頭映像 期間限定公開
「東宝MOVIEチャンネル」にてプレミア公開。 5月27日(金) 20:00〜5月29日(日) 19:59まで48時間限定公開されます。 ・・・ https://youtu.be/cISjYRdXuNc ・・・ 大ヒット御礼企画として、 5月27日(金) 20:00から5月29日(日) 19:59までの48時間限定で、 映画本編冒頭映像1分17秒が公開されることが決定した。 この冒頭では、日本に禍威獣が次々と現れ、それが日常化していく、 “前史”が描かれ、ウルトラマンシリーズの “原点”へのオマージュ・リスペクトが散りばめられた、 スピーディな展開と底知れない高揚感を感じさせるものとなっている。 しばし、お待ち下さい!