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1960~1990年代の「サブカルチャー」について。

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1960~1980年代の「サブカルチャー」についてご紹介いたします。音楽なら、テクノポップから筒美京平、大滝詠一など。シティポップからGS、アイドル歌謡曲まで。アート、文学。ゲー…
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#ポップス

【ポップス】💌大滝詠一『Pap-pi-doo-bi-doo-ba物語』と、フランキー・アヴァロン『恋のラストネーム』を聴き比べると…

◉大滝詠一「Pap-pi-doo-bi-doo-ba物語」 ◉フランキー・アヴァロン「恋のラストネーム」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ #ナイアガラ #ナイアガラサウンド #大滝詠一 #ロンバケ #Pap-pi-doo-bi-doo-ba物語 #フランキー・アヴァロン #恋のラストネーム #似ているのかな #ポップス #ポップス発掘 #名曲発掘

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【わかりやすいポップス】ドアーズ「タッチ・ミー」・・・テンポ良し、メロディ良し、歌唱良し。鼻歌で歌えるドアーズの傑作。

ドアーズというと、コッポラが「地獄の黙示録」で「ジ・エンド」を使ったおかげで、「な〜んか陰気臭い、よくわからん難解な音楽をやるバンド」といった 悪いイメージがつけられてしまいましたが、実は、「わかりやすい」「売れ線」の ポップスもたくさん発表しているのです。 「タッチ・ミー」(Touch Me)は、ドアーズが1968年に発表したシングル。 4枚目のアルバム『ソフト・パレード』(1969年)からの先行シングルとして発表され、B面「ワイルド・チャイルド」も同アルバムに収録された。チャート最高位は、『ビルボード』誌で3位、『キャッシュボックス』誌では1位。 作詞・作曲はギタリストのロビー・クリーガーによるが、シングル盤のクレジットでは、メンバー4人の共作ということになっていた。歌詞の内容は、クリーガーの夫婦喧嘩が元になっており、当初は「ヒット・ミー」という仮タイトルが付いていたが、ジム・モリソンが難色を示したため、タイトルと歌詞が変更された。プロデューサーのポール・ロスチャイルドのアイディアで、ブラス・セクションとストリングスが加えられた。(ポール、大正解だよ!) 日本ではなんと、GSバンド「ザ・スパイダース」がカバー。堺正章が歌っています。でも、ちょっとねえ・・・。 ちなみに私はレイ・マンザレックのオルガン(ピアノ)が好きです。

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【THE FIRST TAKE】爆風スランプ - Runner

今年メジャーデビュー40周年を迎えるにあたって再集結した爆風スランプが初登場。 披露するのは、リリースから30年以上経った今でも高校野球の応援歌で演奏されるなど、時代と世代を超え親しみ続けられている国民的ヒットナンバー「Runner」。

【ロック】🎸ローリング・ストーンズ、パニーニ社によるトレーディングカードが発売されることが決定。

ザ・ローリング・ストーンズは世界最大級のトレーディングカード企業であるパニーニと提携して、バンドのトレーディングカードを発売することが決定している。 これは今年4月から7月にかけて行われた『ハックニー・ダイアモンズ』の北米ツアーを記念したもので、パニーニの『プリズム』というブランドから発売される。 トレーディングカードは「カラー・ブラスト」という色彩が広がる上にミック・ジャガー、キース・リチャーズ、チャーリー・ワッツ、ロニー・ウッドの4人のメンバーを配したものを皮切りに、

【ポップス】🥁1960〜1970年代の名曲は、 『ハル・ブレイン』のドラムなしには完成しなかった。レッキングクルーの親分の名作を!

ハイ!今回は、ついてこれない人は寝ていていいですよ。 アメリカンポップスマニア、オールディーズマニア、ロックマニア、洋楽ファンの方だけにお贈りする「お中元ギフト」でございますから。 「ハル・ブレイン」「フィル・スペクター」「レッキング・クルー」「カーペンターズ」「ビーチボーイズ」「バーズ」「島倉千代子」「ティファナブラス」「フィフス・ディメンション」「サイモンとガーファンクル」と聞いて、ピンっ!ときた人だけお読みください。 ◆◇◆ ハル・ブレインの名前を知らなくても、こ

【洋楽】祝!来日!シカゴ、入手困難となっていたあの名ライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』が待望の復活! 2024年9月18日に発売。

♬ ろ〜りんぐすと〜んず サンタナ シカゴ〜 ♬ 西郷輝彦「ローリング・ストーンズは来なかった」で有名な、シカゴが来日するのだとか。 偉大なる伝説的ブラス・ロック・バンド、シカゴ。今年9月に開催される来日公演を記念して、彼らが1972年に大阪で行なった来日公演の模様を収録した2枚組ライヴ・アルバム『ライヴ・イン・ジャパン』が、ジュエル・ケース・パッケージ仕様2枚組CDとなってここに再登場! 1972年に日本限定という形でアナログ盤でリリースされ、その後1996年にCHIC

【ポップス】👮‍♂『警察官&刑事・歌謡曲』の歴史と変遷。公務員をテーマにした歌があっても、いいじゃないか!

と、書いてから、ネットをいろいろ調べたものの、あんまい無いんですよねえ、「警察歌謡曲」。まあ、いきなり、ここからいきまひょか。 ・・・ ■「若いお巡りさん」歌:曽根史郎。1956年。(作詞:井田誠一、作曲:利根一郎) ♬ もしもし ベンチでささやく おふたりさん    早くお帰り 日が暮れる   野暮な説教 するんじゃないが    ここらは 近頃 物騒だ   話のつづきは あしたにしたら   そろそろ 広場の 灯(ひ)も消える   ♬ はっきり言って、野暮な説教である

【ポップス】🎤韓国人が松田聖子「青い珊瑚礁」に熱く反応する理由とは?

韓国で、「青い珊瑚礁」のカバーバージョンが、ついに第一位になった。 K-POPガールズグループ・NewJeansのメンバー「ハニ」が東京で歌った松田聖子の「青い珊瑚礁」の余波がいまだに韓国で続いている。 韓国最大の音楽チャート「メロン」に828位で初登場した同曲は、7月に入ると200位台、7月20日時点では114位と急上昇。 韓国カラオケ機器大手・クムヨンエンターテインメントの日本曲チャートではついに1位を獲得するほどだ。 日韓の音楽事情に詳しいエンタメライターがこう

【英国】🎸『ビートルズ vs. ストーンズ: 60年代ロックの政治文化史』、9月に発売決定!

これは、また、うれしい出費になりそうだ。 ビートルズとローリング・ストーンズ。 両者は良き友人だったのか、それとも油断ならぬライバルだったのか。 気鋭の歴史学者がたしかな実証に基づき描き出す、二大バンドの新たな物語。 NYタイムズほか各紙で取りあげられて全米で話題となり、各国語に翻訳されたジョン・ミクミライアンの著書『Beatles vs. Stones』(2013年)の日本語訳版『ビートルズ vs. ストーンズ: 60年代ロックの政治文化史』がミネルヴァ書房から9月

【音楽】🎹大貫妙子と坂本龍一の共作『UTAU』。3週間、限定、劇場上映。

すばらしい映画だ。 『UTAU』は坂本龍一のインストゥルメンタル曲に大貫妙子が新たに詞を付けたり、坂本が歌っていた自作曲を大貫が歌ったり、大貫の定番曲を坂本が改めてピアノ伴奏に編曲し直したりという、二人の濃密な共同作業から誕生した作品。 スローなテンポの楽曲が並び、アルバム全体には凛とした空気感がみなぎっているのが特徴だ。 公演のオープニング「TANGO」から、そんな独特のテンションがステージ上に張り巡っていく。大貫のクリアーな歌唱がスクリーン上に定位する様は実に生々し

【ポップス】🎸ビートルズが、来年の「グラミー賞」に復活する可能性!?

ビートルズは、2023年11月に数十年ぶりの新たなシングル『Now and Then』で復活した。 本曲は、全メンバーが存命中に大部分が書かれ一部は録音されたが、長い間、録音のクオリティのために世に出されなかった。 しかし、最新の人工知能(AI)技術を駆使してポール・マッカートニーとリンゴ・スターが、ジョンの未発表のデモテープから声を抽出して、曲を完成させた。 1997年以降、ビートルズ関連の楽曲やビデオ、アルバムはグラミー賞にノミネートされ、実際に受賞もしているが、バ

【ナイアガラ】💿大滝詠一の『A LONG VACATION』、アナログレコードのカラーヴァイナル。8/7アンコールプレス決定。

1980年代の若者がみんな聴いた、『A LONG VACATION』のアナログレコードが、透明ブルーのカラーヴァイナル仕様として8月7日にアンコールプレス限定発売することが決定した。 大滝詠一の『A LONG VACATION』は日本国内だけで累計300万枚以上を出荷。 ロック、ポップ、ソウル、R&Bなどの要素を巧みに融合させジャンルを超えた独自の音楽スタイルを展開し、数多くのアーティストに影響を与えている。 エモーショナルなサウンドと歌詞は、発表から40年以上経過した

【作曲家】🎹GSブームが生んだ「三人・邦彦」…パート3『村井邦彦』。

村井 邦彦(むらい くにひこ、1945年〈昭和20年〉3月4日 - )は、日本の作曲家、音楽プロデューサー。アルファレコード(現在のソニー・ミュージックパブリッシング、およびソニー・ミュージックレーベルズ)創立者。 ザ・テンプターズ、ザ・モップス、ザ・タイガース、ピーター、赤い鳥、辺見マリ、トワ・エ・モワ、ヴィッキーらのヒット曲で知られている。 代表曲には「エメラルドの伝説」「夜と朝のあいだに」「廃墟の鳩」「朝まで待てない」「経験」「翼をください」「虹と雪のバラード」など

【作曲家】🎹GSブームが生んだ「三人・邦彦」…パート2『鈴木邦彦』。

鈴木 邦彦(すずき くにひこ、1938年3月1日 - )は、東京府出身の作曲家、編曲家。妻は元歌手の小野階子(おの しなこ)。 「三人・邦彦」のなかで、最も、旧来の「レコード会社専属作曲家」に近い性格の持ち主である。 慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部卒業。 学生時代は慶應義塾大学ライトミュージックソサエティに所属。 母が所有していたピアノを独学で習得し、学生時代からジャズ・ピアニストとして活動を始め、のちに「ザ・ヒットパレード」のバックバンドにも参