魂を分け合った愛しき人。

私の夢に出てくる人がいる。

いつだって顔は出てこない。


だけどいつだって

私を守るように

私を支えるように

私と一緒にいてくれる。


嫌な思いをしたり

悲しい出来事が起きても

夢の世界の中の私も

現世の私と同じで

顔にも言葉にも出さない。

ただ心の中でだけで

痛がってるだけ。


昨日の夢。

お祭りか何かだったのかな。

人だかりの中、

私は好きな男を見つけた。

声をかけるも、微笑みかけるも、駆け寄るも出来ない私。

彼は私に冷たい視線を送った。

そしてすぐに視線を外した。

もちろん一言も声を掛けてくれる事もない。

察して私はその場を離れた。

なんとも言えない気持ちで、

楽しかった頃を思い出しながら、

なんで…なんで…

そんな気持ちで、泣きそうになってた。


すると、

後ろから 私の手を誰かが握ってくる。


振り返ると、



あぁ…

と、安心と癒しが音になったような…

あなただったか…みたいな想いが合わさり音になった。


そして恐らくしばらく

彼が私の手を引いて歩いてくれた。


その彼は私の手の感触を味わうように

両手で私の手を優しく確かめた。


お前の手ってこんなだったんだな

もう大丈夫。ずっとそばにいる。

安心していいよ。一緒に行こう。


そんな感じだった。


多分、この男とは10年以上の付き合いだ。

一度も顔を見たことがない。

いつも見れるのは曖昧な後ろ姿だけ。

初めて会った日のことなどもちろん覚えていない。


だけど今日、

少しだけ知れた。


やっぱり顔だけは見せてくれないのだけど。

年齢は多分近いと思う。

すごく下でも、すごく上でもない。

身長は、恐らく170〜178くらいだと思う。

細くてスラっとした線の綺麗な男だ。

華奢ではない。健康的な細さだ。

髪の毛は短髪だけどツンツン系ではない。

何かスポーツでもやってそうな印象だった。


ツインソウル、ツインレイは

手の感触でわかるという。

私は度々、ツインレイと夢で逢瀬してるのかな。

もし実在するなら、会いたいな。

でも、今思えば、

触れ合ったのは今回が初めてじゃないかと思う。

いつも私を見つけてくれてありがとう。

いつも私を支えてくれてありがとう。

私が苦しい時傍にいてくれてありがとう。


あなただったか…

と思ったと言ったけど、

知り合いの中に近しい人はいない。

だから、

やっぱり現世の私はまだ出会っていない人だと思う。

きっと、

どこかの時空で、彼は生きているんだろう。

パラレルワールドのどこかできっと

彼もまた私を探してくれているのかもしれない。

私もあなたを探しています。

どうしたら会えますか?

知ってる方がいらっしゃいましたら

どうか教えて下さい。

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