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僕を知らない君

話し出すと止まらないんだ君は
お陰で僕は一度手に持った明日を
テーブルの上に置いた

急いで昨日に戻って
君を捜したけど

僕らが出会う前の君には
会えなかった

君の話はまだ
その出来事から二日目だから
まだまだ終わらないだろう

どんなに想像力を総動員しても
僕の知らない君には会えない

ドアが開いて
知らない人が入ってきた

そうだった
僕を知らない君は最初からいなかった


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