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ブランコの詩

公園のブランコで遊ぶ
子供たちを見てると

その景色に
心がやわらかく馴染んで
なんだか安心する

でもあんなに大きく振ると
ぐんっと迫って来た空に
飛び込んでしまいそうになって

だけど決して
手は離せなくて

しっかり握った手のひらの
鉄錆の匂いをよく嗅いだのを思い出した

あの頃
空はいつも青くて
雲はいつもふわふわだったのも
一緒に思い出して

泣きたくなった

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