遥香という名前について

『遥香』と書いて、ようこう、と読む。

別に、本名がはるか、でそれを音読みに直して、ペンネームとしている訳では無い。 これは、所謂、雅号というか、字というか、とにかく昔ある方から貰った大切な名前である。

字(あざな)というのは、間違った使い方かもしれない。
字は、成年後に付けられる本名とは別の名前なのだが、私にはそもそもその字を付けてもらえる資格がない。生まれながらにして。

なので、これはあくまで、ペンネームってことでいいのではないか、と結局のところは思う。

昔から文章を書くのは、嫌いじゃないし、億劫になるタイプでもなかった。ここ最近自分自身のことばで、文章を書くことが減ったので、ちょうどいい機会だと思って、ここにそれはざっくばらんに書いていこうと思う。所謂、執筆動機ってやつだ。かの有名な『土佐日記』の冒頭の一文のような。ただし、私が男か女かは正直どうでもいい話だ。今の世の中、男でも女でも、記事ぐらい書くのである。

別名として頂いた名前を活用しようと、そして、何かを書きたいなと思いながら、日々感じたこと、もしくは思いついた、『こばなし』を書いていきたいなと思っている。