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「天下の茶道具、鑑定士・中島の眼:『へうげもの名品名席』実見記」は茶道に興味のある人は必読です!

ごきげんよろしゅうございます。
骨董品が好きな人だけではなく、茶道のお稽古をしている人も興味がありそうな本を見つけました。

テレビ東京の「なんでも鑑定団」に出演され、
「これはよいお品です。よい物を拝見しました」
の台詞で有名になった、中島誠之助さんの本です。

安土桃山時代に見出され、名品として知られる茶道具、

茶碗
茶杓
茶室

についての歴史的な背景の解説と、名品を実際に見ての中島氏の感じ取ったことを書き綴るエッセイです。
初めて骨董の世界に触れる人にも伝わるように、かなり噛み砕き目線を合わせてあるので、するすると読み進めながら

名品をめぐる戦国武将達のドラマ
時代の美意識
品物が名物とされる理由

について理解が進み、「へうげもの」の時代の空気感が感じられる気持ちになります。
茶道は使われる道具の由来と価値を知ったほうが、より楽しみが深くなると思いますので、ビギナー向けの入門書にぴったり。

ちょっとマニアックな楽しみ方かもしれませんが、東京国立博物館のサイトでは、茶器の画像を見ることができます。
茶碗の画像は約200件ヒットしますので、じっくり見ながら知識を増やすことができてオススメです!


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