自分とは何者かを考えること
タイトルのとおり、自分とは何者かということで悩む人は多いのではないでしょうか。私自身も就活生の頃、悩んでいました。
この悩みに対して結論からいうと、2パターンの自分の答えが出ると考えています。1パターン目は本音の自分です。本音は、他者にはわからない自分です。2パターン目は建前の自分です。建前の自分とは何者か=誰かに自分とはこういう人間だと伝えるために自分というパーツを型に当てはめていく作業を行った結果出来上がった者であると考えています。
2パターンの自分を考えたときに、個人的には建前の自分をより深く考えるほうが幸せになれるのではないかと考えています。
本音の自分とは何者かということ
本音の自分とは先ほど他者にはわからない自分と記載しました。自分とは何者かを考えるにあたって、建前と本音の決定的な違いとは、言語化できるかどうかです。本音の部分は半分くらいは言語化できない、もしくは言語化できていても、ニュアンスが微妙に異なるものです。人に伝える事が難しい部分です。
もし、全てを言語化できる人がいるならば、その人はかなりの成功者、もしくはまだ本音の自分と向き合うことができていないかのどちらかです。
前者の場合、多くの人は人生をかけて自分を考え続けることに費やしているのに対して、その次のステップで人生を生きているので自ずと成功することを想像することは容易かと思います。
後者の場合、少なからず成功している方もいらっしゃるかと思いますが、どこかしらで違和感を感じていると思います。
本音の自分が何者かを考えることはすごく大切なことです。ですが、本当に幸せになりたいなら建前の自分の方にフォーカスして考えるべきです。
この部分の説明は後ほど詳細にしますが、言語化できないものに対して人間は実行ができないということが一番の要因です。
建前の自分とは何者かということ
建前の自分=自分というパーツを型に当てはめていく作業を行った結果とお伝えしました。そして、本音よりも建前の自分の方にフォーカスすべきともお伝えしました。考え方としては以下のようになります。
要約すると、本音の自分を土台に、建前の自分を通して他者とつながりを作っていきます。
では、なぜ建前の自分を重視すべきなのか?
答えは他者との関わりの中で幸せを感じる人が大多数だからです。これは、物心がつく前にすでに親を筆頭に周りとの関係性を構築していることからきています。
幸福を考える上で、他者との関係が絡んでくる以上、他者に対して自分はこういう人間なんです。と伝えるべきだし、伝わっていないと関係性は構築できないはずです。そのため、しっかりとした言語化された自分の姿を自分で語れる状態になっておくという意味で本音の自分よりも建前の自分にフォーカスすべきとお伝えしました。
自分を他者に語る準備
ここまで他者に自分を語る重要性を述べてきました。
ここからは自分を語る上での準備の仕方をお伝えします。ここでは建前の自分を考えることに向けて述べますが、作業をしていく中で「なんか言葉で言い表せないな〜」「言葉にするとしっくりこないんだよな〜」っていうことに思い当たると思います。それは本音の自分の一部でもあるので、忘れずに持っておいてください。
これからお伝えする方法は人それぞれのやり方があると思うので、あくまで参考程度に読んでいただけたら幸いです。
この作業をするときは、自分の好きな音楽や場所など、最もリラックスできる状態であんまり自分を思いつめないで、やってみたほうが良いです。
あんまり考えすぎちゃうと、かえって自分の本音の部分から遠ざかってしまうので、気楽に行ってみてください。
最後に
自分が何者かを考えて、人に伝えることはシンプルなことですが、人生で一番難しいことなんじゃないかと思っています。そして、日々自分は更新され続けますから、現在と過去の自分で相違があるというのも当然です。故に、自分が何者かということは人生を通して、考えることになってきます。
私自身も、まだまだ自分とは何者かということを探している途中です。
自分とは何者かということを考えていく中で、自分ってこう思っていたけど、実はこうだったと気付ける時が来ると思います。そんなときは「おっ、新しい自分に出会えた。やったぜ。」と自分を褒めてあげてください。自分を褒めることが積み重なって、自己肯定感が高まります。
Take it easy!
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