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YouKeyプロジェクト1期生メンバーインタビューvol.5_瑞菜さん

YouKeyプロジェクト(通称:ユキプロ)に参加する中高生の生の声をお届けする本企画。インタビュアーは中学一年生の関瑞季。今回は,新潟県立六日町高等学校2年の青木 瑞菜さんにお話を聞きました。

Episode 1. YouKeyプロジェクトへの参加

ー参加しようと思った理由は?
もともと,国際系の大学進学を考えていました。母が紹介してくれたことでYou Keyプロジェクトの存在を知り,チラシの「国際交流」という表記に興味を持ちました。当初は部活などで忙しいし,やらないでおこうかなと思っていたけど,学校にもチラシが届いて,それを見た時に「やっぱりやりたい!」と,思い参加を決めました。

ー初めて参加した時の第一印象は?
Zoom開催だったこともあり,緊張したけど楽しかったです。また,佑太朗さんと絵里香さんのコミュ力に驚きました(笑)

ーいろんな人と関わる中で大切にしていることは?
誰かと話したときに,もちろん全部聞くことも大変だけど,結局,限度があると思うので,特に印象に残ったことをメモしていく学んでいくスタイルを心掛けるようにしています。

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(写真:本人)

Episode 2. YouKeyプロジェクトの活動内容

ーYouKeyプロジェクトではどんな活動をしていますか?
国際支援チームに所属していて,今は「発展途上国の現状を伝える会」の開催に向けての準備を進めています。

ーその活動がした理由は?
当初は南魚沼市から発展途上国に物を送って支援をしたいと考えていました。しかし,途上国支援に関するドキュメンタリーやインタビューを重ねていく過程で,実は物資の支援が思いの外とても難しいことや場合によっては必要とされていないことも多いと知りました。そこで方向転換を図ることにしましたが,あくまでも「国際支援」というキーワードは失わずに持っていたことを強く覚えています。まず,国際支援の第1歩は発展途上国の実情を1つの側面からではなく,多角的に正しく知ること。そして,第2歩目がその現状に対してアプローチしていくことだと考えました。なので,まずは国際大学の留学生との交流会で出会った方の母国,南アフリカ共和国を対象国としてリサーチを始めました。その学びや発見を「現状を伝える会」で紹介します。

ー今まで活動してきた中で楽しかったことは?
基本的に全部楽しかったです!その中でも,特に11月に開催した,国際交流チームによる「おにぎりパーティ」で外国籍の方々と話せたのが自分にとって良い経験になりました。

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(写真:おにぎりパーティの集合写真,本人中段左端の青い着物)

Episode 3. YouKeyプロジェクトを通じた変化

ーYouKeyプロジェクトを通じた変化は?
自分自身が関わる人が増えた人で,今まで以上に興味関心の幅が広がりました。また,自分が好きなことに熱中することが出来るようになりました。

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(写真:国際大学の木村常務理事に南アフリカ共和国についてインタビューを行った際の様子,本人左から2人目)

Episode 4. YouKeyプロジェクトを通じて周囲へ

ーYouKeyプロジェクトの活動をして周りにどんな影響をあたえたい?
学校だと実行することに大変さを感じてしまう時があるけれど,You Keyホームで活動しているうちに,自分が心から楽しいと思うことや興味のあることを「探究」していくことは純粋に楽しいと気付きました。

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(写真:南アフリカ出身・国際大学2年生のTebello MohaleにZoomでインタビューした際の様子,本人上段左側)

Episode 5. 今、大切にしていること

ー活動を通して学校や将来に活かしたいことはありますか?あと、大切にしたいことはありますか?
学校では行動に移さず考えることだけで終わっていたけど,You Keyプロジェクトでは実際に行動に移せたし,それだけに留まらず実行プランを考えたり,データや声を集めたり,そして何よりも人に伝える大切さを学びました。これは是非将来に活かしたいです。

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(写真:共にプロジェクト活動を実践をする中高生のアミーゴと大学生メンターの集合写真,本人左から3人目)

Episode 6. 未来に向けて

ー将来の夢は見つかりましたか?また、繋がりましたか?
物事を1つのイメージや見方だけで決めつけない,また多面的・多角的な視点で様々な側面を見る事が大切だと学びました。将来の夢を考えることが苦手で,今はまだ決められていないけど,様々な人々と関われる仕事に就きたいなと思います。また,今年半年間をアミーゴの立場で過ごし,いつかは「メンター」側になりたい,そして地元に戻ってきて貢献したいという想いも持つようになりました。

ーメンター側になったら目標はありますか?
自分のユニットのメンターさんのような優しくて,アミーゴの意見を肯定して発展させてくれる人です。また,担当メンターさんが私たち自身にしてくれたように,アミーゴ達の意見・考えを自由に引き出してあげたいです。

ーこれからの活動予定は?
12月12日の午前中にに「南アフリカ共和国の現状を伝える会」を開催予定です。また,2022年になったら,国際大学生に向けたオールイングリッシュのマップ作成も手掛けたいと思っています。

ーどんな人にYouKeyプロジェクトに参加してほしい?
どんな子でも楽しめるし,最終的にはアイディアを出して,実行までやり切れる環境があるから,誰にもお勧めできます!!もっと他の中高生や友達がYouKeyプロジェクトを知るきっかけ,関わるきっかけ作りがこれからは大切だと思います。

ー来年YouKeyプロジェクトに参加する人に一言!

部活も勉強も両立しなきゃ…忙しい…ってときもユキプロは自分でスケジューリングできるから,最後までやり切ることが出来ます。それにやらなきゃいけないことが多くても細かく区切って1つずつこなせば必ず終わります。だから,「忙しい」ってことを理由に挑戦することを諦めないで欲しいです。

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(写真:9月25日の中間発表会を終えた後の1枚)

編集後記

瑞季の一言!
自分もおにぎりパーティーに参加したので、交流したことが良い経験になったということが共感できるな、と思いました。そして、今回のインタビューを通じて瑞菜さんがメンター側になるのが楽しみになりました。

インタビュー第6弾は新潟県立十日町高等学校2年の滝沢心さんにお話をお伺いします。お楽しみに!

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《YouKeyプロジェクトとは?》
YouKeyプロジェクトは南魚沼市を中心とした中学生・高校生の「やりたい」や「好き」を半年間かけてプロジェクトにして実践する課外活動プログラムです。新潟大学をはじめ多種多様な大学生も関わっています。また、本事業は南魚沼市の(一社)愛・南魚沼みらい塾と(一財)ファーストリテイリング財団が共同で実施しております。いつでも見学受け付けていますので、興味がある中高生、また保護者の皆様はいつでも気軽にご連絡下さい!

Email:youkey.mirai@gmail.com
Facebook:一般社団法人 愛南魚沼みらい塾
Instagram:youkeyproject


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