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【#おうち作問】はじめました。

※書き始めるとこだわってダラダラ書いたり消したりしちゃうので、30分極力書き直しなしで書き切りやす。乱筆ご容赦くださいませませ。※

最近「あるなしクイズ」を作るのにハマっております。きっかけはWSや体験授業など、単発のイベントでのアイスブレイクと時間つぶし。受付開始から授業開始までの15分くらいを楽しく過ごすためにホワイトボードに書き出したのが始まり。

それを今年の3月以降、オンラインWSでもやるようになりまして、毎週のことなので定期的に作ってるうちに気付いちゃったわけです。

「さてはこいつ、奥が深いな…?」

例えばこちら

どうですか?
(ここからネタバレ含みますので、解きたい人は解いてから読んでくださいね)

ーーーーーーーーーーーーややネタバレするよーーーーーーーーーーーー

これのどこが奥深いか。
”作る過程”にこそ真髄があります。

①日常の言葉の中に法則を発見する
 例)”あおり”の中に”青”がある。”城”は白に言い換えられるぞ。

②なるべく分かりにくくなるように言葉の肉付けや表記変更を行う
 例)あおり→煽り運転 城→ハウルの動く城

③類するor対になる言葉を考える(①の法則外かを検証する)
 例)あおり運転→スピード違反 ハウルの動く城→となりのトトロ

(④マニアックな知識がなくても、ひらめきで解ける問題かを確認する)

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これはラーニングピラミッドという有名な図なんですが、要するに「一方向の講義が一番学習定着率が低くて、他人に教える状況が一番学習したことが定着する」ということを示してます。

問題を作る=作問する、というのはピラミッドの一番下の段階。あるなしクイズの場合、いわゆる知識の定着とは違いますが、「言葉の共通点を探し」「法則を作り」「相手を惑わせるために想像力を駆使し」「最終的にはひらめきで解けるように整える」という作問の過程で行う作業は知的で創造的。重要なのは、上記作業があくまでも副産物であるということ。目的はあくまで「問題を作ること」。作っている最中はそんな知的だとか創造的だとか、小難しいこと考えずに没頭できることが大事です。

そして何より、問題を出した相手が「ぐぬぬ……」となったり「わかった!」となる瞬間の興奮はとんでもないです。快楽物質ドゥバドゥバ出ます。

「ひらめきで解ける問題に整える」って書きましたけど、それは割と枝葉の部分で、テーマは何でも良いんですよ。例えば「あるの方は全部でんきタイプのポケモン」とか「あるの方は2019年シーズンで打率3割以上の打者」とか「あるの方は実はアルカリ性の水溶液」みたいなマニアック知識に全振りしたような問題でも、作っている自分が楽しいことが何よりも重要。

……って別に教育者然とした記事を書きたかったわけじゃないのよ。

あるなしクイズにハマってますねん。ってそれだけの話。

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#おうち作問
で不定期にTwitterでつぶやいておりやす。あるなしクイズに限らず、迷路でも算数でも言葉遊びでもなぞなぞでも、なんでもOK。ゆくゆくは子どもが作った問題を子どもが解くムーブメントが起きたらいいな。。。なんて願いを込めておりやす。これを読んだ大人の皆さんも問題ができたら#おうち作問でぜひご投稿くだせぇ。ちなみにいまのところ私が投稿したやつはほとんど対大人用なので全力で肉付けして惑わしに行っています。れっつ、ちゃれんじ。

■うすきのTwitter


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