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サッカーと共に

お久しぶりぶりです。
まずは、24歳の誕生日を迎え沢山のメッセージありがとうございました。
1人の時間が多い生活の中で連絡をしてもらえる事は僕にとって嬉しく、頑張る活力になっています。
23歳は海外に挑戦し、幼い頃からの夢だったプロサッカー選手という道をスタートさせ、僕にとってとても印象深い歳になりました。

サッカーで生きる。


2人の兄に影響されて始めたサッカー、
その頃の思い出を振り返ることが度々ある。

どんな思いでサッカーにこれまで向き合っていただろう。

サッカー選手になりたい。
サッカーでお金を稼ぎ大好きなサッカーと共に生きて行きたい。 

本気でそう思うようになったのはいつ頃だろうか。
ふと疑問に思う時がある。


サッカーを始めたばかりの僕は
「サッカーをする事が好き」
この一言に尽きるだろう。


技術の向上、何よりも僕を夢中にさせてくれるサッカーで誰にも負けたくないという自分自身の為にサッカーをしていたに違いない。

口には出していたもののサッカー選手という明確な目標のためになにか行動をしていたとは思わない。
ただ好きだという単純な気持ちだけだった。

夢への挑戦


高校進学を機に、これまでより遥かに広い視野でサッカーをみることになった。


日本各地の強豪チーム、Jリーグ内定者、U世代別代表など
多くのチーム、選手と試合をすることで自分の実力を確認し、常に何が必要かを考えるようになった。


そしてこの頃から職業としてサッカーを見るようになり、プロ選手になりたいという明確な目標ができた。


高校を卒業し大学に進学するにあたり、1番優先して考えていたのはもちろんプロになることだった。


大学サッカーの中で最もレベルが高く、多くのプロ選手を輩出している、関東リーグの大学に進学することでより目標に近づくだろうと思い進学を決意した。


これまでの選択と違い多くのお金がかかる事も幼いなりに理解していた。それでも両親はもちろん背中を押してくれた。

葛藤の日々

だが、これまでとは違い結果が思うようについてこず自分の思い描いていた大学生活ではなかった。


多くの友人は大学4年になるにつれ当たり前のように就職活動を始めていった。


そんな中、これまでより将来の事について考える時間が増えたり、自分と向き合う時間が増えた中で、これまでのサッカー人生を振り返ってみて、いつしか僕の選択やサッカーをする事で両親に大きな負担をかけているのではないだろうか、目標を諦め一区切りをつけるべきではないか、そう考えるようになった。


自営業を営む中で、高校時代には、朝練に行くために朝5時に家を出て車で1時間かけて最寄りの駅まで送迎し、夜は10時にまた駅に迎えにいき、その後も夜遅くまで仕事をしていた。



大学進学時にも、九州や中国地方の大学ではなく関東に進学したことで、より多くのお金が掛かっていた。
だが、目標だったプロの道を目指すために常に寄り添い、僕の意思を最優先に聞き入れてくれた。


それでも結果がでず、目標から遠ざかっていたなかで、
サッカーをしていることに対する罪悪感と沢山の迷惑をかけた親への恩返しをしたいと言う思いから、サッカーを辞め地元の公務員になろうと決意した。



今思えば、自分を肯定し、自分の夢を諦めるための言い訳にすぎなかった。



いつしか何よりも最優先にしてきたサッカーを僕の中で避けるようになっていた。



それからというもの、今までサッカーに費やしてきた時間を、試験のために費やすようになったが、どこか居心地の悪さを感じていた。

そんな中で両親はいつも、

「後悔はないか」
「自分がやりたい事をしなさい」
「今しかできない事をしなさい」
いつもそう声をかけてくれていた。


それから、サッカーを諦めて就職するよりも、大好きなサッカーを続け、目標を叶え、活躍する事が最高の親孝行になるのではないだろうか。
サッカーを何不自由なくさせてくれた親への感謝の気持ちになるのではないだろうか。
そしてそれが大好きなサッカーに対する最大のリスペクトではないだろうか。そう思うようになった。


1度自分の中で折り合いをつけようとしていたサッカーだったが、やはり僕の中でサッカーへの情熱と夢への憧れは捨てることは出来てはいなかった。


そしてまたプロになるという目標に向かって走り出す事を決意した。

そうは言っても大学卒業と同時にプロになる事が出来る可能性はゼロに近かった。


コロナの状況も考え、1年間社会人として働きながらプレーをしお金を貯め、1年後に海外へ挑戦しようと決めた。


もちろん両親はこの選択について
「後悔がないように頑張りなさい」
といつものように僕の背中を押してくれた。


そして今年ようやくプロ選手という夢を17年かけてようやく叶える事ができた。


プロ選手になった今、技術の向上はもちろん、応援してくれる家族の為、今まで関わってくれた多くの人、サポーターやスポンサー、多くの人のために頑張ろうと思っている。

与えてもらっていた側から、何かを与えれる側になりたい。そう思うようにもなった。


歳を重ねていくごとにより多くの事に感謝するようになった。

サッカーが出来ている事
応援してくれる人がいる事
好きな事を職業にしてお金をもらえる事
それがどれほど素晴らしいことで、幸せな事か。


始まったばかりの夢だったサッカー選手、
限界を迎えるその日まで、まだまだ全力で走り続けます。


お父さん、お母さん産んでくれてありがとう。




今回も読んでいただきありがとうございました😊
24歳も感謝の気持ちを持って頑張ります😤😤😤

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