台風が通り過ぎて思ったこと

おかげ様で台風10号は長崎から離れていきました。
雨も大したことなく、風が強く吹いただけでした。
ところがですよ。
いつもより遅く外に出たら、バスも電車も動いてない。
お店というお店が閉まってる。
なんじゃこりゃの気分です。

確かに大事をとるという考え方もわかります。
しかしながら、台風が来る前気象庁はどう言っていたか？
「最大級の警戒を！」です。
なんだか、今回もメディアのいうことをみなさん鵜呑みにしたようです。
なんだか、自分の頭で考えるということをしなくなったようです。
自分の頭で考えないから、みんなと一緒のマスク顔です。

みんなと一緒のマスク顔と言えば、75年前もそうでした。
そのときは、みんなと一緒のモンペ姿です。女性はね、男性は国民服。
何十年も前の中国を笑えないんですよ。
スカート履いて電髪(でんぱつ＝パーマ)でもしようものなら、非国民といじめられたんです。まさかお忘れではないでしょうね。

75年およそ100年たっても日本人という大衆は進歩してないんです。
進歩してないと言えば、縄文時代からそうです。
青森の山田さんが好きな縄文時代ですが、1万年以上続いてます。
採集・狩猟の時代、石器の時代ですね。
この時代、戦争の痕跡がないとのことで縄文人は平和な人々だったと思われてる方もいらっしゃるかと思いますが、バカの証拠です。それ。
戦争しようにもできなかったんです。戦争の相手がいなかったんです。
それくらい人口が少なかったのです。
普通に考えて、汗水たらして採集・狩猟するより、食べるものなどを持ってる人間から奪えばいいじゃないですか。たくさん奪えれば長いこと遊んで暮らせますよ。
でも、周りに戦争で食べ物などを奪い取る相手がいなかった。
しかたがないから、暇つぶしに火炎土器や縄文土器など手の込んだ物を作ってたんです。

じゃあ、海を渡って稲作や鉄器の作り方でも仕入れてくるといった頭もなかったんですよ。
昨日と同じことを今日もやる。
それで1万年以上も時間をつぶした。それが原日本人(縄文人)

今の日本があるのは、幕末の黒船みたいに国の外からの刺激によるものです。
外からの刺激でしか日本は変わりません。変える力そのものが1万年以上前からないのです。
今の僕らも縄文人と一緒。