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【まじめ読み】List03「二元論」で考えなければよかった〜『40代を後悔しない50のリスト』

確かに二元論で決めつけてしまったほうが突破力がつくので、20代、30代はむしろそのほうが望ましいかもしれません。


思い返せば、20代30代のころはまさに脇目を振らずだった。
それに、白でもない黒でもない答えで物事を進ませる力は持っていなかったと思う。
「白」か「黒」か「わからない」
、この三択だったんじゃなかろうか…。


そこで、自分の気持ちにどう折り合いをつけたかというと、双方を同時に取りにいくというのではなく、「自由」をまっとうするなかにあっても、一割、二割は「株式公開」への野心を持ち続けるというのもありだし、ある日突然上場企業の副社長のポストを受けても大丈夫なように、準備をしておこうと思うようにしたのです。

著者の例、これはレベルが高すぎるが…


若いころの目標やゴールには期限をつけやすく、何ができれば達成できるのかわかりやすい姿かたちがあったと思う。
そして、目標達成やゴール到達のあとには、すぐ次のステージが見えていた気がする。

40代を過ぎた今、ありたい自分を手に入れていくのには、期限もわかいやすい目標やゴール設定もないし、次のステージは簡単に現れてくれない。
ゴールは遠く、今この状態がうまくいってるのかどうかを判断するのが難しい。


特にリタイアした人は、40代を二元論で決断したことを後悔しています。前に進むにはときに二元論が必要なこともありますし、何かを捨てなければいけないこともあります。
しかし、白か黒かだけで考えると、白でないものは価値のないもの、黒ならもう終わりというような極端な考え方に結びつきやすくなります。これでは人生のほかの選択の可能性をすべて消し去ってしまうことになり、決して豊かな人生は送れません。


二元論でない考え方を身に着けておかないともったいない。
選り取り見取りの若いころとは違うともいえる。自然と可能性は少なくなっているから、白黒の二択では損をするともいえる。(転職サイトの条件設定のようだ…ちょっと違うかな)


四十にして惑わず、とはいうが、白か黒かの判断に迷うことがなくなる、という意味ではないのだなと改めて思う。
若いころはできなかった、白でも黒でもないグレーゾーンをどれくらい見つけられるかは、目標やありたい姿を見失わずに柔軟に動くというのは、意識しないと身につかない重要なスキルだ。


登山道から外れても、コースを変えても、寄り道しても、頂上に着けばいい。

世の中には、目印も何もない、ただの大海原でコンパスと北極星と自分を頼りにして進んでるような人たちもいる。
ハードな旅路でも進路を見失わず、目的の大地にたどり着くような、その工程も楽しんでしまうような大人。
歴史上の偉人や現代で新しい価値を生み出すような人たち。
ほんとすごいな!

……何の話してたんだっけ


    ▼ オマケ

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