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[#94] おばちゃんのお陰で発想の転換!

イラッとしたおばちゃんのお陰で、発想の転換ができたお話です。

なんじゃそりゃ!笑

少し前に、とあるお寺に行きました。
一通り参拝を終えて、社務所に立ち寄った時のことです。

ピンとくるお守りがあったので、それを持って窓口に並びました。
窓口は一つで、前にはご朱印を貰いに来た方が数名いらっしゃいました。

私は列の最後尾に並んでいたのですが、後ろから来たおばちゃんが、スッと、とてもナチュラルに私の前に並んだのです。

!!?

確かに私と前の方の間には、少し間隔がありました。
数名しかいないのに、ギチギチに並ぶ必要もないので、ゆとりを持って並んでたのです。

私は手にお守りとお財布を持っていたし、明らかに "並んでいる人" でした。

でも、まるで私の存在が見えないかのように、私の前におばちゃんが入ってきました。
ほんとに、「私の気配なかった?私って透明人間やったん?」と思うぐらい、自然に前に並んだんです。

きっと悪気はなかったんでしょうが、さすがにイラッとしました。
なんで?何の一言もなく順番抜かしするの?と。

でも、ここは仏様のいらっしゃるお寺。
私がその場で怒りを露わにすることはナンセンスな気がしました。
というか、そもそも私はそういう場面で、怒りを口に出して言うことが出来ないタイプなんですが。。。
心の中では、しっかり怒ってるんですけどね。(厄介!笑)

はぁ?っと思ったし、イラッとしたけど、
ここはお寺だし仏の心になろうと、すぐさま思い直しました。

でも、自然に湧いてきた感情を無かったことにするのは良くないな、とも思いました。
心の中の "ゆうみんちゃん" の声を無視しまくって、今まで何度も痛い目に遭ってきたので。笑

なので、まず「順番抜かしされたらイラッとするよね。私の存在無かったみたいに扱われたら、嫌な気持ちになるし、なんか悲しいよね。」と、そのままの感情を受け入れて、寄り添ってみました。

すると、順番抜かしされたことで削られた(ように感じた)自尊心が、また満たされるような感覚がありました。

その上で、仏の心になろう!と決めてみました。

すると、「おばちゃんのお陰で私、徳積んだんじゃない?」という気持ちになってきました。笑

「前に入られても怒りを出さずに譲ってあげるって、善い行いじゃない?」
「しかもこれって誰も気づいてない。陰徳ってやつちゃう?陰で積む徳のほうが良いって言うやん!!」
「そしてここはお寺。おばちゃんのお陰で、仏様の前で善行できたー!やっふー!」

などと、一人心の中で盛り上がりました。

私は「徳を積む」という言葉に、なんとも言えない高揚感を感じます。
称賛に値するというか、ボーナスステージに行った!みたいな、すごく特別な感じ。

だから、「人知れず徳を積んだぜ!どやぁ!」みたいに、一人で悦に入っていました。
もはや自己満足だし、ここに書いた以上、"人知れず" ではなくなったんですが。笑
※本当に徳の高い方は、決してドヤ顔などされないと思います😂

もうその時には、イラッとした気持ちなど忘れ去っていました。

おばちゃんのお陰で、怒りを昇華できたし、発想の転換もできた。
おばちゃんは悪魔のお面を被った天使だったのかもしれません。

お寺だから、仏様の化身か??

んな訳ないかもしれませんが、イラッとするおばちゃんは、
私に学びと気づきを与えてくれる人でした。

こんな風に、自分の心がザワついた時に気持ちを切り替える術がいくつもあると、毎日が楽しく過ごせるなぁと実感しました。

「私徳積んでんじゃない?」作戦、嫌なことがあった時に良かったら使ってみてくださいね。笑

最後までお読みくださりありがとうございました。

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