2020年 総括

2020年がいよいよ終わろうとしています。

今年という一年は、大半の人にとって、強烈に印象に残る年になったのではないでしょうか?

コロナウイルスによって、今までの日常を失い途方にくれた人、やりたかったことにチャレンジできなかった人、希望ある未来を失いかけている人が、たくさん苦しい思いをして、その結果として様々なネガティブなニュースを耳にしました。

今年のコロナショックによって、「1年、1ヶ月、1週間先すら未来は見通せない」ことに気付いた人は、たくさんいるはずです。

「あ、当たり前って、こんなに脆かったんだ」

「未来は予想できないんだ」

って、思いましたよね。

今年1年を通して、僕は、一人の凡人として、今年でこれから先、生きていくうちに、「すごくシンプルだけど、これさえ守っておけば、今後一生後悔しない!」ということに、3つ答えを持ちました。

2021年は、もっともっと幸せに人生を送れるように、今ここで皆さんに共有しつつ、自分への備忘録として、記したいと思います。

「先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから将来何らかの形で点がつながると信じることだ。何かを信じ続けることだ。直感、運命、人生、カルマ、その他何でも。」(2005年 スタンフォード大学卒業式における、故スティーブ・ジョブズのスピーチより)

参考:https://blogs.itmedia.co.jp/tooki/2010/04/connecting-the-.html


それでは早速、「すごくシンプルだけど、これさえ守っておけば、今後一生後悔しない!」こと、3つ発表していきます。

1. やりたいことをやるんじゃなくて、「継続できること」をやる

2. 大切にしたい人を一人見つけて、その人を、他の誰よりも幸せにする。

3. 変わらないものに感謝する


順番に、お話していきます。

1. やりたいことをやるんじゃなくて、「継続できること」をやる

2ヶ月くらい前、「やりたいことありすぎ!まとめよ!」と思い書いた記事があります。(よかったら 目を通してみてくださいね。)

非常にざっくりいうと、筆者という人間は、今後の人生において何をしていきたいの?ということをまとめた記事です。ここでは、「やりたいこと」と表現しました。しかし、この表現では何か表現し切れていないニュアンスがあるように思っていました。

話は変わりますが、現在僕は、プログラミングを学習しています。「プログラミングってなんなの?」って方に一言で説明すると、「スマホやパソコンに指示を出すための言葉」だということができます。つまり、英語や日本語など、「言語」というジャンルのうちの一つです。

同じ言語に含まれていることから、今学習を進めれば進めるほど、その奥深さや面白さを感じることができ、おそらく、これから数年は、どハマりする「言葉」になると思います。数年間は、継続できそうだなということです。

このプログラミングの例のように、「継続できることって、『やりたい』ことよりもパワー大きいのでは?」という事を思いました。これだけだと言っている意味がよくわからないと思うので、もう少し詳しく説明します。

そもそも、「やりたいこと」は、現在からの距離に関わらず「未来の話」です。もうちょっと補足すると、「まだ実行できていないけど未来で行いたいこと」となります。

対して、「継続できること」は、現在進行形で行っており、かつ未来でも行うことです。これは、「今実行できていて、今後も行うこと」です。

このような継続できること(できそうなこと)を実行し続けることで結果を出したり、どんどん専門性を高めたりすることで、僕のような凡人は、成長し自己肯定感を満たすことができます。そうすると、精神的に安定し、心に余裕が生まれ、新たなことにチャレンジし、またうまくいけば継続につながります。こうして、良いサイクルが回り始まることから、心を満たすための継続は、積極的に取り入れていくべきだと思うのです。

また、これは時代背景も大きく関わってきています。コロナの影響で、やりたかったことができなくなった人、今までやってきたことを続けられなくなった人がいます。そういう人ほど、自分の人生に真剣に向き合う人だと思います。だからこそ、今回のこの教訓を生かして今後、やりたいことではなく、継続できることに目を向けてはどうでしょうか?

これは、人生的な成功を手に入れるとか、お金を稼いだから偉いと言った類の話ではありません。「どんな時も心豊かにいる」ための方策です。


2. 大切にしたい人を一人見つけて、その人を他の誰よりも幸せにする。

タイトルの言葉通りです。

一人大切な人を見つけましょう。どんな人だって構わない。他の誰よりも幸せにしましょう。

例えば仮に、今から日本国民半分がこれに取り組んだとすると、現在の人口は約1億人なので、5000万人の人が、誰かを幸せにする計算になります。そうすると、ほとんどの人は幸せになれます。「じゃあ余った人はどうするの?」という指摘が飛んできそうです。大丈夫、最初の5000万人に幸せにしてもらった2500万人(半分くらいの人は、お互いのことを幸せにすると仮定した時)くらいの人は、また誰かを幸せにします。その半分がまた誰かを幸せにすれば...としているうちに必ずみんなが幸せになれる。

わかっています。僕は算数が苦手だし、この計算だって、フィルミ推定なんかじゃ全くありません。

それでも声を大にして言いたいことは、もし今、自分以外の誰か一人すらも、他の誰よりも幸せにできている自信がなければ、それを実践してみませんか?ということです。

ここで、卓越論という考え方を紹介します。詳しくはこの本だったり、マコなり社長というYoutuberの方が出している以下の動画を参考にしていただきたいのですが、すごく簡単にまとめれば、「人生における焦点を、私からあなたに移す」ということです。勘の良い人なら気づいたかもしれませんが、これはビジネスにおけるマーケティングを考えるときの、根っこ中の根っこを形成する考え方です。

もちろん自分のことが大切なんだ!と思う人もいるでしょう。でも先ほども仮の話でお話ししたように、誰かを幸せにした人は、必ず誰かを幸せにします。そうすると、いつか巡り巡ってその幸せは自分の元にもっと大きくなって、帰ってくるはずです。もし「そんなこと信じられない!」という方がいたら、まず、誰か一人を他の誰よりも幸せにしましょう。言っていることが少しでもわかってもらえると思います。

これが実践できる人は、心が豊かで、さらにビジネスの場面でも成功する人なんじゃないかなぁと、何も成し遂げていない僕が言っても説得力に欠けるのですが、同じことはマコなり社長をはじめとするたっくさんの成功者の方々が「やっとけ!」と言っているので、信頼性に関してはそちらで担保できていることにします。


3. 変わらないことに感謝する

最後は、今年という1年があったから改めて考えさせられたことです。

変わらないことというのは、すごい価値があると思います。昔からある老舗のラーメン屋、毎日笑顔で迎えてくれるカフェの店員さん、家に帰れば夕飯が用意されていたり、毎日お風呂に入れたりする日常、大切な人と話し、そこにその人がいるという事実。どれも当たり前で、慣れてしまうことばかりかもしれません。

でも、日常は当然にして崩れ去ります。

先ほどもお話ししましたが「いつ未来が失われるのか」は、誰にも予想できません。だから、今まさにこの瞬間で「感謝する」ことで、「もっとこうしておけばよかったな」と後悔することもほとんどなくなるだろうと思います。

そして、先ほど「継続できることをやろう」という話をしました。継続してくれているということは、感謝されるべきことであり、継続と感謝というのは実はつながっていたりします。もしまだ実践できていない人がいたら、小さいところから始めると良いと思います。コンビニで会計を済ました時に、「どうも」と言うだけで良いんです。それだけで人を幸せにできます。


ここまで読んでくださった方々、ありがとうございます。

2020年が終わり、2021年はどんな年になるでしょうか。

つい書くのに夢中になって、気づけばこの記事が出るのは2020/12/31になってしまいました。

このnoteは、僕の思考の整理をするための備忘録のようなものです。

来年も、変わらぬスタンスで僕の思っていることを備忘録のような形で、記していきます。


今年はたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございました。少しでも、皆様のためになっていれば幸いです。

それでは、また来年!


エンジニアリングとコーヒーをこよなく愛する新米エンジニア 夢は、「世代を超えて、それぞれの幸せを追求できる社会を創造する」こと エンジニアだけどコーヒーを上手に淹れます。 頂いたサポートは、より良いnoteの記事を生み出すために使っていきます。