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あたしの常田耕平推し物語 3 ベンチのつねたを見守る会発足

常田耕平がいるシーズンが始まった。

まずあたしが気がついたのは、試合終了後の選手同士の挨拶時のつねである。

試合が終わった後に、お互いの選手がタッチしながら挨拶を交わすあの時。

大多数の選手が、片手でパチパチとタッチしていく中、つねは両手で相手の手を包み込み、きちんと頭を下げて「ァしたッ😊」としていくのだ。

すごーくかわいかった。
とても印象が良かった。
人柄が出ていると思ったし、何よりとても楽しそうだった。

どこにいても楽しそうである。
けれど笑えない時は笑わない。

それからベンチにいる時。

仲間のプレイに大喜びをし、タオルをベシベシと床に打ちつけて感動を表し、銭湯にいるオッサンのようにタオルを股の間でヒラヒラさせるというタオル芸を見せつけ、もしくはゴリラ様の動きをウッホウッホと体現し、お前それはちょっとセンシティブなんじゃないのか、という動きをした時は、バスケットライブの実況さんに

「先程の常田は…アレは…シャンパンですね…シャンパンを開けているのではないかということです」

と解説までされてしまって、大変な小4が入団してしまったなァ、とウキウキしてしまったのです。これが沼の始まりとも知らずに。

タオルはベンチのつねたの必需品。
感情を表す魔法の道具

それからあたし達は、ベンチが気になって仕方なくなりました。

推しの池田祐一が素晴らしいプレイをカマしても、「今のプレイでベンチのつねたはどうなってるかな」等と、すかさずベンチを見てしまう。

 誰かがシュートを放つと、すかさずベンチを見てしまう。入ったら大喜びでゴリラになり、入らなかったらハイ解散で回れ右。

 誰かがフリースローを打つと、すかさずベンチを見てしまう。入れば大喜びでシャンパンを開け、外れるとタオルを片手に鼓舞をする。

 誰もが気になって仕方がないベンチのつねた。そうやって誕生したのが「ベンチのつねたを見守る会」です。会員ナンバーは全員17。

ベンチのつねたを見守る会には上下は存在しません。誰もが会員ナンバー17番。老いも若きも、男も女も目尻を下げて見守りたい。それがベンチのつねなのです。

見てくださいこの1枚。
タオルがどうなっているのかもはや分かりません。

そしてつねはどんどんと頭角を表し、ベンチのつねたでいる時間が短くなっていきました。

次回はコートの中のつねを語ります。かわいいだけじゃない。カッコいいんだ。つねのカッコ良さを語ります。誰にも教えたくないけど、ほんとにつねはカッコいい。みんなで沼にハマりましょう。

ほらね。

この記事の画像は全て
肉匠DAI(流浪の写真野郎親父)様@ORIXPONTA3150からのご提供です。



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