あたしの常田耕平推し物語 4 コートの中のつね
つねの胸には糸が付いています。その糸はマッチアップしてる相手と繋がっています。
つねは胸から動きます。意思とは関係なく、胸ぐらを引っ張られているように見えます。
それがバスケの世界では良いのか悪いのか分かりませんが、まさに体に糸が付いていて、相手が動くと引っ張られて動くように、そんな風にあたしには見えます。
グンッと胸が引っ張られるのです。
胸に体が付いて行ってる感じ。だから腕や足がぐにゃぐにゃしてる様に感じるのかもしれません。
あと、つねはボールの機嫌が分かってそうなので、急に3P無双を始めます。
アレは本当に不思議なんですが、試合が始まると同時に、ボールも人のようにたらし始めるんじゃないかと思ってます。
ボールの機嫌をうまーく取って、いい気分にさせて、トリコにして沼ならぬゴールに沈めてるんじゃないのでしょうか。
いや、普段のたゆまぬ練習の賜物なんですけれども。
それでもつねには、なんだかそんなファンタジックな事ができるんじゃないかという魅力があるのは、皆さんもううっすらとお気づきですよね。
つねは、ボールを追いかけます。
バスケ選手として当たり前じゃないか、と思われますよね。
でもなんでしょう。
一言で言うとしたら「けなげ…」なんです。
「…」をつけたくなる健気さ。
健気にボールを追う。
母を追う子のような健気さを感じるその姿に、母性父性本能がなぜだか刺激されていきます。
そうかと思えば、相手を射抜く眼光が身震いするほどカッコいい。
ニコニコ☆ふわふわ︎ ︎︎︎︎︎☁️ミルキー🐮ボーイが、雪原を駆ける雪豹になる瞬間の目つきは、見ている者の背中を粟立たせ、目を釘付けにさせる。
相手の一瞬の隙を読み、そこから滑らかなネコ科の動きでボールを通す。
見つけてるんじゃなく、読んでる気がします。
ボールの機嫌も、相手の動きも分かるんだと思います。目の前より、2秒先が見えている感じ。
あたしには、つねがそう見えます。
見る人や所属チームの方針によりプレイの印象は変わるものですので、これからのつねのプレイは全く違うものになるのかもしれません。
でもどんなプレイをするようになっても、勘や熟考、体が先に動いたり、考えすぎて動けなかったりするような、相反したものを表す「つねのプレイ」を、あたしは愛するんだなぁと思います。そこはきっと変わらないのかもしれないんだろうし。
次回はつねが青森に来てくれて、初めてのワンシーズンを終えた辺りのことを語ります。
ワッツ民みんながつねにしてやられました。
あまりにもつねらしい。
あまりにも愛らしい。
読んでくれれば、あなたも笑顔😊
この記事の画像は全て、
肉匠DAI(流浪の写真野郎親父)様
@ORIXPONTA3150からのご提供です。
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