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”副業”という形で、ようびのSummerアルバイトに参加してくださった社会人の方へ、インタビューさせていただきました!

この夏、ようびの家具工房では、木を使ったものづくりに関わるお仕事を、Summerアルバイトの方々にサポートして頂いています。

東京、京都、新潟、長野など、、
10日間~長い方は2ヶ月と、
学生、主婦、社会人など様々な方が、全国から参加してくださっています。

その中で、東京で個人デザイン事務所を主宰されている戸塚さんにインタビューをさせていただきましたので、ご紹介します!

ようびのアルバイトを通じて、「今後の仕事や人生に活かしたい、たくさんの発見があった!」と話してくださる戸塚さん。

ぜひご一読ください!

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ーー普段は、どのようなお仕事をされていますか。

東京で個人デザイン事務所を主宰しています。
主に、企業やブランドのビジョンや理念を伺い、その企業やブランドのシンボルマークやロゴを、お客様と共に創り上げるような仕事をしています。

また、ウガンダ産コーヒー豆の焙煎加工、卸売り販売や、コーヒーを使ったオリジナルドリンクや新商品の開発を行なっています。

ーーようびのSummerアルバイトに応募されたきっかけを教えてください。

2年ほど前に、岡山県西粟倉村の企業様から、デザインのお仕事の依頼を頂きました。
そこで、その企業様のこと、会社を取り巻く環境をより深く知るために、西粟倉村を訪れ、友人に案内してもらったのですが、その際に、ようびも見学させてもらいました。

そこから興味を持ち、ようびのInstagramやFacebookをフォローしていたんです。

そこで、今回のSummerアルバイト募集の記事を見たんです。
僕は、パソコンでの仕事がメインなのですが、プライベートでは、木に触れたり、木でものづくりをする時間も大切にしています。趣味で、ヘラやナイフといった、木の道具作りをしています。

そこで、本業に支障ない範囲で、短期で、「木のものづくりの仕事に関われる良い機会だ!」と思い、応募しました。

ーーSummerアルバイトでは、具体的にどのような業務に携わりましたか。ご感想もお聞かせください。

木製家具の磨きや仕上げ、傷をなおす作業や、木製小物の塗装や穴空け、磨き、などの作業に関わらせていただきました。

毎日長い間木に触れることで分かったのですが、
同じ種類の木材でも、一つ一つ木目やフシの出方が全く違うんですね。
天候や湿度などによっても、硬さや乾き方が毎日変わる。
同じ、磨くという作業でも、その日の木材のコンディションに応じて、昨日と今日では、やり方を少し変えていく。
「木は生きている」と感じ、「それぞれの木の命を、家具や小物として活用させてもらってるんだな」、と改めて思いながら作業していました。

ーー今回のSummerアルバイトの経験の中で、今後のお仕事や人生に活かせるような、何か得られたものはありましたか。

2週間という短い期間でしたが、たくさんのことが得られたと思います!
2つお話しさせてください。

1つは、自分が何かを「続けるコツ」というものを掴んだことです。これは、今後の仕事にも活かせると思っています。

僕は、好奇心は旺盛な方なんですが、一つのことを、黙々と同じやり方で続けるということが苦手なんです。
なので、ようびでの木製小物に関わる作業の際も、100個製作するごとにタイムを測り、
100個終えるごとに、そのタイムや出来栄えを観察し、次のタームではちょっとやり方を変えていました。そうすることで、同じ作業も飽きずに続けられるし、だんだん速さやクオリティも上がっていく。

そんな風に、自分なりに「工夫してつくっていくこと」を、ようびの職人さんに褒めていただいたんです。
職人さんは黙々とつくっているイメージがあり、それができない自分に罪悪感があったのですが、工夫しながら、やり方を変えながらつくっていってもいいんだと気づきました。

ようびでは、様々なプロジェクトに応じて毎回違う家具をつくっているので、やり方は一つではなく、常により良いやり方を追求していると思うんです。
だからこそ、僕のやり方も、たとえアルバイトであっても関係なく受け入れてもらえる、そんな環境があるんだと感じました。

そんな風に、常に変化しながらものづくりを続けているようびの職人さんと関われたことで、
自分にとって、何かを続けるために、「変化や工夫、面白くすること」が大切だと気づけたのは、大きな発見でした。

もう1つ大きな収穫だったのは、
自分の手や体を使って様々な作業をすることで気づいたのですが、
自分の中の「心地よいリズム」が生まれると、無理なくスムーズに作業ができ、また仕事のアウトプットも最高になる、ということです。

僕は、人間が本来の力を一番発揮できるのって、自分が解放されて自然体で、リラックスしながら集中もしている、そんな状態だと考えていて、そこに近づいていきたいと思っているんです。
ようびの家具工房で、木材を磨く、削る、時には機械を使って加工するなど、様々な作業を、自分の手や体を動かして、やらせて頂いたことで、
それぞれの作業に、自分が心地よく感じるリズムがあって、そのリズムに乗っていると、無理なく、スムーズに効率よく作業ができると感じました。

自分が自由で、素直で生きていくために、
この、自分の心地よいリズムをつくっていくことが大切なんだと思いました。

普段の、パソコンを使った作業では、自分の体と心が欲するリズムを体験するのって難しいんですね。
体を動かしてものづくりをすることで気づいた、大きな発見でしたね。

仕事に限らず、コーヒーを淹れる、料理をする、本を読む、、
そんな日常の行動全てに、自分が心地よいリズムがあると思います。
仕事や全ての活動において、自分にとって心地よいリズムをつくっていく体験を積み重ねることで、心地よい世界との関わり方をつくっていきたい、、
今後の僕の人生にとって、とても大きな気づきを得られました。

ーー最後に、ようびでのアルバイトに興味のある方へ、メッセージをお願いします!

僕は、間も無く30歳という年齢なのですが、正直、2週間とはいえ仕事を離れて他のアルバイトをする、というのは、多少不安もありました。
ただ、「なんかいいな!」という直感に従って、ようびに来たことで、これからの人生や社会との関わり方を豊かにするような、たくさんの気づきが得られました!

ようび代表の大島さんや職人さんはじめ、建築設計士さんやデザイナーの方など、ようびの社員の方ともたくさんお話しでき、本当にコミュニケーションが多く、人を大事にする会社だと感じています。

ようびでの副業やアルバイトに興味のある方は、心に正直になって飛び込んでみたら、その仕事や社員の方との関わりを通じて自分が磨かれる、開かれる、、
そんな貴重な経験ができるのではと思います!
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ご自身の興味に正直に、ようびでのアルバイトに参加してくださった戸塚さん。
たくさんの発見があったと仰っていただけていること、大変嬉しく思います。

私たちも、好奇心が豊かで様々な経験を持つ戸塚さんとお話しし、共に仕事をさせていただいたことで、たくさん刺激を受けました。

食後には、戸塚さんが輸入し販売されている美味しいコーヒーを頂きながら、食卓やテラスでお話しさせていただくこともありましたよ。

貴重なお時間を、私たちとともに過ごしてくださって、本当にありがとうございます!

ようびHP
https://youbi.me/

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