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【2022年度の「第8回沖縄建築賞」にて、「奨励賞」を受賞しました!】

沖縄県内の優れた建築物や建築士を表彰する「沖縄建築賞」。
今回は沖縄の日本復帰50周年を記念して、県外の建築士も応募可能になった特別回でした。

最終審査が9月19日に開催され、ようびが建築設計及び施工に携わらせて頂いた「うるま市のおうち」が、最高賞に当たる正賞に次ぐ、「奨励賞」に選ばれました!

「うるま市のおうち」は、お施主様と約3年半かけて進めてきたプロジェクト。何より距離を超えた対話のプロセスを大切に織り上げました。
沖縄の古き良き文化や風土のあり方を取り入れ、ご家族の「私達らしい暮らし」に寄り添う、心地よさや使い勝手の良さを大事にしたおうちです。

木造の平屋建ての造りに、屋根は、漆喰で抑えた伝統的な赤瓦。
琉球石灰岩を使った外回り、「ヒンプン」と呼ばれる伝統的な塀、沖縄で取れた赤土を混ぜた床や壁など、沖縄の文化様式を取り入れつつ、台風や湿気といった沖縄の気候に配慮し、おうちの中は基本裸足で過ごせる、永く住み続けられる快適な家となっています。

室内は開放的な開口部によって明るく風通しの良い空間であるとともに、一間分の広さをとった大きな縁側は、おうちの外と内とが優しく自然と繋がる空間となっています。

また、間仕切りが少ないおうちの中心にはキッチンやダイニングを配置し、家族が集まり、会話が行き交う場所となっています。

お施主様と、コンセプトづくりから丁寧にお話を重ねさせていただき、素晴らしい職人の方々、事業者様と共に創り、生み出された「うるま市のおうち」が、このような素晴らしい賞をいただけたこと、心から嬉しく思います!

皆さま、誠にありがとうございます!

「うるま市のおうち」
https://jirei.youbi.me/2022/09/24/1904/

ようびの事例紹介はこちら
https://jirei.youbi.me/#architecture


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