ヒカリ
Twitterで流れてきたSUPER BEAVER10選
をやってみた。
ほぼ「SUPER BEAVER」から選出。
このアルバムには尋常じゃないくらい
思い入れがあるから。
振り返るとノイローゼ一歩手前だった
産後半年間
出産がわかる直前に震災があったり
友人を亡くしたり
妊娠がわかった時にも子宮外妊娠だから
卵巣ごと摘出ねって言われたり。
(結果は摘出しなくて大丈夫だったけど)
そう言われたら、なんか色々心配になってライブとか観劇とか諦めた。
(仕事行くのに電車乗ってるんだけどね…。今考えると)
出産は予定日を超過しまくって
出産の兆候がないから帝王切開という出産だった。
分娩室で音楽かけられるというので
「SUPER BEAVER」を
持ち込んだけど日の目を見ないで
手術室に行くことになった。
子供の心室の壁に穴が開いてると言われたのは
産後2日目だった。
今後の生活や、大事な予防接種の話や
これからの通院の話をされているのに全然心に引っかからない。
呆然として耳から抜けていく状態
重篤な問題ではないと言われたけど
不安でいっぱいだった。
重篤ではないので通常通りに退院して帰宅。
そこから子どもが1日無事に生きて終わる為の
日々が始まった。
徐々に追い詰められていく。
子供の心臓の件でどうしても神経質になるし。
寝不足も続くし。
夫婦共に上京組なので預け先もないし。
上京して知り合った友達も距離があるし。
話せる大人は旦那だけなのに、帰宅も遅くて朝も早い。
旦那が仕事から帰るまで、子供と2人
朝が来て夜が来てを繰り返しても
何も成せてない気がして、焦燥感に襲われたり
夜中のお世話で暗い部屋の中
寝ない子を抱えて、ひとりぼっちに不安になったり
そんな時に、ディスクマンのイヤホンを片耳に突っ込んで小さなボリュームで聞いていた。
今は無理でも、未来の先にヒカリがあると
そんなことをアルバム全体に感じながら
泣きながらギリギリの精神力で乗り切った日々。
子供は可愛い。
成長も楽しい。
それでも追いつかない感情があって
「SUPER BEAVER」を聞くことで宥めてた。
このアルバムが手元にあってよかったと思ってる。
なんとかギリギリこっち側に繋ぎ止めてくれてた。
明るい未来を大きく歌うでなく、今を諦める訳でなく、未来を指して願う曲達に救われた。
私の主観の解釈で聞いてた曲だけど、今でも大切で大好きな曲達だ。戦友だ。
いつも最高を、更新していくチームだってことはわかっているので。このアルバムに関して色々言われたく無いかな?とか思ったりはしたけど、言わずにはいられないし、これなしに先に進めない(私が)
これをこの世に送り出してくれた人達に心から感謝してる。伝えられる機会は無いと思うけど、ここに助けられた母と子供がいるよ。ありがとう。
(渋谷くんの著書「都会のラクダ」を、読んだのでより強くそう思う)
SUPER BEAVERに再会して
「まわる、まわる」の再録の歌詞の違う部分と
「あなた」を聞いて
目指してたヒカリの近くに来たんだな。
と思ってまた泣いてしまう…
今は手を伸ばしたら届くところまで来たんだなと思ってる。
あとはチケット当てるだけだ!
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