産休中に考える 今後のキャリアについて
私は、もう元の職場に戻ることはない。
けれど、産休育休を頂いている。
一瞬、えっ?となりますよね。
でもそうなんです。ごく稀なことが、産休前に職場で起きました。
逆らえない職場環境の変化
あまり詳細に書くと身バレしてしまいそうなのでざっくりと書くと、
・所属部署が他社へ事業譲渡
・正社員は全員期間限定出向
・その後は現在の会社に残り他部署で在籍するか、会社を転籍するかを選択
つまり、私は育休明けにはいずれにしても
もうこれまでと同じ形、環境では働けないことを、
実質突きつけられたわけです。
びっくりしました。笑
発表されたのは妊娠4ヶ月の終わり頃。悪阻もピークに進む頃でした。
ただでさえ体の変化と年始明けの業務の多忙さに、心身がやられている中で
私にとってなかなかな衝撃を与えてくれました。
家庭内では夫や両親になにこれ?と八つ当たりしてしまい、
理由もわからないまま不安をぶつけて申し訳なかったな、と思っています。
これまで自分の職場では結構様々な衝撃的な出来事が起きてきましたが、
「過去一番に一番やばいことが起きている!」
と、とにかく職場の人をランチに誘っては
どうする?と話してうっぷんを晴らす日々。笑
早めの産休取得へ
6月から産休に入ることは決定していたし、既に職場には妊娠2〜3ヶ月には上司には話していたので、早めに相談をすることにしました。
幸いにも多くの同僚や友人に恵まれている職場で、ランチする中で「この際有休をフルに活用して身体を休めたほうがいいよ!」という的確なアドバイスを貰い、
譲渡開始の4月から別の会社へ移ることになる以上、
「産休取得開始を5月にすることも、6月にすることも変わらないのでは?」
むしろ、「周りに気遣ってもらう期間が減って良いのでは?」
ということに気付かせてくれました。
2月末頃に上司へ相談、有り難いことに承諾をいただき、引き継ぎスケジュールを引くことができました。
結果、妊娠7ヶ月での新しい会社での勤務は
・通勤時間が今までより2倍に(初めて満員電車なるものを経験。。)
・譲渡先のメンバーへの研修
等、新たな環境になることによるストレスの想定はしていたものの
想像以上にハードに感じることも多く、
早くに産休に入って正解でした。
今後のキャリアと育児とのバランス
そして、本題のキャリアの話。
私は人材・採用に関する仕事を新卒から続けてきました。
人の人生の中でも「働く」ことは大きな時間と意味を成すことであり、
そこに携われることが自分のやりがいに繋がると考えてきたからです。
この妊娠期間に入る前に、何かその約10年の軌跡を形に残したいと思い、
昨年の丁度今の時期、6月からキャリアコンサルタントの国家資格養成講座を受講。
一度学科試験で不合格となったものの(あと1問でした。。)、
2回目の受験で合格、4月に正式にキャリアコンサルタント国家資格を取得しました。
土日はほぼ養成講座で潰れる日々でしたが、受検を後押しして支えてくれた夫には感謝しています。
ただ、この資格をどう活用するのか?
そして今この「キャリア」が否応なしにストップする
妊娠〜育児。
それだけでも今後30代後半〜40代のキャリアをどうしていくか考えよう、と考えていた矢先に
上記の自身の置かれた環境ががらっと変わることに。
私はこれまで7年近くいる会社で暫くは育休を取り、
その後復帰しようと考えていますが、
これまでの仕事とはがらっと変わり、部署異動することは決定済みなので
ある意味「すべてをリセットするチャンス」とまで考えています。
これまで積み重ねてきたキャリアをどう活かすのか。
子育てをしながら新たな一歩をどう踏み出すのか。
しばらくは産後は育児のことでいっぱいになりそうですが、
頭の片隅で自身のキャリアも考える日々が続きそうです。
偶然は必然として、起きるもの。
物事の多くを私はそのように考えているので、
この貴重な子育ての期間が
ある意味自身のキャリアにも良い影響を与えて
何かを考えさせてくれる時間になるのでは、と感じています。
まずは子どもに向き合いたいので、ある意味
身を流れに任せてみよう、と思っていますし、
心強いことに、職場や友人などの周りには
働きながら子育てに勤しむ先輩ワーママさんが沢山います。
そしてnoteにも育休中やワーママさんの意見や参考になる記事が沢山あって
勝手ながら共感や参考にさせていただいています。
私も育児に対してもですが、キャリアに対しても
心境の変化があれば随時、思い思いに綴れたらと考えています。
今日も読んでくださった方、ありがとうございました。
38週も半ばになって、ますますいつ産まれるのかと内心ソワソワする日々ですが、
お腹の子ども、自分自身、周りの家族・友人を大切に
穏やかな日々を過ごしていきたいです。
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