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リゼ・ヘルエスタ3DMV「Hand in Hand」はにじさんじ音楽の新しいスタート

 「Prasmatic Colors」を常時ループしておりますが、発売日に公開された皇女の「Hand in Hand」3DMVが、結構思うことがあったので感想がてらにじさんじ音楽班の今後の展開について考えていきます。

 「Prasmatic Colors」発売日である10/28に公開された3DMV、王国民である私は当然尊死したのですが、驚いたのはそのMVのクオリティ。まず皇女の3Dモデルを見て、何か違和感を感じた人は少なくないはず。今まで見ていた3D配信での皇女のモデルとは何か違う……そう、動きに対して服が破綻していないのです。これだけ激しい動きをしていながら従来のような服の裾の破綻がない。そして顔や細部のクオリティも上がっている。まさにMMDを見ているかの如く綺麗さを増したその体は恐らくMV用(もしくはライブ配信以外の用途)に作られたモデルなのではないでしょうか。編集が入る動画だからこそ、このクオリティのモデルを破綻なく、そしてきちんと本人がモーション出来る、と。そう、一見MMDみたいだからモデルもCGで動かしているのではないかと思ってしまいますが、安心してください!あのダンスのゆるいキレから見ても間違いなく皇女ご本人が踊っております。ダンスが下手じゃないんだよ、可愛いダンスになるだけなんだよ……。

 このMV用モデルがあるからこそ、今回のような壮大なお城や平原との組み合わせが可能になっていると思います。これだけのクオリティのアセットとモデルを組み合わせて動かせる環境を既ににじさんじは持っている(もしくはその環境を持っている制作会社と連携している)。つまり今後3DMVを制作していく環境が整ったということではないでしょうか。ここまでは音楽そのものに力を入れてきましたが、これからは更にプラスアルファとしてVtuberらしく「動画」でリスナーを魅了するようになっていくのではないでしょうか。例えばライブがちょっと苦手なライバーでも、歌ってみたい、踊ってみたい、みんなに聴いてもらいたいとなった場合の選択肢として出てくるわけです。そうすればライバーは自分の新たな挑戦をすることができますし、リスナーは推しの新たな一面が見られてうれしいというWIN-WINの結果になるのです。

 このMVは社長のライブ配信のようににじさんじ音楽シーンにおける新たなスタートなのではと思っています。言うだけタダなので言っておきますが恐らく来月から順次MVが出ると思います。だってこれだけのクオリティのものができるとわかったらどんどんやっていくのが「にじさんじ」「いちから」ですから。こうやってどんどんあらゆることにチャレンジしていく姿勢が見えるから、私は彼ら彼女ら全てを推せるのです。

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