「Virtual to LIVE in 両国国技館（VtL両国）」はジョー・力一がMVPだった話

気持ちが昂るたびに書きたくなる。だから今回も書く。
バーチャルライバー集団「にじさんじ」のリアルライブイベント「Virtual to LIVE in 両国国技館（以下VtL両国）」が12月8日に開催された。

諸事情により30分遅刻した私は会場に入るとさくゆいの「ロキ」から始まるというテンションぶちあがりでライブに入ったわけです。
基本にじさんじ箱推しでさんばか推しの私は遅刻してるし、正直戌亥とこが聴ければOKというスタンスで参戦していたのですがここで誤算が

ジョー・力一という存在を失念していた

戌亥も聴けたしあとは純粋に楽しむという状況だったのですが、力一の「君は薔薇より美しい」のイントロが流れた瞬間、会場の盛り上がりが最高潮。皆が「力一」と叫ぶその空気。紫色が広がる客席と薔薇が舞うスクリーン。
イントロだけでジョー・力一という男の空間が出来上がってしまうその才能を完全に失念していました。
初3D（戌亥曰く仮状態のため完全体ではないが）の姿で力一らしい選曲、そしてその歌唱力で会場を魅了した彼は月ノ美兎の「あいがたりない」を挟み次にとんでもない選曲をした……。

林檎もぎれビーム！はもう言語化が難しいくらいに「良かった」それだけ

ジョー・力一、月ノ美兎、樋口楓、鈴原るる、えるの五人がスタンバった状態で会場が騒然、当然「一体何が始まるんです？」状態でイントロが流れた瞬間、ライブ一番の盛り上がりを見せました。選曲もさることながらメンバーのチョイスが最高。後のMCで選曲は力一でしたがメンバーは委員長とでろーんは既定でるるちゃんとえるえるが募集開始1分で反応して決まったということですが、この4人の声質が林檎もぎれビーム！にマッチしすぎてて原曲と似ているというわけでもなく完全にモノにしていた感じでした。
力一はオーケンパートを担当し、その歌唱力を存分に発揮。町田チマとのコラボ曲「獣ゆく細道」でもエレカシの宮本パートを見事に歌いきってたその歌唱力はここでも全開。そして何より3Dによる動きがキレキレで歌だけでなくダンスも上手いことが判明。

そして月ノ美兎と樋口楓という大先輩二人を前に自慢のトーク力を発揮し場を回す回す。こうして歌・ダンス・MCとライブ全てで力を存分に発揮したジョー・力一がこのライブのMVPであったことは言うまでもない。