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【SMASH The PAINTレビュー⑦】Radical Rabid Riotは一筋縄ではいかないRRR3人のパワーを感じる1曲

7曲目はRRRによるRadical Rabid Riot。こちらもSitR名古屋で披露された曲になります。SitRではRRRの3人が3Dで揃ったことに感動しておりましたが、改めてこの曲を聴いてみると、大衆に迎合しない己という存在をここにいるということを証明するために叫ぶということがテーマになっています。

ジョー・力一は言うまでもなくその存在感や立ち位置が他人と一線を画すことは明らかですが、リオン様も尊様も派手に個性的な性格をしています。
他人に流れることなく自分の声を盛大に上げていく。

そういえばVtuberって自分自身の存在証明や自我を出していけ的な意味合いの歌詞がある曲をよく歌いますよね。
まあこれは昔に書き綴ったVtuberの存在意義にクリティカルに響く話なので、皆さん思うところはあるのだと思います。Vtuberとして自身を再生して再び世に出てきたからには何か爪痕を残していきたい。抑制してきた自我をもっと出したい。それで散るのなら本望。そんな崖っぷちな気持ちで挑む人は多いと思います。

だからこそ、この3人のように自分のやりたいこと言いたいことをしっかりやり遂げる(ここ重要)ことがVtuberでも、現実世界でも重要なんだと思います。何かを全力でやる人間は輝いて美しい。

あと、アルバムで聴いて初めて気づいたというかそうだったのかと思ったことがあるのですが、力一の「解き放て自我を」の部分、名古屋だとめっちゃシャウトしてましたけどあれ、アドリブだったんですね。アルバムで聴くとなにか物足りなく感じてしまう罪作りなライブだわホント。

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