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加賀美ハヤト3Dお披露目~i's3Dライブ~ド葛本社ライブでにじさんじがついに「二次」から「三次」を席巻し始める話

 ここ最近、にじさんじが3Dライブに本腰を入れ始めました。
8/10加賀美ハヤト3Dお披露目配信ライブ、8/21i's3Dライブ、8/22ド葛本社3Dライブという怒涛の勢いでライブ配信を行っています。

 幕張のMFから始まり、Zeppツアーなどリアル会場における3Dライブは多々行ってきたにじさんじ、それがコロナ禍において新たなライブの先陣を切っていこうとしています。ここまで高頻度で3Dライブを行うにじさんじは完全に高クオリティの3Dライブをコンテンツのメインに据えてやっていこうという意思の表れなのだと思います。

 加賀美ハヤト3Dお披露目配信から約10日、そして2日連続でライブを行って続けざまに同じスタジオからライブが行われました。サプライズでの3Dライブ、ここまで高頻度で3Dライブを行うにじさんじは完全に高クオリティの3Dライブをコンテンツのメインに据えてやっていこうという意思の表れなのだと思います。そして何を隠そう同じスタジオということは、ついににじさんじに3Dライブをしっかり行えるスタジオが完成したということです。
 創業以来30億超の資金調達を行ってきたにじさんじが、しっかりライバー活動を支える分野に投資できるようになり(VCONからが飛躍的に3D分野に関しては進化している)、日に日にエンターテイメントコンテンツとしてVtuber界を引っ張っていっています。

 にじさんじと言えば、Live2Dを使ったキツく言うと「絵が実況配信している状態」から始まり、Vtuberが盛り上がってきた2018年頃はどちらかというと歓迎されていないように感じました。かくいう私もVtuber自体は面白いと思って当初から追っていたのですが、やはり四天王やヒメヒナ、猫宮ひたなやねこますさんなど3DモデルがYoutubeで活動していることがVtuberであると思ってしまっていたところがあります。それでもにじさんじはコンテンツの面白さ(=ライバー自身の面白さ)で勝負し、結果ここまでのファン・規模の地位を獲得しています。

 そして、その2Dで頑張ってきたにじさんじが満を持して3D分野でその猛威を奮っていこうとしているのです。社長のライブで予想通りのライブにも関わらずそのクオリティに度肝を抜かれ、i'sのサプライズ3Dで一度経験しているはずのクオリティに対してダンスという点で更に磨きをかけ、そしてド葛本社のライブで楽しむということを全力でやる姿勢を示す。全部同じタイプのライブではなく、それぞれがやりたいことをやってその結果視聴者、そしてライバー自身が満足いくものになっているのが素晴らしいです。
 あと、このスタジオになってからカメラ担当、プロかかなり上手い人がやっていますよね?カメラワークがZeppみたいな感じでライブ感が増していました。

 3D化もライブも、にじさんじの規模に比べたらまだまだ始まったばかり。WORLDもある中、これからのインターネットエンターテイメントコンテンツとしてのにじさんじがどうなっていくのか、楽しみです。


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