咲くやこの花館
大阪市鶴見区にある『咲くやこの花館』に行ってきました。
国内最大級の大温室
1990年のEXPO'90国際花と緑の博覧会、略して『花博』のメインパビリオンであった「咲くやこの花館」。
国内最大級の大温室として熱帯・乾燥地帯・高山帯など様々な気候帯に生育する植物の栽培展示が行われています。
名前の由来
古今和歌集にある
『難波津に咲くやこの花冬ごもり 今は春べと咲くやこの花』
の古歌を由来として一般公募から選定されました。
この古歌、難波津というからには大阪の地を詠んだわけですが、仁徳天皇の即位を祝って詠まれたということからも大阪ゆかりの歌ですね。
32年ぶりに行きました
近いからいつでも行けるというのは罪なものですね。
思い返せば高校生の校外学習で『花博』に行って以降、足を運んだことはありませんでした。
今回の本来の目的は植物園の鑑賞ではなかったのですが、見て回るとなかなか楽しく、綺麗な花、愛らしい樹木に気持ちが解れました。
おさわり禁止!ですが、このボワボワに触れたくて触れたくて!
ずんぐりむっくりかわいいねぇ。今日一の連れて帰りたいで賞!
館内マップで「デザートガーデン」という文字を見たときはスイーツに使う植物が集められているのかしら?と思いましたが……
dessertじゃなくてdesertですね!!!食いしん坊万歳!!
砂漠のニョロニョロだ!
本来の目的はコーヒーセミナー
過去色んなコーヒーショップでセミナーを受けてきました。
「美味しく入れられる方法」を求めて。
家族(主に夫)に美味しいコーヒーを淹れたいと思っているのでね。
今回咲くやこの花館の「カカオとコーヒー展」のワークショップではコーヒー抽出における世界最高峰の大会「WORLD BREWERS CUP」でアジア初の世界チャンピオンに輝いた粕谷哲さんが講師だと知り参加申し込みしてみました。
最後に他所でですがセミナーを受けたのはもう何年も前なので最近は我流で淹れていましたが、ここらでちょっと新しいレシピを試したいなと思いまして。
そして教わったのが粕谷さんの『4:6メソッド』です。
粉20gに対し15倍の300mLのお湯を用意
お湯を4:6に分けて投入
というのは最初の40%(60mL×2)で甘さを調整し、
残りの60%(60mL×3)で濃度を調整するというもの
1回の投入量を調整することは考えたこともなかったので今までと全く違う淹れ方にワクワク!
慣れるまでに回数が必要な感じですが、投入回数も変えてみて好みの美味しいと思うコーヒーを淹れて家族にも楽しんでもらえるようにチャレンジしてみます。
おわりに
ということで、行ってきた報告でした。
残念ながら粕谷さんのセミナーは全て終了してしまいましたが、咲くやこの花館の「カカオとコーヒー展」は3月6日(日)まで行われています。
各国の珍しいドリンクが楽しめたり他のワークショップはあるようなので気になる方は調べて見てください。
「カカオとコーヒー展」は今回限りではないんじゃないかと思います。
確か過去にもやっていたんだよな~。
なので、もしかしたらまた楽しいコーヒーセミナーにめぐり逢えるかもしれませんね。
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