2024.9.22 Wondering with you 4
今年に入って大変軽率に東京に行ってしまうわたくしです。
この日のライブはトークライブで昼の第1部と夜の第2部があり、私は第1部のチケットを手に東京へ向かいました。昼の部なので日帰りです。滞在時間(品川の地に足を付けてから足を離すまで)6時間17分でした。
加藤慎一ソロトークライブ Wondering with you 4
フジファブリックのベーシスト加藤慎一さんのソロトークライブです。もう4年目になるんですって。私はフジファブリックをちゃんと聴き出したこと自体が最近なので、このWWYは初めてです。
Wondering『不思議なこと』がテーマなんですが、それってすごくソフトな言い方。と言うのも、加藤さんは怪談に精通されてるそうなので要は怖い話ってことですね。
あれ?私、怖い話苦手なんだけどなんでチケット取っちゃったの?
(フジファブリックの活動休止への焦りから参加できるものは極力参加したいという思いからだよ)
ワクワクとドキドキが半分半分づつの心持ちで開演を待つお席はとてもフカフカで包まれる感じが心地いい......なんて目を閉じながら思い出したんですよ。「小学生の時、友達の家でエクソシストを見て、その夜高熱(40℃)出したな〜」って。マズいなぁ......
所謂お化けの存在を信じるかと問われたら信じていないと答えるけど、未知のものの存在はなんとなくあると思ってるので、それらの影響で自分がどうにかなるかもしれないこともぼんやり考えたりする程度に怪談は怖いのです。
その怖いものを表す『怪異』という言葉。ずっと私は怖い怖いと書いてますが、トークライブが始まってまず加藤さんはこの『怪異』について説明してくれました。
『怪異』の意味には「怖い」ってことは全然書かれていないんだよ〜
だから怖いお話じゃないく不思議だな〜そのあとどうなったのかな〜って思えればいいんだよって感じでお話してくださって。もぅめちゃくちゃ納得!って膝を一打ちしたくらいです(笑)
しかも加藤さんのあの語り口調ですからおどろおどろしさなんて皆無でして、ふんわりと不思議な世界に誘われ、周りからは笑いや感心の声が漏れ聞こえるとても楽しいひと時を過ごしました。
私はライブ中にセトリを控えたりする性分ではないので、ストーリータイトルも覚えていません。ただ「その時」を楽しめて小さなことを自分だけ記憶していられたら満足なので、今回一番怖いとドキドキして聞いた話がグッズ紹介オチだったことだけで十分なんです。
来年ね、WWYがあるとは断言されませんでしたけど、告知がされたらきっとまた来てしまうと思います。
渋谷
会場のある渋谷なんてもう何十年も来てません。昔、東京に住んでた頃以来だから20年来てないね。
宮下公園がなくなっていてビルになってるし、タワレコこんなとこにあったっけ?だけど、公園通りからセンター街に入っていくと相変わらずごちゃごちゃギラギラしていて渋谷だぁ〜ってなりました。昔もしんどいから足踏み入れたくない地ではありました。すっかりお上りさんです。
文化通りを上がっていって会場は松濤寄りだったのでまだ少し静かな雰囲気の一画。(っていうか円山町のラブホ街ってイメージだった辺り笑)
こじんまりしたライブスペース、映画館?真っ赤な座席が懐古的で素敵な会場でした。
FENDER FLAGSHIP TOKYO
もう一つのお目当ては『FENDER FLAGSHIP TOKYO』です。私、ギターはね......初心者と言えないほど始めたばかりでドレミとかコードおさえてジャーンってやったりする程度。曲なんてまだまだこれからなんだけど、そんな状態から一歩進むモチベーションにするべくFenderに行ってみたいと思っていました。
......ってちょっと格好つけて言いましたけど(笑)やっぱり目的は『山内総一郎モデル ストラトキャスター』ですやん!!2階に展示されているソレを見て「ほぇ〜」と見上げてきました。2023年の山内さんの誕生日当日に発売された白のストラト。綺麗です。
本当はねー、フィエスタレッドのストラトを見たかったんですけどソレの展示はなく残念。でもすこーしだけ、彼の世界に触れられて俄然やる気も出てきました。
ずっと音楽が好きでいろんなアーティストを聴いてきたけど、ギターにフィーチャーして聴いたのって総さんが二人目です。おかげでギターを弾いてみたいって思えて手にしたきっかけになった人だし。
フジファブリックが本当に活動休止になってもシンガーとしてギタープレイヤーとしてずっと彼を見ていきたいなって思ってます。
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