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スマホ翻訳。実践、初体験

昨日、姪っ子達と
初めて入館した湯布院の温泉施設、
脱衣場での出来事です。

久しぶりの温泉に満足して
湯船から上がり髪を乾かしていると、
着替え途中の姪っ子に、
コートを着た知らない女性が何かを尋ねている。

どうしたのだろうと思い、
側に行くとその女性は
カタコトの日本語で話しかけながら
スマホを操作。

スマホの翻訳アプリの画面には、
(大切な指輪を無くしてしまいました!)
という、内容が…

(こりゃ、大変だ!)
婚約指輪?もしや、親の形見?
と、勝手に想像が頭を過る。

ジェスチャーとカタコトの日本語で、
姪っ子が使っている辺りの
カゴを彼女も使っていたとわかった。

姪っ子が自分のカゴの中と周りを調べても何もなく
女性は、他のカゴも調べて欲しい様子。

その時、脱衣場にいたお客さんは
少し離れているカゴを使っていて、
「私のカゴは、調べられるけど、
この周りのカゴは知らないお客さんが使っているカゴなので」
と何とか伝えると。

わかってもらえたけれど、
悲しそうに困っている。

私が「フロントに相談してみた方がいいですよ」
と伝えたけれど、
更に困った様子。

そこの温泉、日帰り入浴は、
券売機で購入して入浴するシステムで、
入館の時、フロントが近くに
見当たらなかったのを思い出した。

それか〜、と思い
脱衣場にある電話を使って
フロントに理由を伝えると、
施設の方が直ぐに来て、

入浴中のお客さん達に、
「この辺のカゴを使われている方は、いらっしゃいませんか?」
と声をかけると、1人のお客さんが上がってきて、
「もしかして、指輪ですか?このカゴに入ってますよ」と、

無事、解決。

周りで着替えをしていたお客さん達も
私達の会話が気になっていたのでしょう。

見つかったとわかって、
着替え中の半裸のお客さん達も
みんな笑顔で歓喜の大拍手👏👏👏

指輪が見つかった女性も、
小跳ねしながら喜びの拍手👏

(大切な指輪を無くしてしまいました!)

の翻訳と、彼女の焦っている顔を思い返して、
ホント、見つかって良かったな〜

と思いつつ

他のお客さん達の、
「わぁー」
と漏れた安堵の声と大握手で
直接、声はかけてこられなかったけれど、
心配しながら見守っていた。

という風な
温かい空気がふわ〜と
脱衣場を包んだのを感じました。

自国でも無くし物をしたら
絶望的な気分になるけれど、
上手く言葉の伝わらない外国では更に深刻ですよね。

脱衣場だったので、
本当はスマホ操作をしてはいけないんだけど
慌ててスマホアプリを打って
私達に見せている彼女の姿を見て
すっかり、その事を忘れておりました(汗)

だけど、
翻訳アプリで、
外国の方も少し身近に感じられるもんだなぁ〜
と、便利さを実感。

新年早々のハプニングだったけど、
笑顔の解決ができて、
人の温かさも感じられ
良い年になりそうな予感。
でしかない、
楽しい1日でした😊

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