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第7節東京ユナイテッドBC戦と誠也さんのDFと得意な"カタチ"

画像提供 おでんさん

こんにちは。

第7節東京ユナイテッドBC戦game1を現地で見てきました。

なかなかにタフなゲームになりましたが結果

静岡 74-65 東京U 11連勝!!!

両チームともDFのインテンシティが高くてなかなか点数が伸びないゲームでした。

もっともロースコアの展開になったのは東京がディレイドOF仕掛けて来ていたのもある?ずいぶん攻撃に時間をかけてたように思います。

ディレイドOF:実力差のある相手に対してショットクロックをぎりぎりまで使って攻撃回数を減らす戦略。あえてゆっくり攻めることで速攻を得意としたチームに対してそのリズムを狂わせる効果もある。

激しいDFから速攻を仕掛けてテンポよく点差をつけていくことが得意なベルテックスに対してはディレイを仕掛けるのはものすごく有効だと思います。

ハーフコートOFで得点能力を発揮するマイケル・クレイグ選手が有効に働く側面もありますしね。

試合中走る距離も少なくなるので終盤まで体力も持たせやすいのも年齢層の高いチームには合っていると思うし、うちと走りっこしても東京Uにとってはメリットは少ないですからね。

アップテンポなバスケを観なれているぼくらからしたらなかなか速攻が出なくて見ていてじれったくなるようなゲームでした。

#0アトム辺りはレフリーのコールへの不満と相まってかなりフラストレーションを溜めていたんじゃないでしょうか。

納得が行かないところをベンチに回収されるアトム

切り替えてすぐに笑顔を見せるからガス抜きの意味でも少しくらい不満を態度に表すのは良いのかもしれないけど、やりすぎには気を付けてもらいたいですね。


それでもその難しい局面を耐え忍んで終盤ジワジワ点差を広げることができたのは前半から例の漢がマイケル・クレイグ選手に自由にやらせなかったのが大きいと思います。

例の漢…そう、#41加納誠也です!

身体を寄せたしつこいDFは誠也さんの持ち味

前回の記事でも誠也さんがマイケル・クレイグ選手のDFを任されるんじゃないでしょうかと予想をしましたがまさしくその通りそしてその期待以上の働きを見せてくれました。

前回記事はこちらをご覧ください。

1Q早々にマイケル・クレイグ選手をファールトラブルでコートアウトさせることに成功するとOFでも3本の3Pを欲しいところで決めてくれてこの日はMVP級の活躍でした。

試合後は今期初のインタビューを受けるほどの活躍です。というより今期初だったんだインタビューw

インタビュー受けてなくても目立つから初めてとは思わなかったw

結局誠也さんの活躍もあってマイケル・クレイグ選手は3P1/8 12.5% 2P2/7 28.6% アシスト2とスタッツが伸びずその能力を封じ込めることには成功します。

ターンオーバーも6つけていますからファクも十分満足だったんじゃないでしょうか?ぼくは大満足でしたw



前回記事の事で言えばアトムと#17タバリオの活躍も書き残さないわけにはいかないでしょう。

この2人のピック&ロールからの展開に注目をしていたわけですがこのゲームではうまく守られてしまった印象が強いですね。

なかなかゴール方向に向かってボールが動かなかったように思います。

それでもアトムはチームハイの19得点。前述しましたがレフリーのコールにフラストレーションを溜めてなかなか2Pが決まらず苦労しましたけど終盤もらったFTをしっかり決めきって勝利に貢献しています。

タバリオは大事なところでのリバウンドが光ったように思います。本人もインタビューで言っていましたが自分の仕事はリバウンドだと。そして言葉通りそれに愚直に取り組む姿勢は称賛に値するんじゃないでしょうか?

特にこの日の4Q追いすがる相手を振りほどいて勝利をつかんだ要因の一つにタバリオの5本のリバウンドがあった事は間違いないでしょう。

DFも良かったですよね。4Q2:07マイケル・クレイグ選手とマッチアップしますが、マイケル選手のパスに対して良いリフレクションを見せてルーズボールを作りました。

それを拾ったアトムからパスを受けて単独速攻、豪快なダンクを見せて…あれで9点差ついたのは大きいです。

試合を決定付けるタバリオのダンク

いいDFから電光石火の速攻、豪快なダンクでフィニッシュ。この日なかなかでなかったベルテックスの”カタチ”が一番欲しい時間に決まりましたからこの2点は単なる2点ではなかったことは言うまでもありません。


今日も苦しい時間帯もあるでしょう。思うようにいかないことも多いかもしれませんがこのように自分に与えられた仕事をしっかりとこなしていければ最後にはおのずと勝利が転がり込んでくることと思います。

次のステップへ向けて


ALL IN VELTEX!!

それにしても…一番厄介なのはマイケル・クレイグ選手じゃなかった…
折れない心と見事なまでの統率力、#33宮田諭選手はベンチにいてもでかい声出すし、コートの上でも引っ掻き回すし、まったくもって厄介な…

今日はベルテックスに宮田を静かにさせるようなプレーを見せてもらいたいw

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