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第6節越谷戦game2とケニーの不在とゆうさんの想像

画像提供 りさこちゃん

こんにちは。

第6節越谷戦game2の模様ですが、その前に謝罪からかな?今回は。

インサイドのアドバンテージで越谷に後れを取っている上にgame1での負傷で#25ケニーが欠場という事態。

ぼくも心のどこかで今日は良いゲームができれば勝ち負けはいいやと思っていた節があります。

勝敗以外の部分で越谷と渡り合えれば評価できるみたいな甘い考えと言うか何と言うか。

試合後の#3ゆーぞーのインタビューを聞いて顔から火が出るほど恥ずかしかったです。

獅子奮迅の大活躍をしたゆーぞー

選手たちはこのケニーという大黒柱を欠いた状態でも全力を挙げて勝ちにいっていたんだなと気づかされました。

あのゆーぞーの悔しそうな態度を見て結果はともかくいい試合でしたなんて口が裂けても言えないと心底思わされたんです。

ゲーム中も何を書こうかなと何となく考えていることが多いんですがゆーぞーの言葉を聞くまで”惜しかったけどナイスゲームだったね”みたいな感じで書こうと思っていたんです。

けどあの悔しそうな態度を見せられて一勝の重み改めて知らされて…そんなこと書いたらちょっと違うかなと思うに至りました.

もちろん勝ち負け抜きで感動はもらったしあのゲームについては惜しみない称賛を送りたいとは思っています。

要はあの会場の中で勝利を一番望んでいたのも信じていたのも、もしかしたら選手やコーチたちじゃなかったかなと言う話です。

会場の中ではと書くと他の皆さんに失礼と思うから言い換えますが、少なくともぼくよりもゆーぞーの方がそれを信じていたってことです。

ベルテックス静岡ファンにとってこれ以上の慚愧の念はありません。

今シーズンのユニを着ていなくても、MCの先導に合わせた声を出していなくても心はベルテックスファンのゆうさんです。

そのぼくが選手よりも勝利を疑っていたなんてこれほど恥じ入ることがあるでしょうか?いやありはしない。

この場を借りてお詫び申し上げます。

すまんゆーぞー。信じる気持ちが足りていなかったよ。

すまんかった何があっても勝利を信じるよ


絶対勝つ!勝ちにいく!の気持ちはこれから先忘れないでおくよ。


前置きがだいぶ長くなりましたがゲームの様子を書き始めます。

前半はと言うよりもゲームを通して互角の展開ついにはオーバータイムまでもつれました。

ゴール下の強さに定評のある越谷に対してインサイドの要#25ケニーを欠く静岡、一方越谷はゲームコントロールを託されるはずの笹倉選手を欠く中でのゲーム。

正直静岡の方が厳しいと思いました。

前半のトータルリバウンド(TR)は 19-19で互角。そのせいかgame1で差をつけられていたセカンドチャンスポイントとファストブレイクポイントも前半は拮抗しています。

これは19本のリバウンドの内7本もがチームリバウンドですありチーム全員でのリバウンドの意識の高まりが結果として現れたんじゃないでしょうか。

惜しくらむは後半までそれを継続しきれなかった事かな?

ゲームを通して見るとリバウンド数は40-56と圧倒される結果になっています。

後半リバウンドで優位性を失うことになりセカンドチャンスとファストブレイクでも差をつけられますがそれでもOTまで持って行けたのは称賛に値しますよね。


ここにはファクのゲームプランが功を奏していたのかなと思います。

この日はマンツーマンDFを一切せず終始ゾーンDFを選択していました。

終始ゾーンという珍しいゲーム



これはベルテックス史上でも初めての事なんじゃないかな?少なくとも僕の記憶にはありません。

ショウDFの要になるケニーが不在というネガティブな選択理由がもちろん根底にあるとは思います。

正直リバウンドが課題になるゾーンDFをゲームを通して貫くとは予想外のはるか彼方を超えていきました。


ですが今となってはこれがファクの戦術の一つだったのかなと愚考しています。

少しわかりにくいですが、このゲームのDFはもう一つ特徴とも併せて考えてみましょう。

そのもう一つの特徴とはバックコートからのオールコートに近いボールプレッシャーDF。

いつもやってるじゃんと言う声が聞こえてきそうなんですが。

ゆーぞーや#37けんけんと言ったPGが単独で相手のPGをDFするのではなく、チームとして連動してボールの進むのを遅らせていたように見えました。

ただし積極的にターンオーバーを狙っているようには見えなかったし、同じように5秒・8秒といったバイオレーションも無理に狙っていなかったようにも見えました。

それを行うのは抜かれてしまった時のリスクが高く、このゲームではそこまでのプレッシャーはかけていなかったように見えました。

さらにバックコートに帰陣する際、人に戻るマンツーマンDFよりも場所に戻るゾーンDFの方が混乱が生じにくくオールコートのボールプレッシャーがより安全に仕掛けられることは言うまでもなく。

こう考えてみるとゲームを通してゾーンDFを敷いたことの意図も見えてくるのかと思います。

ここからはあくまでも推論なんですがファクはポゼッション(攻撃の回数)を抑えようとしたんじゃないんでしょうか?

バックコートから積極的にボールにあたり、できるだけ相手の攻撃時間を削ることによってポゼッションは下げることができます。

要は時間稼ぎがその目的だったんじゃなかったかなと思います。


それを踏まえて時間稼ぎと言えばベルテックスは攻撃にも時間がかかっていたように思えました。

ほとんどの攻撃が残り10秒を切るくらいまで時間使っていたんではないでしょうか?

攻めあぐねるというよりも時間をかけていたという感じです。あくまで感覚的にですが。

ぼくたち親子は常々ショットクロック残り10秒を切ると選手に知らせるようにカウントダウンを行うんですが、この日はやたらカウントする機会が多かったんです。

バスケットボールは確率のスポーツと言うくらいですから強いチームと弱いチームがたくさん攻防を繰り返せば繰り返すほど強いチームに有利になるようになっています。

ケニーと言う大黒柱を欠いた中ではできるだけお互いの攻撃回数を減らして確率の収束を防げばそれだけベルテックスに有利になるという理論は成立すると思います。


結論をまとめると。

越谷の笹倉選手不在で対PGでアドバンテージを取れるからボール運びの時間を長くして、ケニー不在でゴール下大変だからそこの時間相対的に短くなるために前から積極的にあたる。

前から当たった選手が帰陣した際混乱しないようにゾーンを敷いてハーフコートのDFを仕掛ける。

これによりロースコアの競った展開を作り出して優勝候補の越谷に対し不利を消して接戦に持ち込む。

ぼくが妄想したファクの戦術の一部です。

これは是非答え合わせしたいところですw

何かの機会があれば聞いてみたいですね。


次の相手はシカッチェ率いる奈良!

ベルティ率いるベルテックスとしては後れを取るわけにはいきません。

次は良いゲームではなく泥臭い2勝が欲しいところ。

大いなる期待を込めて。

WOW!VELTEX!!




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