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第7節のスタッツと修正力とOR%

こんにちは

今日は第7節アイシンAW戦の事をちょっと書こうかと…

先ずはコーチのコメント

初日はリバウンドに課題があり、2日目はそれを改善できた事が勝因の1つとあげられていますね。

DFの良さにも言及されています。

DFの良さは比較的わかりやすいかなぁと思うんですが、"リバウンド良くなったなぁ〜!"と見ていた方みんな思ってくれたかな?とわたくしの老婆心ってやつがムクムクと頭を持ち上げてきましてですね…

と言うのもですね、直接失点に結びつきやすいOFリバウンドの方がDFリバウンドよりも印象に残りやすい気がするからそこが心配なんですよ。

実際のアイシンのOFリバウンドの数は

game1 16本

game2 17本

と増えてしまってるんですね。改善どころか悪化してるじゃん!と思われる方もいらっしゃるんじゃないかと…

もっともうちのOFリバウンド数も

game1 7本

game2 10本

と増えていますからそこだけ見ても頑張っていると言えるとは思うんですけどね。


生のスタッツを比較するとこういったことが起こるので、これをFour FactorsのOR%(オフェンスリバウンドパーセンテージ)という指数に落とし込んでみようと思います。

具体的にはリバウンドの機会つまりシュートの外れた数に対してのどれだけORが取れているか計算します。


すると

こんな感じになります。

例えばgame1では静岡がシュートを打って外れた数つまりリバウンドの機会は38回ありました。それに対してORは7本しか取れていませんからOR%は18.42%ということになります。


そんな感じでOR%を見てみると、game1ではうちのOR%が18.42%なのに対してアイシンは44.44%と圧倒していることがわかります。

うちが外したシュートは2割以下しかリバウンドできないけど、アイシンは外しても半分近くはリバウンド拾って攻撃を続けられたということです。

それがgame2になるとうちはOR%を31.25%と大きく上げているのに対してアイシンは41.46%と微減しています。

game1とgame2を比較すると単純なORでは確かにアイシンがORを1本増やしていますが、総量からパーセンテージを比較するとベルテックスのリバウンドは大きく改善されていることがわかります。


もう一つ注目すべきはアイシン攻撃時のリバウンドの機会が36から41と5本も増えていること。

早い話がgame1よりgame2の方がアイシンがシュートを5本も多く落としていることになります。

ちなみにうちは38から32へと落とした本数を6本減らしていますからその差は大きいですよね。


以上のようにgame1での敗戦から修正点を見つけて、自信のあるDFをベースにしてリバウンドを増やして勝ちに結びつけているのがよくわかります。

ゴール下のシュートをアイシンが決めきれなかったというのもあると思うんですが、それだってDFの頑張りですよ!


ここで今日の結論!

ベルテックス静岡はgame1で課題が出てもgame2で修正できる能力があり、最終盤まで優勝争いができるチームである!

我ながらちょっと甘い結論な気がしないでもないですが、ここまでは上出来だと思うんだよね。


次は調子を上げてきている鹿児島戦!

油断することはできません、が現在の順位よりも下位にあるチームに対しては2つ勝ちをそろえなければなりません。

必ず連勝して帰ってくることと信じて


FIND NEW VELTEX!

この記事を最後までお読みいただいた奇特なあなたw

このスタッツの比較する回ってぼくは楽しいんだけど読んでくれる方は苦痛なんじゃといつも心配しています。

ここがわかりづらい!ってところが有ればぜひご指摘ください。

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