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私は○○がしんどかった

『メモの魔力』(前田裕二)、『福岡市を経営する』(高島宗一郎)、『段取りの教科書』(水野学)など書籍の編集・執筆を手がけられてきた竹村さんによる一冊。

『書くのがしんどい』

このタイトルにひかれてKindleで即ポチ。
文章術に関する本について何冊か読んだことがあるけど、この本はしばらく私のバイブルになりそう。

"書く"を目的にしてしんどくなってしまったら、何度も読み返したいと思う。


今回の読書ログnoteを書くにあたり、自分のこのnoteを誰に「伝えたい」かを考えた。


「私はこのnoteを"未来の自分"に伝えたい。」


そのために、これからは「どんな内容だったっけ?」となってしまった未来の自分に伝えられるようなnoteにしていきたい。


私の「しんどい」は、「伝わらない」と「読まれない」

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本書は、書くことに対する「しんどい」を分解し、それぞれの「しんどい」を解消できるよう、チャプターごとに構成されている。

いまの自分にとっては「伝わらない」と「読まれない」が特にしんどいポイント。それぞれについて記載されている部分から覚えておきたい箇所と、感じたことなどを下記にまとめて書いておきたい。


「CHAPTER2 伝わらなくてしんどい」より

・削ることができるものはなるべく削る
①「説明しなくてもいいもの」を削る
②「私は」「思います」を削る
③「〇〇ですが」「〇〇なので」は危険
④余計な「という」を削る
⑤前置きを削る
・文章を「頑丈な家」にする
まず「結論」を言うことです。そのあと、それを補強するために「理由」「例」「詳細」を言います。
ひとつの文章で言いたいことはひとつにする

「CHAPTER3 読まれなくてしんどい」より

・文章は基本的に「読まれない」
・「書きたいこと」と「読みたいこと」はズレている

読み手を想像することを忘れない

・ 「無邪気な書き手」と「イジワルな編集者」

→「書き手」として細かいことは気にせず、無邪気にどんどん書き進める。少し時間をおいたら「編集者」として、自分の文章を客観的に見ながら整理していく。

・人が集まる「文脈」にコンテンツを置く

どこにどういう文脈があるかを把握することがまず大事。そして、どういう文脈に文章をおけば、多くの人に読んでもらえるのかをおさえること。


本書全体より

・他人のツイートでバズっているものがあれば「これはなぜバズっているのだろう?」と考えてみることも勉強になります。
・「冒頭」で先制パンチを浴びせる先ほど「サビをつくろう」という話をしましたが、サビに到達する前に離脱されてしまっては意味がありません。これだけコンテンツがあふれているなかでいちばん有効なのは「冒頭、1行目でつかむ」こと
・これまでの日本は「秘すれば花」ではないですが、黙々と仕事をすることがよしとされてきました。あまり自分のことをひけらかすのはカッコ悪いという空気もいまだにあります。もちろんそういった考え方を否定するわけではありません。ただ、何もしなければ埋もれていってしまうリスクもあります。「書く」ことで自分のことをきちんとまわりに知らせることがより大切になってきているように思うのです。


文章は基本的に「読まれない」

さまざまなコンテンツがあふれる世の中。


文章は基本的に「読まれない」


このことを頭においた上で「では、どうするか?」を考え、実行し続ける。

マーケティング要素 / 編集要素どちらからもアプローチして、伝わるように伝えられる人を目指したいと思う。

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