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テレビであなたの商品・会社をPRするとっておきの方法

テレビであなたの商品・会社をPRするとっておきの方法』吉池 理(著)

広報担当者として必読本として紹介されていたので、読みました。
どのようにテレビアプローチしたらいいかが具体的に紹介されている一冊。

<要点>

①PRの行き先は結局テレビに流れる。

②局別・タイプ別PRの傾向と対策

③マスコミ対応術(プレスリリース作成のコツも含む)

<学び>

①制作プロダクションをおさえること

ほとんどの仕事は外部プロダクション(制作会社)に発注しているのが現実です。多くの外部プロダクションにも、そのプロダクション所属のプロデューサーやディレクターがいます。実際の番組は、このプロデューサーやディレクターが仕切っているケースが一般的でしょう。さらにこのプロダクションが細かな作業やリサーチなど、多くの部分を外注したりもしています。


②忙しいテレビマンを捕まえるためのひと工夫が大事

・基本A4ペライチで情報がひと目でわかるように
ビジュアル+テキスト、で撮れる映像がわかりやすいように
・人を推す際は、「どんなテーマでトークができるか」を列挙
・紙媒体が同内容のPRネタを取り上げた直後にリリースを送る

③何度も配信しなければ採用されない

打率が悪いなら、シンプルに数多くバットを振ればいい

④過去の放送で視聴率のよかった企画ならば、時間を置いて必ず同じテーマの企画を放送する

⑤リリース配信後の対応

その人に合わせた対応が大切。(必ずしも電話をすることが良いとは限らない)アポ電をする場合…

(1)数日前に報道用資料をおくらせたいただいたことと到着の確認
(2)直接会って取材してもらえれば、報道資料より具体的で詳細な情報を提供できるとオファーする(だからアポイントメントが取れませんでしょうか)
(3)アポイントメントが取れない場合は郵送で追加情報を送る旨をつげる

⑥メディアレセプションのススメ方

(1)レセプション企画内容策定
(2)具体的なスケジュール・レセプション会場決定
(3)招待状の作成とマスメディアへの配布(1ヶ月前)
(4)参加可否を電話で確認(1週間前〜3日前)
(5)リハーサル&テクニカルチェック
(6)メディアレセプション当日(参加者と不参加者をそれぞれチェック)
(7)参加者にはお礼状送付。不参加者にはレセプションで配布した資料などを後日郵送

<個人的な感想>

具体的な対応方法などが記載されてあり、非常に勉強になった。何度も読み直す教科書的な一冊になりそう。


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