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ワクチンの大量接種で感染者が増えているという話


 ワクチンを接種したら感染にくくなるという研究成果をニュースを聞いたことがあるだろう。ところが、実際には、驚くべきことに、ワクチンの接種が進んでいる国は、ほとんどの国で感染爆発が発生しているのだ。

BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)に、ワクチンの接種に懸念を表す専門家の意見が寄せられた。

 この意見を掲載したBMJの記事によると、

・ワクチン接種を始めたほとんど全ての国で突然感染が増え、厳しいロックダウンをした

・インドやブラジル、さらに、パキスタン、バングラデシュでも、ワクチンの接種開始後感染者が急増した

・ 英国やイスラエルでもワクチンの接種が開始されてから合計死者数が急増している

等といった受け入れがたい現実が記載されている。

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 専門家の分析によると、ワクチンの接種が進むと、コロナの変異が加速するというのだ。


この懸念は、以前米国のNPRの記事に記載された「ワクチン自体がウィルスの変異を推進する」という意見に基づいている。

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ハワードヒューズ医学研究所の研究者である米国のロックフェラー大学のPaul Bieniasz教授は、

「ウイルスが新たな変異を獲得するための、ある種の温床になっている可能性がある。」
と述べている。

 ワクチンで感染爆発が発生する主な理由はウィルスの変異が発生するというもののようだ。では、各国でワクチン接種を開始後、具体的にどのようなことが起こったのか?いつかの事例を見ていこう。

(1)イスラエル

 ワクチン接種開始後、イスラエルでは感染爆発が発生し、感染者数増加。60%の接種率を超えても高止まりした。その一方で、ほとんどワクチン接種をしていないパレスチナ人は、感染者が減った。

 話はこれで終わらなかった。その後、コロナが収束していたパレスチナでは、ワクチン接種開始後、死者が増加した。

 イスラエルでは、ワクチン接種の開始前と比較して、ワクチン接種開始後は、コロナ死者が3倍になった。

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(2)インド

 BMJの記事によると、1月16日にワクチン接種開始後、2月16日頃から感染者が増加し、死者も急増。

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あるインドの人の声:

 インドでは5千万回分のワクチンを接種したのにインド各地で新規感染者急増


(3)ジブラルタル

 コロナワクチン接種開始後、死者が急増

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(4)UAE

 コロナワクチン接種開始後、死者が急増

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(5)ポルトガル

 コロナワクチン接種開始後、死者が急増

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(6)アイルランド

 コロナワクチン接種開始後、死者が急増

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ワクチン接種の開始前と比較して、ワクチン接種開始後は、コロナ死者が約4~5倍になった。

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(7)アルバニア

 コロナワクチンの接種開始後、死者急増

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(8)セルビアは、欧州でワクチンの接種を最も急速に展開した国の1つである。1月22日にセルビアのワクチン接種率は隣国のクロアチアを抜いた。

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セルビアとクロアチアを比較すると、

偶然にも、1月22日にセルビアの感染者数は最低水準となったのだが、ワクチン接種の展開が遅いクロアチアでは感染者数が依然として減り続けているのになぜかワクチン接種率がクロアチアに追いついたセルビアでは感染者数が上昇に転じた。

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セルビアがワクチン接種を開始した12月24日にはコロナ死者数はクロアチアよりも少なかったが・・

セルビアがクロアチアの3倍の数の人々にワクチン接種をした今では、残念なことに、セルビアの死者数はクロアチアを追い抜いてしまったのだ。

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(9)ハンガリーは、ワクチン接種が進んだらやっぱりコロナの感染者が爆発した。


(10)死者0だったカンボジアでは、ワクチンの接種開始後、感染が急速に拡大し、死者が出た。


(11) バングラデシュも同じように世界でも最もコロナ死が少ない国の1つだったのに、2月7日にワクチンの大量接種を開始した後、死亡者が急増している。

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ここに挙げた例はほんの一部にすぎないのだけど、世界中のありとあらゆる所でワクチン接種開始後、感染者が急増しているという現象が発生している。ワクチンを大量接種すると、ウィルスの変異が加速するという話は、現実の感染者数や死者数の推移に裏付けられているようだね。

 ・なお、ワクチン接種により感染爆発が発生する理由は、変異が加速するだけでなく、他の理由も考えられるようだ。インフルエンザの場合は、研究によると、なんと、ワクチンを接種すると、感染者の呼気にウィルスを含んだエアロゾルの発生量が6.3倍になるそうだ。

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 なるほど、ウィルスを含んだエアロゾルの発生量が激増するのであれば、感染者が増えてもおかしくはないね。ワクチン接種によって感染者が増える理由は、既に研究によって解明されていたんだね。

 ワクチン接種を勧めている国で感染爆発が発生しているということは、どうやら世界では周知事項のようだ。日本のメディア、朝日新聞でさえこの情報をつかんでいた。最後にチリの話を挙げておこう。

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 チリは、ワクチンを世界でも急速に展開している国の1つだ。チリは、ワクチン接種の開始時には1日当たり42人の死者数だったのに、2ヵ月後は倍増し、85人の死者数となった。

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 チリでは、当初ワクチン接種のペースは遅かった。しかしその後、チリの1日当たりのワクチン接種ペースはイスラエルを追い抜いた。

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感染者数が増えたチリは、その後・・ロックダウンしてしまったのだ。


ここで医学雑誌BMJの記事に戻ってみよう。

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BMJの記事によると、ほとんど全ての国で、ワクチン接種開始後、突然感染者が急増し、ロックダウンをしてしてしまったそうだ。

チリの例をみると良く分かるけど、このことを言っていたんだね。

 ワクチンの大量接種で感染者が増えているという話、この点について世界のいろいろな人達が議論している。BCGワクチンの専門家であるJ_Satoさんも丁寧に分析しているので確認しておこう。


実は不思議なことに、この記事がグーグル検索しても出てこないらしい。グーグル社が何か邪悪な制限をしているのかもしれない。


・総括

 ワクチン接種により人命が救えると今まで簡単に考えてはいなかっただろうか?確かにワクチンを接種した人間がコロナに感染する確率は低下するかもしれないが、ウィルスが変異したら、その変異株にまで感染しないとは限らない。世界のデータを見ると、ワクチンの大量接種により、感染者数が増えてしまっているという現実があるのだ。

 最後に、ほとんどの高齢者にワクチンを接種したイスラエルがどうなったか確認しておこう。

 実は、イスラエルでは、ワクチンを高齢者に大量接種後、高齢者のコロナ死は減ったものの、最近になってなぜか高齢者の全死因の超過死亡の減少傾向が逆転し、上昇に転じてぶり返してきてしまったのだ。

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 つまり、ワクチンを接種してある疫病に対する耐性を得たからといって寿命が延びるという単純な話ではないんだね。

最後に、インフルエンザのワクチンの接種とコロナのリスクとは相関があるという分析も確認しておこう。

 ある分析では、欧州の高齢者の間で、インフルエンザのワクチンの接種率を高めることでコロナの死亡率が少なくとも50%上昇することが判明した。

 インフルエンザのワクチンを接種するとコロナにかかりやすくなる、死亡率が上がる、という懸念があるんだね。ということは・・コロナウィルスのワクチンを接種すると、他の病気にかかりやすくなるという懸念もあるんじゃないかな?

 簡単なようで奥が深いね。医学はまだまだ謎だらけだ。世の中の公衆衛生の専門家の意見を聞こうと思っている人、それは間違いだ。

「公衆衛生の専門家などというものは存在しない。」
”There Is No Such Thing as a Public Health Expert”

公衆衛生の専門家といっても、皆が違うことを言うそうだ。


ワクチンを接種するのもしないのも、判断するのは貴方次第。












いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。