見出し画像

フロリダ州の当局の見解「マスクは役に立たない」「ワクチンの義務化は健康に悪い」


画像1


1.フロリダ州の新任の医務総監である、Joseph Ladapo博士(ハーバード大学)は、記者会見において、学校でのマスクの義務化は不要であると宣言した。

 Joseph Ladapo博士によれば、子供達が学校でマスクを着用することは、コロナウイルスの感染の抑制とは何の関係もなく、医学的に何のベネフィットもないことが研究データにより判明している。



 Ladapo博士は、有害なテレビから離れることを勧めるとともに、子供達がマスクを着用して効果があること示すデータの裏付けはとても弱く、子供達がマスクを着用することによってベネフィットが得れらるというエビデンスを示すデータが全くないと説明している。

“I want you guys to step back for a moment from what you hear sort of constantly on TV and just very briefly in terms of the data that the supports mask use in kids and mandates for masking kids, it is very weak. And that’s a fact. But there’s a substantial gap between the quality of the data out there supporting masking kids, yielding any benefit for kids whatsoever, factual, and what we’re hearing from some of our Public Health Leadership and other states and nationally.  In Florida, we’re going to stay close to the data, and we’re going to let you know how we feel about the data. And the data do not support any clinical benefit for children in schools with mask mandates.  The highest quality data find no evidence of benefit. And we’re going to stick with that because that’s what the data show."


 また、Ladapo博士は、子供の健康についての問題(子供にマスクを着用させるかどうか)は、親が判断するものであり、外部(学校当局、役所など)からの義務付けがあってはならないと説明している。

 "The highest quality data find no evidence of benefit. And we’re going to stick with that because that’s what the data show.  And the other thing I’ll just add is that you know, as a parent, hearing the stories of other parents. What they’re going through and seeing other parents around the country, these are impossible situations, parents being put in. Putting a mask, something on the face of your child, that’s a parent’s decision. It’s not a school decision. It’s not a school board’s decision. It’s not a governor’s decision. It’s no one else’s decision, except for the parent. And parents have been placed in these impossible situations related to the health of their children. I’m here to help support parents in voicing how they feel that their children should sort of present should be in the world. And I’m going to be here to help with that to support that.” 


  その一方で、Deantis知事は、バイデン政権の教育庁長官であるMiguel Cardona氏がマスクの効果を主張したいがために幾つかの研究を的はずれに引用したと指摘している。

“It’s interesting, the US Secretary of Education he did like some tweet thread like I was like a month ago and he’s like, see follow the data on the masking. And he was citing. He cited a few studies. He cited one study from North Carolina which said forced masking of kids works, but it had no control group because that was required in every school. So they just said it worked without comparing it against what if you didn’t do that, and people pointed that out immediately. Then he cited a study from Wisconsin about it, and the researcher who did the study immediately responded to the tweet and said, we found no conclusive evidence on the forced masking and basically said that you should not use my study to do that.”


 DeSantis知事によれば、Miguel Cardona氏が引用したノースカロライナ州の研究者の研究は、マスクを着用していない場合の対照群がない。マスクを着用していない場合との比較がなければ、マスクに効果があるかどうかは不明である。そのような主張に意味があるとはいえず、不適切である。


 また、Miguel Cardona氏は、ウィスコンシン州の大学の研究を引用してマスクの効果を主張しようとしたのだが、

画像2

 この研究の筆頭研究者であるTracy Høeg氏自身が、マスクが役にたったとは言えないと認めてしまったのである。


 要するに、以前からこのNoteでも取り上げているので詳しい説明は書略するが、既に米国では、少なくとも学校でのマスクの着用が感染防止に全く役に立っていなことが経験則から常識となっており、米国で実施された学校でのマスクの着用義務とコロナの感染との間に相関関係が存在しないことが研究成果としても発表されている。

 そして、欧州の多くの国では、マスクの着用が役に立たないことが既に暗黙の了解となっており、少なくとも屋外では、とうの昔にマスクの着用義務を廃止している。マスクの着用は感染防止に効果がないだけでなく、その弊害は甚大なのだ。


 実際、マスクを長時間着用すれば、呼吸に制限がかかり、脳への酸素供給が十分に行われなくなる。そのため、子供達の成長・発育に致命的な悪影響が及ぼされることは言うまでもない。

 まともな科学者であれば、マスクの着用に効果がないことが明らかになった今になってマスクの効果を主張するなどというおこがましいことはできないのであろう。将来、マスクの弊害によって生じた健康被害の責任を問われる可能性さえある。論文を執筆した研究者が、バイデン政権によって、自分の研究を悪用してマスクに効果があるなどという誤情報を流布されるのを阻止しようとした意図が窺える。

2.また、Ladapo博士は、ワクチン接種の義務化にも反対している。Ladapo博士は、ワクチンの義務化により人々が失業すれば、結果として人々の健康に有害となると説明している。

画像3


 Ladapo博士によれば、ワクチンでは感染を防げず、安全な職場を作るためにワクチンの接種を義務付けるというのは、真っ赤な嘘であり、科学的な裏付けがない。また、ワクチンの安全性の実態は全く公表されていない。



Ladapo博士の指摘している事項を少し確認してみよう。

(1)ワクチンの感染予防の有効性が40%未満になっているものがある。

“You remember when people were telling you that these vaccines would stop transmission and rates of protection were greater than 90%? Well guess what? Here we are about 10 months afterward and we are finding out that was some of these vaccines the data is showing that the protection is less than 40% and even less than that for some of them.”

 この点については、少なくともファイザー社のワクチンについて、2回接種しても有効性が39%しかなくなってしまったことがとうの昔に指摘されている。

(2)ワクチンは感染を止めることができない。

"What is the data, what is the science behind these vaccine mandates. Well, as we know these vaccines are not preventing transmission. Sure, they reduce the likelihood of preventing it, but even that is questionable depending on how far out you go, but they are not preventing it."

 これも確かである。ワクチンによって集団免疫を達成することは不可能であり、

そして、ワクチンの接種率が高い国々では、感染爆発を起こしている。

画像4



(3)ワクチンの安全性が不誠実に隠蔽されている。

“Why are some people not comfortable with these vaccines? Part of the reason is the climate of scientific dishonesty about the science, whether it’s natural immunity, and denial of that in face of data, or the safety of the vaccines, there is dishonesty about that.” 

 米国のワクチン有害事象報告制度(VAERS)によると、死者だけを考えても、現状、ワクチン接種後、1万7千人以上の死者が存在する。ほぼ全てのワクチン接種後の死者について、ワクチンとの因果関係が不明のままとなっている。これは、ワクチンが安全であると確認された訳では全くない。

 しかも、ワクチンの有害事象の報告がなされるのはほんの氷山の一角である。米国の専門家によれば、実際には、ワクチンにより20万人の米国人が死亡していると推定されている。


総括:

 世界の多くの国では、ワクチン接種を義務化し、ワクチンパスポートを導入する理由が、人々の健康や安全を守るためであると説明されている。

 しかしながら、ワクチン接種を義務化したところで、コロナの感染を止めることはできない。世界の実際のデータを確認すると、ワクチンの接種率が高まるほど、コロナの感染が増え、死者数が多くなっているのが実情である。


 トルコの科学者によれば、世界のデータを確認すれば、トルコを含め、ワクチンの接種が行われるほど、感染者数と死者数は増え続けている。このことはデータに裏付けられた事実なのだ。どのような理屈によっても否定することはできない。


 ワクチン接種によってコロナウイルスの感染は減少することなく、さらに増加する。ワクチン接種が行われるほど、ウイルスが新しい亜種に変化し、変異しやすくなる。そしてワクチン接種が続けられる限り、新しい亜種や新しい亜種による死者を取り除くことはできない。


 最近では、ワクチンによって得られる抗体を効率的に回避するように大幅に変異した変異株が出現している。


 つまり、ワクチンの接種率を高めたところで、感染症が収束する訳ではなく、変異が加速して、問題が大きくなってしまう。ワクチン接種を義務化し、ワクチンパスポートを導入することによって人々の健康や安全を守る、という説明は誤りであることが分かる。

 ハーバード大学のMartin Kulldorff教授も指摘しているが、むしろ、ワクチン接種による免疫ではなく、自然感染によって得られた自然免疫を持っている人を雇用することで人々の健康が守られる。


 Ladapo博士は、ワクチンの義務化による失業は、精神的苦痛を増大させるものであり、健康保険を失うことがあれば、治療に支障をきたすため、「健康に悪い」と警告している。実際に、ワクチンの義務化により病院職員、消防士、救急隊員等の市民の健康と安全を守る職に就いている人々がその職を失うという事態が多発している。

 ワクチン接種の義務化によって市民の健康と安全を守る職に就いている人々が次々に仕事を失うという事態によって市民達の健康が脅かされている。また、人々が仕事を失えば、精神を病み、結果として、健康に有害であるのは当然である。

 ワクチンパスポート、ワクチンの義務化が有害であることは明白である。米国では、このような政策を採用している州はほとんどなく、カリフォルニア、ニューヨーク、ハワイの3州のみである。

 勿論、このような横暴な政策が市民達によって認められる道理がない。悪政に抗議するために、これらの政策を採用している全ての州、ニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州で大規模な市民活動が行われている。


 なお、現状では、ワクチンの義務化の問題は、世界の中でも、イタリアが特に、一番深刻となっている。イタリアでは、ワクチンを接種していなければ「一般労働者」でさえもが就労できないことになった。多くの人々が仕事を失う危機に直面しており、大規模なストライキが行われている。



 ワクチン接種の義務化によって人々が生活の糧を失って貧困化する。そして、ワクチンの義務化に抗議した人々は、国家による暴力によって取り締まられる。

 このような政策が健康のためであるはずがない。つまり、ワクチンの義務化は「健康に悪い」ことは明白である。

 イタリアで発生している問題は、世界の他の国々でも起こりうる。現在、世界の人々がイタリアの市民達の活動に共感し、支持し、応援し、同様の活動を行っている。




いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。