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インドのパンデミックを振り返って~ワクチン展開と感染拡大の関係は?
インドにおけるコロナワクチン展開とコロナの死者数の増加との間にもはや無視できないほどの相関関係があると指摘されている。
まずはインドのコロナパンデミックを振り返って簡単に説明しよう。
インドは、人口密度が高く、医療施設へのアクセスが悪く、衛生水準も低い。しかしながら、幸運なことに、インドでは国民に免疫があるせいか、コロナで亡くなる人は多くはなかった。それなのに、ロックダウンと共に過度な感染対策が敢行され、当初はほとんどの人々がマスクも着用していた。
インドのデリーの抗体検査によって驚きの結果が報じられた。22000人の住民を調査中であるが、現時点の集計でなんと15%が感染済。
— You (@You3_JP) July 10, 2020
インドはロックダウンをしてマスク義務もある。ウィルスの蔓延にはどのような介入政策も効果は限定的である。Hindus紙は良い兆しだと。https://t.co/KDVBSEpokU
インドでは、コロナのIFR致死率が0.1%未満であり、感染してもほとんど症状がでないことが判明。専門家は、検査数に比例して感染者が増えており、危険の少ないウィルスのこのような数字の増加を抑制するためにロックダウンを行うことは非科学的且つ無駄であると指摘。https://t.co/c1bKnoWjSy
— You (@You3_JP) July 28, 2020
そしてインドでは、残念ながら、ロックダウンやマスクなどの厳しい感染対策を行っても、感染は全く止まらなかった。結局、感染対策は貧しい人々を苦しめるだけで全く効果が見られなかったのだ。
インドのデリーで6/27~7/10に行われた抗体検査の結果が明らかになった。
— You (@You3_JP) July 21, 2020
なんと、21,387人の23.48%、1/4に相当する人々が感染済であった。
考察:いくらロックダウンや接触追跡をしたりマスクを義務化したところで、人口の密集地では感染の広がりを防ぐことはできない。https://t.co/SjTnFYnqhy
インドの専門家は、ロックダウンは少数の金持ちが得をして貧しい人を苦しめると述べた。
— You (@You3_JP) July 26, 2020
「人口の密集地に居住する人々にとっては、ロックダウンが役に立たないことを念頭に置くべきである。人々の希望を奪うものであり、政府はこのような試行錯誤の政策をやめるべきだ。」https://t.co/LfHx3hVUr5
インドには、まだまだロックダウン愛好家が存在するようだ。全インド医科大学のSanjay Rai教授は、現段階でロックダウンを行うのは科学的ではないと分析している。
— You (@You3_JP) August 2, 2020
・コロナの致死率がとても低い
・既に集団免疫に向かっている
・ロックダウンは感染を遅らせるだけで無意味https://t.co/ijbZY6UQll
インドの政治家Rahul Gandhi氏は、ロックダウンは、コロナを攻撃せずに、貧しい人々を攻撃したと述べた。
— You (@You3_JP) September 12, 2020
ロックダウンは、若者の将来に対する攻撃であり、労働者、農民、小規模店舗の経営者に対する攻撃だった。
この攻撃には我々全員で立ちむかわなければならない。 https://t.co/1y3Qc5q2kt pic.twitter.com/3rX8DTMUQm
ロイターによると、インドでは既に人口の30%が感染済と推定され、来年の2月までに50%が感染する見込み
— You (@You3_JP) October 20, 2020
来年の早い段階で実質的に集団免疫が完成するということだ
ロックダウンやマスクなどの感染対策を施しても大して感染を抑制できずにピークを過ぎた
現実を受け入れよう https://t.co/fjzAE8OMqi pic.twitter.com/pmNccwCPfY
そして、感染者が増えるに従ってインドの国民はコロナが弱毒性のウィルスであることを理解するようになり、恐怖心はなくなっていった。
インドでは、当初、ロックダウンやマスクなど、厳しい感染対策をしたのだけど、結局効果はなく、数割の人がコロナに感染して貧困だけが加速した。
— You (@You3_JP) November 20, 2020
感染者が多いためウィルスの実態はもうみんな分かっている。だれも怖がったりはしていない。これが現実だ。https://t.co/Ewl3yx8gnR https://t.co/pL8E4RG4Jh pic.twitter.com/lNMi2gWunW
その後、大方の予測通り、国民の大半がコロナに感染済となり、感染対策をしなくても疫病が収束していく状態、すなわち、集団免疫に達しようとしていた。
インドは、感染者や死者のグラフからは集団免疫を達成し、収束が間近なことが分かる。マスクを外して密になってもリバウンド無し
— You (@You3_JP) December 7, 2020
当初はロックダウンやマスクなどの厳しい感染対策を講じたが、効果なく感染が進んだ
都市プネーでは、85%の住民が抗体を保有するという調査結果https://t.co/1da7RpEwHa https://t.co/eNk5imEBjR pic.twitter.com/xKWDYJvw6l
多くの専門家は、既に集団免疫に達しており、ワクチンは不要であるとの見解を示していた。
インド専門機関(AIIMS)のSanjay Rai氏
— You (@You3_JP) January 2, 2021
「インドは、集団免疫に向かってるので新変異種などでパニックになってはならない」
・欧米の感染者数に惑わされてはならない
・99%は回復。感染力が強いウィルスは無症候性の弱毒ウィルスで集団免疫達成が早い。ワクチンも様子を見ようhttps://t.co/jy22HU41EI https://t.co/UI6sSTsewg pic.twitter.com/aRJ978UIU6
インドのデリーの最近の抗体検査の結果によると、50%~60%の人口が抗体を保有している。
— You (@You3_JP) January 30, 2021
専門家も、集団免疫の達成に近づいていることを認めざるをえない。
「市中で大量の無症状の感染者が発生しており、集団免疫に近づいている」 https://t.co/BiUl0w4KWP pic.twitter.com/9fLR8s7epn
デリーは国民50%以上が自然感染済で状態改善が鮮明
— You (@You3_JP) February 2, 2021
キャスター
WHOは集団免疫達成には60%以上感染が必要で大量の感染者や死者がでるとか煽ってるよ
医師
死者の増加には感染者の増加が必要だ。感染者が減ってるのに死者が増えるわけないだろ。騙されるな。英国の変異株とかで脅してくるけど恐れるな https://t.co/Gm8sAjGOYB pic.twitter.com/dOFsjNKeDf
インドではもうコロナは終わったといっていいでしょう。マスクを着用している人も激減し、感染対策も適当になった。収束してもゼロにならず、常在性ウィルスとして定着
— You (@You3_JP) February 22, 2021
変異株の発生等で今後も感染の上下の波は発生するでしょうが、その度に集団免疫を繰り返して収束する。気にしてなどいられないのだ https://t.co/MKruQ137tG pic.twitter.com/uUJHW14Ywm
つまり、インドは、元々、コロナの致死率が低い恩恵があったのだが、それに加えて、集団免疫がほぼ完成したため、つい最近まで世界で最も低いコロナの死亡率を誇るようになっていたのだ。
ところがインドでは現在、今までにない規模でコロナの感染が拡大している。西洋のメディアを主導として、国民を不安に陥れようとする目的で、インドの医療インフラが圧迫され、死体安置所に死体が山積みになり、葬儀場が一杯であるなどの報道が無制限に行われている。勿論、このようなパニックの煽りに対しては、TwitterやYoutubeなどの検閲はない。
一体インドに何が起こったのだろうか。当初、当方は、マスクの着用による弊害が主原因なのではないかと推定した。実は、インドでは、マスクを着用している人々が極端に減っているのだが、今でも人々がマスクを着用している地域がある。米国において共和党地盤の州と民主党地盤の州とでコロナ政策や生活環境が異なるのと同じだ。
マスクの着用により感染リスクが高まる可能性があることは既に研究で判明しつつある。
そして、思った通り、インドでも確かにマスクを人々が着用している地域では感染者が多かった。そして当方の分析は一見正しそうに見えたのだが・・
インドでも政治家がマスク着用に積極的な州とそうでない州があるようだ。
— You (@You3_JP) April 5, 2021
マスクを着用しないAssam州では感染者が収まり、コロナの被害はほぼなくなった。
マスク着用に積極的なMaharashtra州のようなところでは、感染者も死者も多い。足を引っ張っているんだな。 https://t.co/4EuWVDnMnH pic.twitter.com/XQME0Jx6FB
よくよく考えてみると、マスクの着用による感染リスクの上昇は、経験則上、せいぜい数割程度だと思われる。この感染者数の急上昇はマスク着用による弊害だけでは説明がつかないのだ。
当方では説明ができなかった問いに対し、世界の洞察力のある見識者は、何が原因なのかを突き止め、答えを出し始めている。
先に説明したように、インドでは、ワクチン無しで集団免疫に到達しようとしていた。ところが、キノコ頭のツイッターユーザが説明するように、インドでは、多くの科学者がワクチンが不要だと警告しているのにも関わらず、ワクチン推進派により、国民に対するワクチン接種の導入、そして大量接種が敢行されてしまったのだ。
インド保健当局関係者はインディアン・エクスプレスに対して「新型コロナは新しい病気だ。集団免疫に基づき、われわれの防疫戦略を変更してはいけない」とし、ワクチン接種と社会的距離の確保など防疫の必要性を強調した。
— ソロ🏝 (@main51) February 4, 2021
集団免疫でもワクチン接種は必要だってさhttps://t.co/5Cub7dJQbA
今では、ワクチン接種と、感染者数の増加との間に相関性があることが判明してきているのだが・・
当時はそのようなワクチンの接種により感染者数が増えるという懸念を唱える専門家は存在していたにせよ、まだまだその声は世界に届いていなかった。
実際には、インドでは1月16日にワクチンの接種が始まったが、ワクチンの接種が進むにつれてコロナの感染者数が急上昇した。
The above graph has been corrected thanks to an observation from @NorumbegaSAA on the start month of Ivermection. https://t.co/UOXakwLwxM
— Miss Conceptions (@MConceptions) April 19, 2021
インドのコロナの感染者数は、ワクチン接種の増加に伴って急増しているだけでない。次のグラフが示すように、感染と接種の軌跡はほぼ一致し、
ワクチン接種の増加と感染者数の増加との間には相関関係があると推察される。
また、インドにおけるワクチンの接種の増加と死者数の増加の関係はもっとわかりやすい。グラフ上、ほぼ両者の推移は一致。
このわかりやすさから、Twitter上で一般のインフルエンサーと言われる人にまで気が付かれるようになってしまったのだ。
この記事の図でもわかるように、インドのコロナ感染者も死者も今年初めまで減っていたが、2月からワクチン接種が始まると激増した。これは偶然だろうか。 https://t.co/29WjIE17g5
— 池田信夫 (@ikedanob) April 26, 2021
さらに、当方は、インド全体だけではなく、インド国内の各州において細かく観察したところ、ワクチンの接種回数が多いところに感染が多く発生する傾向にあると感じていたのだが・・・
左の色が濃いとこがインドでワクチンを接種回数が多い地域。右の色の濃いとこがインドで感染者数の多い地域。
— You (@You3_JP) April 19, 2021
なんとなく相関がありそうと思うのは杞憂か。 pic.twitter.com/u70lXcLJPg
その後、データ分析の専門家ともいえるJ_Satoさんが、インドにおける州別のワクチンの接種率と陽性者増加率との間に明らかな相関があることを見事に突き止めてくれたのだ。
感染爆発中のインド、州別のワクチン接種率と陽性者増加率が相関
— J Sato (@j_sato) May 3, 2021
・感染爆発州はワクチン部分接種率高の州に集中
・ワクチン部分接種率低の州では感染爆発起きていない(ただし、これから変異株伝播して起きそう)
※ワク接種、変異株、感染爆発の前後(因果)関係を間違えないように pic.twitter.com/RW6YynfJwf
勿論、日本だけではなく、海外の人達もインドの感染爆発がワクチンの接種後に発生したことに気が付き、多くの記事にもなっている。
「インドのコロナ死の急増はワクチンと関係があるのか?」
— You (@You3_JP) May 5, 2021
・集団免疫が達成されかけていたのにワクチン接種開始後感染爆発発生
・世界各国でワクチン接種後に感染者激増
・ワクチンが感染拡大、悲惨な結果をもたらした可能性がある
ワクチン接種後の感染爆発を世界の人々が気がつき始めたようだ https://t.co/b58qIc8rDm pic.twitter.com/oVhh1Rv9Ou
記事に記載してあった内容について少し紹介していこう。
インドでは、マハラシュトラ州、カルナータカ州、タミル・ナードゥ州など、ワクチンの接種回数が多かった州では、感染率が非常に高いことが判明した。
また、イスラエル、ジブラルタル、セルビア、ハンガリー等でもワクチンの接種後にコロナの感染者数が爆発した。
Will Jones氏は、英国のデータを分析し、感染者の急増はワクチン接種者に限って起こることを突き止めた。実際、ワクチン接種後の数日間は、ワクチンを接種した人の入院率の方が、ワクチンを接種していない人の入院率よりも高かった。
ワクチン接種後に感染爆発が発生したいろいろな理由が考えらえれる。
例えば、医学雑誌BMJにおいて、Clare Craig博士は、ワクチン接種後にリンパ球や好中球が減少することが確認されており、ワクチン接種後に感染症にかかりやすくなる可能性があると説明している。
また、ワクチンの専門家であるGeert Vanden Bossche氏は、ワクチンの大量接種により、免疫逃避が発生し、無害なウィルスが制御できないモンスターに変異するとWHOに公開書簡を送付し、警告を行った。
彼の理論は批判されたが、インドで変異株が急速に出現し、モンスターに成長したことは、彼の理論によって予測されえたことだったのかもしれない。
やはり、感染が爆発した理由は、ワクチンの接種によって変異株の割合が拡大したことなのだろう。
例えば、テルアビブ大学の最近の研究によれば、ファイザー社のワクチンを接種後の陽性者約400人と、ワクチン未接種の陽性者の同数の人を比較したところ、ワクチンを2回摂取した人が南ア型変異株に感染した感染率は5.4%で、未接種者(0.7%)の8倍に達した。
インドで使用されているワクチンは、主にアストラゼネカ社のCovishieldだが、ファイザー社のワクチンと同様の結果をもたらしている可能性がある。データからは、ワクチンの接種後に変異株の感染が増えている傾向が確認され、もはやこの相関関係、いや、因果関係を否定することはできないだろう。
総括 ワクチン接種後に感染が拡大したものの、恐怖心を煽る有害なデマの中で、実際にワクチン接種後にどの程度の規模の被害があり、深刻な死者が本当に発生しているのかどうかについて確認することは難しい。
インド株の恐ろしさ(笑) https://t.co/lebhcuYmOQ pic.twitter.com/qnKbQVzUZ2
— 字幕大王(杉村) (@jimakudaio) April 28, 2021
インドの人の声
— You (@You3_JP) May 4, 2021
マスクをしていない人はそこらじゅうにゴロゴロいる。マスクをしているのは罰金が嫌でしてるだけだろう
西洋のメディアは恐らく散々な状況だと報道しているのだろうが、それはデタラメだ
店が閉まっているように見えても中に人がいて隠れて営業しているpic.twitter.com/dPrS7L1HLB https://t.co/5uP3Af3CT4
インドに関し、変異株の脅威は報道されているものの、CFR致死率が低下する一方であることはほとんど報道されていないだろう。
インドは騒がれているようだが、感染者が激増し、ウィルスとの共存への道をさらに進んで平常に戻っているんだよね。
— You (@You3_JP) May 4, 2021
CFR致死率は下がる一方で悪いことばかりではない。 https://t.co/TtS8RDc1Ky pic.twitter.com/U5wxkP6KuL
コロナ死とされた中にはコロナとは関係のない死が沢山含まれる。本来であれば、全死因死者数に超過死亡が発生しているかどうかを確認することによって被害の程度を知ることができる。しかしながら、ロックダウンが長く続くと、一般的に免疫力が低下するため、通常よりも多くの人が亡くなることは言うまでもない。また、現在のパンデミック環境では、病院がコロナに注力せざるを得ないため、多くの必要な医療処置が延期され、余分な死者が発生しているのだ。社会環境や経済環境の悪化に伴う絶望感の高まりは、当然のことながら自殺者数の増加につながっている。
結局のところ、コロナ死の全てがコロナに直接起因するわけではないし、コロナを原因として直接亡くなった人の数は報道されているような見かけの数よりもはるかに少ないであろう。
インドでは、感染者が増え、コロナ死とされる数が増えたとしても、人々は、実際にコロナで亡くなる人の数が深刻ではないことを確実に理解しつつある。人々は、ロックダウンやマスクが必要でないことも既に理解している。
インドのMaharadschaという場所でロックダウンに対して激怒した民衆による抗議活動が発生してしまったらしい。 https://t.co/l88MYszxBY pic.twitter.com/qeXsODte1s
— You (@You3_JP) May 4, 2021
詳細不明だが、民衆による反乱が起こっているように見受けられる。
— You (@You3_JP) May 4, 2021
勿論、マスクをしている者は全くいないように見える。日本のメディアはこういうのを報道したらいいんじゃないか?https://t.co/9yWQ2BD2QB pic.twitter.com/AlapcTLte9
ロックダウンしているインドのバンガロールの様子。ロックダウンが発令されていても、人々は既にその命令に従う気はないようだ。
Unbelievable #lockdown in #Bengaluru. Video of KR Market this morning at 945 am. Are your areas too this crowded @WeAreBangalore @_kanakapuraroad @WF_Watcher @BellandurJothge @HennurBlr @IChangeVpura @nBangalorepost @WeAreHSRLayout @BLRrocKS ?? Video: Muthu P pic.twitter.com/bhlsc4FQRO
— anil lulla (@anil_lulla) April 30, 2021
新しいパンデミックの波が到来してもインドの人々はもう気にしていない。多くの人がコロナの恐怖から解放され、元の平常の生活に戻っているのだ。
インドで感染者が増加した理由は変異株で、この変異株は、既感染やワクチンで獲得される免疫を避けるようだけど、リスクは下がってそうだね
— You (@You3_JP) April 13, 2021
いずれにしても、インドの人々は、前回のコロナの波でさえも大きな被害がないことが分かってしまったから、今回の変異株の波がきてもまるで恐怖心は無し https://t.co/anVtx16ZxF pic.twitter.com/CjsPcEWZFI
いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。