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2回接種者は未接種者よりも死にやすい(英国のデータ)


 英国政府が開示するデータによれば、ワクチン未接種者の免疫システムがワクチン接種者の免疫システムよりはるかに優れていることが分かる。コロナのワクチン接種は、自然免疫にダメージを与えている(以下のDaily exposeの記事より)。


 今回は、まず、Daily exposeの記事を読んでみる。

 2022年1月3日から2022年1月30日までのイングランドにおけるワクチン接種状況別のコロナの感染者のデータをみると、感染者に占めるワクチンの3回接種者の割合がずば抜けて高いことが分かる(下図濃赤)。



 下図は、イングランドの18才以上の成人の各年齢層におけるワクチン接種状況別の10万人当たりのコロナ感染率を示している。

 どの年齢層でもワクチン2回接種者の感染率(赤)が高い。3回接種者(黒)も未接種者(黄緑)より感染率が高い。

 この感染率からワクチンの有効性(感染の防御効果)を次のように計算することができる。

ワクチンの有効性=
ワクチン未接種者の感染率ーワクチン接種者の感染率/ワクチン未接種者の感染率

例えば、18才以上80才未満の2回ワクチン接種者の有効性を計算すると、
1846.38-5,226.1/1,846.38 = -183%となる。

イングランドにおける成人全体に対する現実のコロナワクチンの平均有効性は、ー183%である。これがワクチンがイングランドの国民にもたらしたものである。

年齢毎のワクチンの有効性は下の図に示されている。

 この計算で得られる有効性は、実際にはワクチンの指標と考えるよりも、ワクチン未接種者の免疫システムの性能と比較したワクチン接種者の免疫システムの性能の指標と考えるべきである。

 ワクチンは、免疫システムの働きを訓練し、訓練を終えればその役目を終える。もし、ワクチン接種後にコロナウィルスに曝露すれば、感染を防御しようとするのはワクチンではなく、ワクチンで訓練された免疫システムである。

 つまり、当局が「ワクチンの効果は時間とともに衰える」と言っていれば、その本当の意味は、「ワクチン接種者の免疫システムの性能が時間とともに衰える」ということになる。

 免疫システムの性能を計算するためには、ワクチンの有効性を計算するのに使った計算を少し変え、ワクチンの有効性の計算値を接種者の感染率と非接種者の感染率とのうちの大きい方で割る必要がある(ちょっとこの辺は理解しずらいが、Daily exposeの記事の説明による)。

 未接種者の感染率 - 接種例者の感染率 / 未接種例率 と接種者の感染率とのうちの大きい方 = 免疫システムの性能

 例えば、18才以上80才未満の2回ワクチン接種者の免疫システムの性能を計算すると、
1,846.38-5,226.1 / 5,226.1 = -65%となる。

 これは、イングランドでワクチンを2回接種した人のコロナに対する免疫反応がワクチン未接種者と比べて平均して65%低いことを意味する。

年齢毎の免疫システムの性能は以下の図に示されている。


 これは、特定のウィルスや癌などと戦うための免疫システムの性能が、特定のワクチンの2回接種者では35%にまで低下したということである。

 つまり、コロナワクチン接種が自然免疫のシステムにダメージを与えてしまったこと、そして、その一方で、ワクチン未接種者の免疫システムの方が感染予防に優れているということが英国政府のデータから明確になった。

 重篤な病気や死から身を守るという点についても、同じ英国政府のデータによれば、コロナワクチン接種が自然免疫のシステムにダメージを与えてしまった結果、ワクチン未接種者の免疫システムの方が死から守るのにずっと優れていることが分かっている。

 次のグラフは、イングランドの18才以上の各年齢層におけるワクチン接種状況別の10万人当たりのコロナ死亡率である。

 ワクチン2回接種者は、18-29才、40-49才を除く全ての年齢層で10万人当たりの死亡率が最も高い。週を追うごとにワクチン接種者の状況が悪化している傾向があることから、今後数週間でこの2つの年齢層でもワクチン2回接種者の死亡率が高くなることが予想される。

 死亡率に基づいて、ファイザーのワクチン効果計算式を使って、現実のワクチン効果を計算することができる。

 2022年1月3日から1月30日の間にイングランドで実際に行われたコロナワクチンの死亡に対する効果は、80才以上で-110.24%、70-79才で-97%、18才以上の全ての成人の平均で-98.14%と低い。

 これは、ワクチンの2回接種者の死亡に対する免疫システムの性能が悪化しているということを意味する。

 コロナワクチンによって免疫システムはダメージを受け、週を追うごとに悪化している。免疫システムの性能が最も低い年齢層は、最初にワクチンを接種した人たちであり、80代以上で-52.4%、次に70~79歳で-49.2%である。

 なお、30~39才の年齢層では、免疫システムの性能は29%程度になるべきところ、現在、-15.4%になっている。これにはコロナワクチンの接種によるADEの発生等、いくつかの理由が考えられる。

 少し難しい説明だったが、簡単に言えば、英国のデータからは
 「2回接種者は、未接種者よりも死にやすい。」
 という結果になったということだ。

 このことは、同じ英国のデータを用いて、日本の医師にも確認されている。鹿医師は、2回接種者の死亡率が未接種者の最大4.1倍にもなることを計算により突き止めた。



 また、スコットランドでも、2回接種者は未接種者よりも感染しやすく、入院しやすく、死亡しやすいというデータが得られている。


 また、オーストラリアのNSW州のデータからも、同じ傾向が窺える。

総括:

 ワクチンは接種後、コロナの感染防御、コロナ死の防御という意味においては、一定の期間は、一定の効果があるように見えるかもしれない。しかしながら、その一定の期間が経過すれば、その効果はなくなり、いずれはマイナスになってしまう。そして、これは、ワクチンの効果がマイナスになるというよりも、正確には、人体の免疫システムの性能をマイナスにしてしまうということだ。結果として、ありとあらゆる病気にかかりやすくなり、死にやすくなる。

 2回目のワクチン接種の効果は既にマイナスになっていることが分かったが、最近では、3回目の接種の効果も既に怪しくなっている。最近のニュース報道によれば、既に日本でも、3回目のワクチン接種による感染抑制効果が無くなっているようだ。



 デンマークのデータを見ても、やっぱりブースタ接種の感染抑制効果は無い。

https://twitter.com/You3_JP/status/1492756734422646789?s=20&t=d_H5lAuda4hE5aLFNny0tg


 元々、現在接種されているワクチンは、流行しているオミクロン株に対応したものではないし、短期間に効果が薄れてしまうと言うことだ。さらに、欧州の当局が指摘しているように、ワクチンのブースタ接種を頻繁に行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがある。


 イスラエルでは、成人の9割がワクチンを2回接種し、8割がブースタを接種した。そして、4回目のワクチン接種を開始している。
 その結果、感染者も死者数も急上昇している。


 イスラエルのイチロフ病院のコロナ病棟の院長であるYaakov Jeris教授によれば、重症患者の80%がワクチンを3回以上接種している。

 Yaakov Jeris教授は、ワクチンが病気の重症度を決定する上で重要ではないと述べている。


 イスラエルの現場の病院によれば、感染者も、入院者も、重症者も、死者も、大部分がワクチン接種者なのだ。

 つまり、先にワクチンのブースタ接種を開始したイスラエルでは、ワクチンの効果が薄れるのも早く、その感染抑制効果だけでなく、入院抑制効果、重症化抑制効果も失われつつあるということだ。

 イギリスのデータでは、2回接種者は、未接種者よりも感染しやすく、入院しやすく、死にやすくなっていることが分かったが、イスラエルでは、既に、免疫システムがダメージを受けた結果、3回接種者でも、未接種者よりも感染しやすく、入院しやすく、死にやすくなっている可能性がある。

 日本でもやがては同じ傾向になっていくだろう。


 今回は、少し物足りない話になってしまったが、最後に、最近コロナに感染したので、そのときの様子を話しておこう。多くの人が既にかかっているだろうし、あまり参考にならないかもしれない。

 どうやら1月の終わり頃にコロナに感染した模様だ。38度程度の熱が2,3日続いたので、NHSの抗原検査キットというものを試してみた。このキットは、よく出回っているものだろう。


CとTの両方に線が付いていれば陽性とのことだ。しっかり陽性。コロナ検査キットの精度にかなり疑問はあるものの、熱が出ていたし、流行時期であったので、間違いはないだろう。


 症状としては、熱が出たので、持病(?)の軽い神経痛(耳などがピリピリ痛む)があった。自分に熱が出るときはよく神経痛を発症するのでこれは仕方がない。勿論、病院にも行っておらず、余っていたカロナール等の解熱鎮痛剤を飲んで2日ほど大人しくしていたら、微熱が下がり、回復した。

 感想としては、コロナは、今までに何度も経験したことのある普通の風邪だった。検査しなければコロナだとは分からない。悪化する人もいるかもしれないが、重い持病を持っていない普段普通に生活している人は、酷いことにはならない。このコロナで重症化して亡くなってしまうような人は、どのような風邪にかかっても亡くなってしまうだろう。

 結局、少なくとも、普通の、いや不健康な生活をしている50代の男性にとっても、ワクチンを接種していなくても、コロナにかかっても何も問題はなかった。今までの風邪と一緒。勿論、後遺症などというものはない。まあ、この程度の風邪でよくも2年もパニックを続け、マスクの着用を続けているものだ。

 世の中では、ワクチンを打って半数以上の人が38度を超える熱を発症するというではないか。なんとも馬鹿らしい。

https://www.asahi.com/articles/ASP8K5DPPP8DULBJ01L.html


 これならば、ワクチンを打たないでコロナに感染した方がいい。これが自分の体験談。

 コロナに感染しても気が付かなかったり、自分のように感染しても保健所に報告していない人が大多数だろう。コロナに感染することよりも、コロナに感染して白い眼で見られることの方が嫌だと言う人が多い。そのような人はコロナ検査もしない。つまり、公式の感染者数の数十倍の人が実際に感染していると思われる。コロナの致死率は、見掛け上の致死率の数十分の1ということだ。

 外に出て自分以外にマスクをしていない人を見たことがないので、自分の場合は、マスクをしている人からコロナは自分に移ったと推察される。マスクは役に立たないし、どのような感染対策も役に立っていない。

 コロナは誰でもかかる風邪だ。そして、不謹慎かもしれないが、自分がかかったとき、この程度のものは、別に移し合ってもいいだろうと思った。つまり、人に移してはいけないとかを全く考えなくてよいものだった。風邪にかかることを避けることはできないし、風邪にかかることは悪いことではない。そして、風邪が他の人に移ってしまうことも仕方のないことだ。誰が風邪を移しただのと責め合ったり、犯人を捜したりするべきものではない。

 例えば、小さな子供は、本来は、外で遊んで風邪をひいて帰って来ることが多いものだ。小さな子供がいる家庭では、家族全員風邪にかかりやすくなることは分かるだろう。それを防ぐのは無理だ。中には、そのことで死ぬ老人がいるかもしれないけど、それは仕方ない。風邪にかかって死ぬなら、そこまでの寿命だったということだ。それが昔からの考え方だった。風邪にかかってはいけないなどという馬鹿な考え方はもう止めなければならない。


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いつも読んでいただき、ありがとうございます。なんとか続けていければと思っています。