超常現象!? 日本の各地で起こっているナゾの現象を解明!
世界でも有数の透明度を誇る、鹿児島県奄美大島の海で不思議な現象が発見された。海底30mにミステリーサークルのような不可思議な模様。この精巧に描かれた不可思議な模様は人間がなせ
誰もいない道に不気味な声が...
華丸が今回紹介するのは『なまはげの地、秋田県男鹿半島誰もいない道に響く不気味な声』。ということで、東北・青森が生んだアイドル・王林が、その現象が起こっている現場へ!
街の人に聞き込みをしてみると、「何もないところから声が聞こえる」「誰もいないのに男の人の話し声」「女性の声がしょっちゅう!」などの証言を得た王林。そして、彼女自身も不思議な声を耳にする。笑い声や祭囃子、そして中国語・英語を話す声......。
超常現象や霊の存在を信じているという王林は、この不思議な現象を目の当たりにして「私の中では霊とかじゃなくて妖精的な感じ。"小さいおじさん"みたいに、小っちゃい妖精がいるんだと思います」と、ピュアな眼差しで言う。
一方スタジオでは、滝川クリステルが「自然現象だと思います。葉っぱが擦れ合う音とか......」。山下健二郎は「釣り人が忘れていったラジオじゃないかな」と予想。
そこで、電子工学のスペシャリスト・秋田県立大学の知能メカトロニクス学科・小谷光司教授に解析してもらった。「謎の声の正体は、ラジオ局の電波塔です。電波塔から出た電波がガードレールで捉えられ、震わせて音になっているのです」と、小谷教授。
そう、この辺りのガードレールは非常に長く広い範囲で作られているため電波を受けやすいのだ。さらに、電波塔とガードレールの距離も約300メートルと近く、周りに電波を遮るものが何もないこともこの現象を引き起こしやすいらしい。田舎道に響く謎の声は、のどかな環境が原因で起こっていた!
熊野古道で起きた首切り事件
そして、大吉が紹介するのはこちら。『超常現象⁈ 熊野古道で起きた石像首切り事件!』。和歌山県紀伊山地に広がる世界遺産・熊野古道。パワースポットしても知られているこの場所で、石像の首が切られるという事件が起きたらしい。
2013年2月、和歌山県田辺市の「牛馬童子像(ぎゅうばどうじぞう)」の首がもぎ取られたという場所を案内してくれたのは、道の駅「熊野古道中辺路」の店長・森昌子さん。そこには、高さ50センチほどの小さな石像が。突然切れた石像の首は、スパっとした綺麗な切り口で、あるはずの石の紛が落ちていなかったという。そして、石像の首が切れたのは2度目で、12年前の2008年にも1度首が切り取られる事件が起こっていたことも教えてくれた。その時の切り口は、粗く叩き割った形跡があるため誰かに持ち去られたと判明しているが......。
文化財に詳しい、田辺市の歴史民俗資料館の館長・中川貴さんから「今の牛馬童子像は、1度目の事件が起きた後に同じような石を使って摸刻をして、無くなったところに接合したレプリカになります」という証言が得られた。するとここに、事件を解明する重要なヒントが隠されていたのだ!
物理学のスペシャリスト・東京理科大学理学部の川村康文教授は「実はこの現象、小学生で習う科学のレベルで、実は雨水が正体なんです。雨水が隙間に浸透していって『凍結膨張』を起こしたということが原因だと考えられます」とに解析する。水は氷になると、体積が膨張する性質がある。このことを「凍結膨張」といい、この性質が石像の首を突然切り落としたのだ。「1度目、石像は人によって切られてレプリカの頭部をつけたとのこと。ですから、頭部と体をつけた隙間に染み込だ水が凍って凍結膨張を起こして割れたということですね」と、川村教授。
とはいえ、水が凍る力だけで石像が割れるなんてにわかに信じがたい。そこで、建設会社の研究施設で実験をしてみることに。協力してくれたのは、戸田建設筑波技術研究所。価値創造推進室のサブマネージャー・石丸達朗さんは、墓石などに使われる御影石は非常に硬い石でハンマーで叩いてもビクともしないが、凍結膨張の力で真っ二つになるという。
実験開始! 水を凍らせる筒状の装置を御影石の中に入れ、周りをセメントで固めて隙間を埋め、液体窒素を送って筒の中の水を凍らせる。すると、水が凍ることで膨らんだ筒の圧力で石が真っ二つに割れた! ということは、熊野古道の石像にもこの凍結膨張が起こっていても不思議ではない。
上記より引用
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