見出し画像

遺言にとらわれた男の物語

執着心の強い人は、美しい。



そんなことすら言ってみたくなるほどの人と、
最近は一緒に仕事をしています。


経堂で司法書士をやっている高橋朋宏さん。
一見、ものすごく真面目そうに見えるこの方。

またの名を「遺言伝道師はしトモ」として活動しているのです。


司法書士という職業柄、”ゆいごん書”に関わることが多く、
ある時、自分でも書いてみたところ、
人生が大きく変わったことをきっかけに、
その魅力に取り憑かれ、日本全国に広めるべく、
「一億総遺言書計画」という壮大なプロジェクトをはじめてしまいました。


はしトモさん曰く、

遺言書を「重要な書類」としてではなく、「人生最後のラブレター」として”魅力”を伝えたい

https://kotodama-school.jp/

とのこと。


この数ヶ月、かなり近くにいましたが、
この気持ち、この情熱は本物だと感じました。

常にゆいごんのことを考えている。


そんなはしトモさんを見て、
「この人、、、ゆいごんへの執着心、、、すごい、、、!!!」
と思っていました。

24時間、anytime, anywhere、ゆいごん書。
それが誇張でないのです。


まさに偏執狂。
遺言パラノイド。
そんな男の歌が、出来てしまいました。


なんでもない日常。
通勤の道々で見る景色、人々。
何を見ても、「この人、ゆいごん書いてんのかな?」
そう考えてしまう男の物語。


この 異常さ 情熱は、本物で近くにいる人たちにも、
「あぁ、ゆいごんって大切なんだな。素晴らしいんだな」
と次第に思わせてくる力があるのです。


そんな僕ももちろん、
見事に感化されて、奥さんとも死後のことやゆいごんについて話すようになりました。


自分の死を考えること。
自分が死んだ後の、家族のことを考えること。
それをすると、
不思議と生に活気が宿る気がするんです。


昔、世界的ベストセラーの啓発本の一節に、
「自分の葬式を想像してみましょう」
というものがあり、
それをやってみた時も、
少し、自分の人生観が変わった気がしたのですが、

結婚し、家族がいる状況で、
より具体的な遺言書というものを書いてみると、
「いつか来る死」と同時に「今ある生」についても考えることになったのです。



人生、いつ何があるかわからない。
というのは、もはや使い古された言葉ですが、
それでも、やはり人というのは、
死というものを遠いものと考えがちです。

「遺言書?まぁ自分はまだ30代、40代で、死とは程遠いから関係ないや」

そんな人が多いですし、
それは当然のことだと思います。


しかし、この、遺言に取り憑かれたはしトモさんと過ごしていると、
「ご年配の方だけのものじゃねぇな、こりゃ!」
とすごく思うようになりました。


いきなりガチのゆいごん書は、書かなくても(まぁ百歩譲って)いい。
でも、興味だけは持ってもらいたい。
いずれ、その興味が行動へと変わり、
あなたが書いた遺言は、きっと家族を喜ばせるから。
(そして、悲しませずに済むから)


この曲の配信がスタートして、100回くらい自分で聞いているのだけど、
ひとつだけ後悔があることに気づいてしまった。

普通に、めちゃくちゃいい曲なのである。
はしトモさんのクレイジーさを、もっともっと伝えないといけないのに、
ちょっといい曲を作りすぎてしまった。
困った。

次は、もっとイかれた曲を作って、
ゆいごん伝道に貢献しなければ・・・!!!




<宣伝>
ゆいごん書の「大切さ」と「魅力」、そして「書き方」を教えてくれる、
ゆいごん入門的なワークショップもやってますので、
ぜひ参加してみてください!!



読んでみて少しでも「いいな」とか「会ってみたいな」と思ったらぜひ会いに来てください!!