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振り子運動を意識して、往復する


今朝、ボイスメディアのVoicyから、いまの自分にマッチする貴重な話が聴けました。きっとみなさんのヒントにもなるものです。

毎日が楽しくなる営業力のヒント

聴いていたのは高橋浩一さんの「毎日が楽しくなる営業力のヒント」というチャンネルです。仕事が営業じゃなくても、ビジネスパーソンのみならず、一介の主婦にも、いつも役立つお話が聴けます。今日(2/27)の放送分がこちら。

自分を貫くか、人に合わせるかの問題について」というタイトルで、書籍『笑い神 M-1、その純情と狂気』からのシェアと、高橋さん自身の経験を重ねての持論へと続くものでした。お時間なければチャプター3だけでも。

高橋浩一さんは、以前あるプロジェクトに参加した際、その主宰者のお一人でお世話になりました。彼を尊敬できるのは、にじみ出る誠実さにプラスして、並々ならぬ努力と継続力を持ち合わせているところです。

振り子運動を往復する

<今日のVoicy 勝手要約>
自分を貫くのか、人に合わせるかの境界線は非常に難しい。お笑いの世界は、自分が面白いと思うだけではウケないし、マーケットに合わせることが重要。「笑い神」の本では、芸人がそこに直面し、苦労し、ドラマが起こる様子が語られる。お笑いも仕事と考えれば、自分の方を向くか、お客さんの方を向くかが、ある意味分岐点となる。

私はこの自分か相手かを、大きな振り子運動のようなものだと思っている。
やりたいことをやろうと独立起業したけど、気づけば受け仕事ばかりになり、では自分のやりたいことの活動ばかりになれば、立ち行かなくなる。自分とクライアントワークとを往復し、葛藤し、もがいていると、新たな可能性やお客様のニーズに気づくこともあった。

現状でもこの構図を感じているが、これまでの振り子運動の経験で、自分の意見や主張を出せるバランス感がつかめてきている。一方に振り過ぎると、大きな揺り戻しが来ることもある。ただ振り子運動の経験があると、ここら辺までは自分の意見や主張を出せるな、というバランスが体感でつかめてくる。その振り子運動が自分なりにしっくりきてるかどうかが大切だ。

自分のやりたいことができていないと感じるとき、振り子運動をバランスするという感覚をはじめから持っていたら、モヤモヤしないのではないかと思う。

うまいまとめではありませんが、深く頷くとともに、自身を俯瞰するきっかけをいただけました。

大きな振り子運動の先に

これを聴いてわたしがドキリとしたのは、現状の自分が片方に振れ過ぎている状態だと、気づかされたことでした。もちろん「自分の方を向いている」側に。

客観視してみると、ひょっとしたら、振り子運動というより、このニュートンのゆりかごかもしれません。

ここ数年、仕事に関してはやりたくないことはやらないフェーズで、4コ分くらいは自分側に持ってかれてる状態です。これが動き出すと、反動が4コ分逆側に振れる可能性が……ありますね!

今まさに、開業にあたりお客様の方を向いて、準備を始めようというところです。相手のニーズをとらえて、必要とされる業務を提供したいと考えていますが、それが最初から100%自分のやりたいことであるはずはありません。

うまくいかないことも、妥協も出てきて、意図しなくても大きく振られて葛藤するでしょう。そこをバランスして倒れない覚悟が必要です。

ただ、振れたら必ず戻ると考えれば、何事も経験として糧にできるな、とも思えそうです。振り子の振れ幅は、落ち着いていくのもので、究極的には心の落ち着いた、穏やかな状態を目指したいです。

今日はなんだか言い当てられた!という感覚があり、取り入れたい心がまえや考え方をゲットできて、とてもラッキーでした。

一人事業には営業力も必須ですし、これからも聴かせていただきます。

高橋さん、最近書店をはじめられたということで、かなり気になっていますし、最新のご著書は『東大の話し方』です。やっぱりそうだったのか!


最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。