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いつやるの? 今でしょ!〜銀行口座の断捨離

表題の件、「わたし、銀行口座を断捨離しなきゃ」となってから長いのですが、ひとつ動いたことがありました。
断捨離の必要性を感じた理由はいくつもありますが、最近とくに感じたものをあげてみます。

きっかけ1:そもそも多すぎました

わたし、数えてみたら銀行口座を8つ持ってました。うん十年も生きてると、増えちゃいますよね? ……はい、多い自覚はあります。

じつは以前も断捨離に動いたことはありました。そのときは、銀行2つ、カード2つくらいは倒した気がします。次のターゲット口座を決めて、To Doリストには入っていたのですが、塩漬け状態となっていました。
それはコロナのせい、ご来店をお控えくださいって言われてましたから。とはいえ、もう大丈夫そうですよね。

きっかけ2:相続の勉強をしていたら

行政書士実務の勉強を進めているなかで、相続手続きのときに銀行口座はとても重要かつ厄介であることを、ひしひしと感じました。

被相続人が死亡すると、銀行口座は基本的に凍結されてしまいます。そうなると、そこからお金を下ろすのはとてもたいへん。残高確認をするだけでも、必要書類をぜんぶ揃えて持参しなければなりません。口座がいっぱいあったら、それだけ手間ですよね。

また、口座の存在を家族や相続人がそもそも知らなければ、相続遺産の確定ができなくなってしまいます。これも注意しなくてはなりません。

後々のことを考えても、厳選してスリム化しておいた方がいいに決まっています。

きっかけ3:マネーフォワードMEが…

口座の管理には、マネーフォワードMEのアプリとWebサービスを使わせてもらっています。銀行口座、証券口座、カード情報、電子マネーなど、資産に紐づく金融機関と連携して一元化ができる、超便利アプリです。

昨年の秋、マネーフォワードさんから、こんな発表がありました。

無料会員の金融関連サービス連携上限数の変更について
本サービスは、この度、無料会員さまの金融関連サービス連携上限数を2022年12月7日(水)に10件から4件に変更させていただくことを発表しました。

連携できる金融機関が、10件から4件に!? 

クレジットカードや証券会社など、10件でもぜんぜん足りてませんでしたが、主要なものだけ登録してやりくりしてました。

とりあえず、事前に10件から4件に減らしたのですが、この作業をしながら、やっぱり多いなぁ、と実感したのでした。

マネーフォワードさんも苦渋の決断だったかもしれませんが、おっしゃりたいことはよーくわかりました。

「お金の見える化」よりさらに一歩先にある「お金にまつわる改善アクション」、そして「お金の課題解決」へ繋げていけるようサポートし、最終的にはユーザーの皆さまが「お金にまつわる不安」から解放されるような体験を届けていきたいと考える様になりました。

ほんとそれ。「お金の見える化」だけで満足してしまっていた自分は、確かにいました。「お金にまつわる改善アクション」につなげるため、という趣旨に賛同いたします。

(ここで白状すると「マネーフォワード for みずほ」も併せて使っていて、両方を使い分けていました。みずほ銀行の付帯サービスです。さらに朗報。「for みずほ」は今のところ10件のままで使えます。もしみずほの口座を断舎離しても、「for 住信SBI銀行」もあるので安心です。)

キャッシカードがない

そんなこんなで、とある銀行さんの口座を今度こそ解約するぞ、と意気込んで手続きを調べたところ、「通帳、届出印、キャッシカード、身分証明書」を支店に持参するとのことでした。

ところが、キャッシュカードが見つかりません。なんとなく絵柄は覚えているんですけど、結局一度もATMで使ったことないカードだった気がします。

キャッシュカードの利用停止手続きが、電話のみで無事できたので、あとは店舗に行くだけです。それが一番面倒なんですけどね。

あっけないし感慨もない

支店へ行くのに、空いているだろう時間帯を狙ったら、ほんとに空いてました。なのに、解約の申請書を書いて出してから、30分もかかりました。いったいなんの作業なのでしょうか。

終わってみればあっけないものでした。
会社員時代に、故あって営業さんを通じて作った銀行口座で、一時期はそれなりにお付き合いしていた銀行でした。でも、若い行員さんからは、手続き以上のことは一言もありませんでした。そりゃ、そうか。

後腐れなくてよし! わざわざ足を運んだからでしょうか、けっこう気分もスッキリすることが分かりました。

これは断捨離を続けられそうな予感……。

もう1口座、行っとく?

腰を上げればなんとかなる勢いで、メガバンクのひとつも解約しようと思い
ネットで調べると、インターネットでのお手続きもできると書いてあるじゃないですか。

システム障害で世間を騒がせた銀行さん、解約する際のオペレーションも改善したのかもしれない、と思ったら……。

条件のひとつに「残高が0円であること」とありました。
1円単位はそのへんのATMでは下ろせず、結局支店に行かねばならないよう。

ほかに、ネットバンキングで他行へ振り込む方法が考えられますが、M銀行は他行への振込手数料が必ずかかる銀行です。
わたし、そのムダが嫌だから、解約したいのに……。

他行宛振込み手数料は、3万円以上で320円、3万円未満で150円です。
とりあえず残高が3万円以上あったので、せめて150円の手切れ金で済ませようと、さきほど現金を下ろしに出かけました。

チーン…。金曜日の17時40分。M銀行だけ長蛇の列。

まさかの、18時過ぎたら手数料かかるトラップを避けたい人がこんなに。
銀行ATMなんてもうめっきり使わなくなったので気が付きませんでした。
現金さえ下ろせず、解約はまたお預けとなりました。

150円をケチるのか、と思われるかもしれませんが、ここまでくるとそういう話ではないのです。プライドの問題です。(なにが?)

口座の断捨離は、当分終わりそうもありません。

……とはいえ!お金にまつわる改善アクションは、日々つづける所存です。

最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。