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#60 油揚げ大好き

 タイトルで本記事の全容が明るみになってしまったというか、もう全部語り尽くしちゃった感があるけれど、改めて言う。油揚げが好きだ。
 どれぐらい好きかというと「もう肉なんて要らねえ」ってぐらい好き。

 最近、いろいろな場面で『大豆ミート』や『代替肉』というワードを見聞きする。それらを目にする度、四椛は「油揚げで良くないですか」と思う。まあ、良くないから大豆ミートが誕生し、より上質な代替肉の開発が進められているんだろうけども。「肉がなければ油揚げを食べれば良いじゃない」スピリットは、ミンチ肉ふう大豆ミートを目の前にしても全く揺るがないのであった。

 だって、油揚げ美味しいじゃん。
 煮てよし、焼いてよし、炒めてよし。和風は勿論、中華風や洋風の味付けもいける。
 個人的にはトースターで焼いて醤油を垂らして七味をかける簡単レシピより、めんつゆで煮て卵綴じにする方が好きだけども。この卵綴じに薄切り玉葱を入れてごらんなさいよ。油揚げと一緒に煮て、卵で綴じてご飯に盛ってみなさいよ。カツ丼と遜色ないから(※個人の感想です)。騙されたと思って。

 稲荷鮨も最高。四椛は断然、関西風が好きです。
 薄口のお揚げに具だくさんご飯を沢山詰めて欲しい派。自分で作るときは『ちらし寿司のもと』で手抜きするけど、そこに擂り胡麻をたっぷり入れるのが好き。あと、完成品には紅生姜を添えて欲しい。知人は誰ひとり共感してくれない上に「紅生姜はご飯に混ぜるんじゃないの?」って首を傾げられるんだけど、紅生姜は「唐揚げについてくるレモン」と同じポジションなので(※個人の見解です)。

 どん兵衛は『赤いきつね』一択。お店で温かいうどんやそばを注文する際は、基本「きつね」しか頼まない。居酒屋で「とりあえずビール」って注文するのに酷似している。「ビールがない飲み屋はないだろ」という感覚で。「きつね(うどん・そば)がない店はないだろ」
 まあ、居酒屋へ行ってもビールは頼まないんですけどね。メニューを確認せずにウーロンハイを注文する奴です。ファーストフード店でも、ほぼ100%ウーロン茶を選ぶ。これもまた「ウーロンハイ(ウーロン茶)がない店はないだろ」

 油揚げだったら何でも良いのか、と誤解されがちだけど、実際はそうでもない。
 稲荷鮨は薄いお揚げさんが良いが、それ以外では肉厚の方が良い。身(?)が、ぎゅっとして食べ応えのあるやつ。
 一袋に5枚ぐらい入ってる“お徳用”みたいなのは不可。あれはね、お味噌汁に入ってるぶんには良いんだけどね。煮物や炒め物には全然向いてない。お高い油揚げでも、すかすかフワフワは良くない。ぎゅっとしてない薄いやつも不可。なので意外と『松山あげ』が苦手だったりする。美味しいんだけど「コレジャナイ」感が凄い(※個人の感想です)。

 四椛の推し油揚げは、マック食品の『肉厚手揚げ風油揚げ』です。
 栃尾油揚げも美味しいけど、食べ応えとコスパの良さが圧倒的。野菜炒めやゴーヤチャンプルを作るとき、豚肉の代用で是非使って欲しい。「もうこれ肉じゃん」「肉要らないじゃん」ってなるから(※個人の感想です)。騙されたと思って。

 余談ですが記事タイトル、最初は『大豆ミートなんて要らない、油揚げで充分な話』でした。まあ、記事の内容的に間違っちゃないというか、その通りなんだけど。大豆ミート未経験なやつが「不要」とか言っちゃ駄目だろと思い直したので。こんな感じになりました。
 本記事はステマでなければ、四椛と狐に何らかの関係があるわけでもありません。こん。

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