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当時5歳の娘の涙のわけ

下の娘が5歳の頃、私のトラウマになった小さい頃の出来事に似たハプニングがありました。

私の膝の上で下の娘が上の娘とふざけて、抱きついたりくすぐったり…

そしたら下の娘のヒジが私のメガネにぶつかって、私の鼻が痛タタタとなりました(>ω<)

それを見て上の娘が『ママが痛がってるから、痛いの痛いの飛んで行けして。ごめんね。よしよし。ってしなさい。』って。

上の娘の対応を見て笑ってしまい。いい子に育ったなと思いながら、私は小さい頃のことを思い出していました。

🍀

その日寝る前に下の娘にその時の話をしてみました。

『ママも小さい頃さっきと似たようなことがあってね。ばあばに甘えたくて近づいたら、メガネにぶつけちゃって、その時ママはばあばに、痛いじゃないのよ!何してるの!って思いっきり何度も叩かれたの。』って話したら、下の娘が急に泣き出しました。

なんで泣いたのか分からなくて『どうしたの?怖かった?何か思い出した?』とか色々聞いたけど、泣いて泣いて落ち着かなくなっていくから、抱きしめて、落ち着くのを待ってみました。

涙と鼻水でぐしょぐしょになる娘をティッシュで拭きながらおさまってきたので聞いてみました。

『なんで泣いたの?』

娘は小さな声で「ママが可哀想」

私はびっくりしながら娘の心の優しさに涙が出ました。

まだ5歳なのに感受性豊かなんだなぁ〜と驚いたけど、ずっと引きずっていた小さい時の私の心の傷も癒された感じがしました。

小さい時の私の
ぶつかって申し訳ない気持ち
甘えられなかった寂しさ
怒られた怖さ
その後もずっと引きずって怖がって顔色をうかがって…
この気持ちは誰にも理解されないって孤独になって。

そんな小さい時の傷を色んなセラピーを受けて癒したりしたこともありました。

それでも何度も思い出す出来事だったけど、娘の涙でほっこりするエピソードに変わりました。

どこかで自分の気持ちを分かってもらいたいって気持ちが残っていたのかな。

それを娘に気付かされて、癒してもらいました。

娘の涙のわけは、私のことを想う優しさでした。

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