適当だけどそれなりに見えるグッズの写真撮影術【ミニキャンバスアート】
うーん、グッズの写真って難しいな〜
特に光が当たってキレイに見えないんだよ〜
自分の影も入っちゃうし〜
そんなときのために!
特に大掛かりな道具を使わずに「それっぽく写真撮影する方法」を紹介します。
今回、ミニキャンバスアートを撮ってみました。
※最終的にはこうなります。
ちなみに私はプロのカメラマンではありません。
しかしwebライターを数年していると、写真撮影とライティングをセットで依頼されることがたまにあります。
高い道具を買うのも嫌だし、セットを作る部屋もない。
試行錯誤した結果、メルカリの商品ページに載せる写真であれば結構キレイでは?と今は自画自賛してます。
もしも参考になれば幸いです。
ポイント①窓からの光を使う
この日の撮影場所です。
ここで7.5cm四方のキャンバスアートの撮影をします。
時間は午前9時、薄曇り。照明はLEDのが5コついています。
写真で見ると(窓側から撮影)
机の上に1つスポット照明があり、他には小さなLED照明があります。
「ちょっと暗いからテーブルの上部にあるスポット照明をつけよ!」
そうやって撮った写真がこちら。
ライトがダイニングテーブルの真上にあり、その反射した光が白く写っています。
キャンバスの素材も光の反射と影が強めで、少し図柄が見えにくくなってしまいました。
「とりあえずライトを消すか」
すぐ上のライトを消しただけで、落ち着いた印象になったと思いませんか?
afterで使っている光は「窓からの光(曇り)」「部屋の全体を照らす照明」だけです。
これだと自分の影も入りにくいのでオススメです。
※直射日光だと光が強すぎるので、時間を変えることをおすすめします。
ポイント②斜めの台に乗せる
とはいえ上から撮ると自分の影が入りやすくストレスです。
そんなときは斜めの台にのせましょう。
例えばお盆とウェットティッシュケース。
ウェットティッシュケースにお盆をのせて
こうやって作品をのせると撮影しやすくなります。
この写真は上部のスポット照明がつけっぱなしなのですが、直接光が当たるよりは穏やかな印象ではないかと思います。
ポイント③背景は無地
背景がポイントになることもありますが、まずは商品が引き立つ無地で練習するのがオススメです。
「あしらい」で小物とか置いておしゃれにしたいのですが、なかなか難しいのでまずシンプルに。
例えばお盆の上に100均で買ったA4のくすみカラーの画用紙を置いて撮ります。
(10枚セットくらいで売ってます)
大きな商品だと、画用紙を組み合わせるか、布などを利用するアイデアもあります。
広い範囲を撮って、あとでトリミングすればOKです。
近寄りすぎると自分の影も入るので、遠くから撮って、あとでトリミング!
今のスマホカメラは精度がいいので、拡大しても小さな画面で見る分にはキレイに見えます。
私はiPhoneを使ってて、デフォルトの写真の編集を使ってます。
編集のポイントは3つです。
四角の商品は水平に(角度を微調整する)
白飛びしない程度に明るく
スクエアにトリミングする(任意)
完成がこちらです。
写真を売り物として納品するのであれば、右の方の微妙な影が気になるのですが(天井のLEDの影です)、個人のショップの商品画像ならこのくらいでも十分キレイでは?と思います。
ちょっとした工夫で商品の見栄えは変わります!
ぜひお試しください。
【おまけ】
左が上部からのスポット照明あり、右がスポット照明なしです。
左もキャンバスの質感が出て、これもアリかな〜と思います。(右はマットな感じになりすぎるので)
あと例えば夜にしか撮影できないときなども悩みますね…
わが家だとリビングは暖色の照明で、少しオレンジになりイマイチなときもあります。
洗面所の照明が白くて、夜でもわりとキレイに撮れるので洗濯機の上で撮ったり…
ご自宅のいろんな場所で試してみるのもオススメです。
こちらも今回と同じ部屋のリビングスペースで、テレビ台に置いて撮影しました。
背景にA3の赤の画用紙と下に黒の画用紙を置いて、ササッと撮影した記憶があります。
あとはいろんな商品の写真を見ると参考になったり…
私が好きなのは「北欧、暮らしの道具店」の写真です。メルカリや楽天も写真をよく参考にします。
写真の撮り方で印象は変わることを写真をまじえて説明してみました。もしも参考になる部分があれば嬉しいです!
よければショップもぜひご覧ください〜
ここまでお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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